人生の後悔と未来への不安
たびたびお世話になっております。
また話を聞いていただけるでしょうか。
さまざまなストレスのせいか、ついに心がポッキリ折れ、不安障害との診断を受けて、1ヶ月ほど休職していました。
ところが、ゆっくり考える時間ができたのが逆効果だったのか、これまでの人生への後悔と、未来への不安が溢れ出して、絶え間なく苛まれるようになってしまったのです。
●結婚しなかったこと
人との関係を築くのが下手で、夫や子どもを幸せにできる自信がなく、結婚願望はないと思っていました。
プロポーズを断ってしまったことがあります。
でも、今思えば、挑戦する勇気がなかっただけでは?
ずっと共に歩けるパートナーがいるというのは、いいだろうな…
との思いが消えません。
両親に孫を見せられず申し訳ないです。
●早いうちに転職しなかったこと
斜陽産業で、10年後に今の会社があるかどうか心配です。
また、ブラックな業界のせいか、私より年上の女性をめったに見かけません。
これから転職も考えないでもないですが、年齢的に厳しく、そして今の精神状態ではまともな判断が下せずにいます。
●老後への不安
病気もあり、地元に帰ることも考えています。
でも、年齢やキャリア、田舎であることなどから、パートしか無理だと思われ、収入や年金が心配です。
また、車必須の地域ですが、ペーパードライバーで不安障害もあり、運転ができないかもしれません。
そして何より、両親が亡くなった後の孤独を考えると不安でたまりません。
●手術への不安
子宮筋腫を治療するべきなのですが、精神的に不安定なうちはやめましょう、と延期になっています。
手術のデメリットについて考え込んでしまい、決心がつきません。
思えば子どもの頃から、神経質で心配症、気が小さく、戦わねばならない場面が苦手で逃げてきてしまった気がします。
不安障害になる前から、何をするにもまず「怖い」という思いが先に立ってしまうタイプでした。
過ぎたことはもうどうしようもないと分かってはいます。
それでも、ああすればよかった、もっと勇気があれば、これからどうすれば…
そんなことばかりが一日中ぐるぐると脳内で渦巻いて、疲れ果てました。
こんな歳になってこんなことになり、両親に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
私はいったいどうしたらここから抜け出せるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
何かあれば頼れる先を。それが心強く、歩いていける強さにもなる
そうだねぇ〜
そう考えると、全ての人が不安を抱えているよ。だって、計画通り、思い通りには、人生進まないものね。
進むたびに出会う(起こる)事柄を、受け入れていきながら、そこで出来ることをやるしかない。そうやって皆 生きているのだと思います。
だけど、自分一人だと、何もかも出来ないし、受け入れられないこともある。
だから相談したり、一緒に悩み考えていく仲間が必要なのだと思います。
友達だったり、仕事仲間だったり、パートナーだったりね。
沸き起こる不安はキリがないし、あなた自身が生み出している不安もあるでしょうね。まだ起きてもいないことに不安を抱えていたら、実際に起きたときに逃げるしかなくなる。不安で怖いから。
ですから、そのためにも、少しずつでも、話せる相手を作っていきましょう。深い関係じゃなくてもいい、何かあったら頼れる先をね。それがとても心強く、しっかり歩いていける強さにもなっていきますよ。
もちろん、不安なたびに、ハスノハでも話をしていきましょう。
だから、まだ起きてもいないことに、不安を膨らませる必要はないのだよ。