飼い猫を殺してしまいました
ずっと胸にひっかかっていることを相談させてください。
今年の3月飼い猫が心臓病で亡くなりしました。まだ3歳でした。
心臓病と診断されてから、月に2度病院で診てもらい毎日朝晩と薬を飲ませる生活を送っていました。
しばらくは安定していたのですが、今年の3月突然呼吸困難になり入院することになりました。
入院4日目には回復し退院できるまでになったのですが、家に戻ってきた途端具合が悪くなり次の日にまた入院となりました。
それからは具合が悪くなる一方で、いつ亡くなってもおかしくない状況でした。
回復の見込みが無ければ家に連れて帰って家族と看取りたいと病院の先生に伝え、私の意志で連れて帰りました。
家に帰ってきてからは、ご飯も食べず水も飲まずで可哀想でしたがスポイトで無理矢理水や薬を飲ませました。苦しそうな顔が今でも忘れられません。
時間が経つにつれ息ができない辛さからか、のたうち回って大きな声で鳴いてました。
そんな姿を見ているのが、辛くて、早く楽にしてあげたくて、私はもがいている猫の首に手をかけ殺してしまいました。
猫は必死で生きようとしていたのに、信頼していた私に殺されてしまったのです。
自分で手にかけておいておかしな話ですが、私はその子を本当に愛していました。特別な存在で大事な家族でした。
私が諦めなければ元気になっていたかもしれない、病院から連れて帰らなければ回復したかもしれない、病院で最期を迎えていれば辛い思いはしなかったかもしれない。そんな後悔がずっと頭から離れません。
今私のできることは、毎日その子の仏壇に手を合わせて謝ることくらいです。私は許して貰えるでしょうか。
また、子供の頃から猫を飼っていたので猫の居ない生活は数十年ぶりです。何か物足りなくて、またご縁があったら猫と一緒に生活したいと思ってしまいました。私に猫と暮らす資格はあるのでしょうか。
大変長くなりましたが、助言をいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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その子とのご縁をこれからも
拝読させて頂きました。
あなたの悲しみや辛いお気持ち、さみしさや深い後悔のお気持ちを読ませて頂きました。あなたのその思いの全てはわからないですけれども、あなたの思いを心よりお察しします。
その子が仏様に救われて心から安らかになります様にと心を込めてお祈り申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その子は仏様がお導きなさって下さいます、観音様や菩薩様やあなたのご先祖様方がその子を優しくお迎えなさって下さいます。その子は仏様の浄土にてご先祖様方にも受け入れられて慈しまれながら心から穏やかに安らかになっていくでしょう、一切の迷いや痛みや苦しみからも救われて心から豊かにご成仏なさっていかれます。そしてその子は仏様のもとご先祖様方と一緒にこれからもずっとあなたや皆様を優しく見守り続けて下さいます。
その子とあなたや皆様とのご縁はこれからもずっと続いていくのです。
その子はあなたや皆様とのご縁に恵まれて皆様と一緒に毎日を心から仲良く幸せに生きたのです、皆様と愛し合い慈しみ合いながらかけがえのない時間を一緒に生き抜いていかれたのです。そして与えられた天寿を全うなさっていかれたのです。その子はきっとあなたや皆様と一緒に生きたことを心から喜び今も感謝なさっているでしょう。
あなたの悲しみやさみしさや後悔は尽きることないでしょう。どうかその子が心から安らかになります様にと心を込めてお祈りなさって下さい。そしてあなたのその子への思いを全て心からその子に伝えてあげて下さい。あなたのその思いは必ずその子に届き、その子はあなたの思いを受け止めて下さり、あなたの心に寄り添いなぐさめて下さるでしょう。あなたはこれからもずっとその子とのご縁の中で生きていくのです。
そしていつの日かあなたも皆様もその与えられた天寿を全うなさっていく時が来ます。その時にも必ず仏様がお導きなさって下さいます、そしてその子はご先祖様方を連れて優しくお迎えなさって下さいます。そして再会なさり喜び合い分かち合うことでしょう。
あなたがこれからもずっとその子とのご縁を大切になさりながら、そしてこれからも出会う子達とのご縁を大切になさりながら皆様と一緒に心から豊かに幸せに生き抜いていかれます様にと切にその子に祈っています。
その子はいつもあなたを見守り続けていますからね。
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様
ご返答ありがとうございます。過ちを犯してしまった私に温かい言葉をくださり涙が出ました。また、私の気持ちを察して理解してくださったこと本当に嬉しく思いました。
いただいた言葉のとおり、亡くなった子に私の気持ちを全て伝え安らかに眠れるように祈り続けます。まだ気持ちの整理がつくのに時間はかかりそうですが、心が少し楽になりました。前を向いて歩いていけるように精進します。この度はありがとうございました。