諦める癖がついてしまった
現在25歳の社会人です。
何でも諦める癖がついてしまっています。
仲の良い友達に嫌われるのが怖くて、必死で1人でもできる遊びを探してしまいます。
恋人に嫌われたりすることが怖くて、いろんな言葉や行動でいろいろと悩んでしまうことが苦しくて、恋人が欲しいのにもう作らない方がいい気がしています。
今の生活は充実していないわけじゃないと思います。でも、自分のことが嫌いで、消えてしまいたくて、死んでしまいたいです。
自分の心のこと、生活のこと、これからの人生のことを考えることが嫌で嫌で、読書とかで現実逃避してしまいます。でもそのお話がとても幸せなお話だとまた自己嫌悪で死にたくなります。
こんな年齢にもなって情けないなと思います。
小学生の頃いじめられていて、その頃から、きっと誰かが助けに来てくれる、攫ってくれる、と妄想するのが癖づいていて、今でもそれは抜けていないなと感じてます。
自分から助けを求められないくせに助けてくれるような都合のいい人なんていないと今では理解しています。だからこそもうどうでもよくなってしまって、もう死んでしまいたいのです。
死んで他の人に迷惑かけてはいけないと言うけど、いっぱい他の人に気持ちを譲って我慢してきた分それくらい許してもらえないかな、なんて思ってしまいます。
いつも仲間外れにされている感じがします。自己否定が抜けず、いつもネガティブで、自己肯定感も低いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
情けないと思わなくていい
ひな 様 相談ありがとうございます。
幼いころや思春期に、虐めにあったり、疎外されたりすると、人は自然と他人を信用できないとか、恐い存在とか、思うようになります。そうすると人の顔色を窺ったり、気持ちを気にしたりで、自分の思うように話ができません。仲間に入れなくなります。これは、あなたのせいではありません。ひなさんは悪くないのです。
脳が脅威に対して本能的に起こしている反応です。この脳の反応は、虐めを受けたりして他人を脅威の存在と認めると、闘争や逃走、凍りつき反応を起こします。自分の心を守るためにです。その時に出てくる感情が、怒りや不安、恐怖の感情です。自然とこのような感情に入ります。
ひなさんが、助けを求められないという凍りつき反応や、誰かがさらってくれるという逃走反応は、ひなさんが起こしたくて起こしているのではないのです。
過去の体験から脳が自動反応するようにしてしまったのです。
ですので、ひなさんのせいではないのです。情けないと思わなくていいのです。
では、どうすればいいかというと、まずは、逃走や凍りつき反応をしてる自分に気づくことです。(これはもうできているようです)
そして、不安や恐怖や諦めを治めるために、安心安全な場所へ行き、癒されることです。まず心がゆったりと穏やかになるように癒されることです。ゆったりとした自分のリズムの呼吸とともに、段々リラックスしていくように、癒されることです。さらにはその安心安全な場所で、信頼する人や愛する人に、優しくハグされているイメージを持ってみて、さらにゆったりしてください。
それから、自分に向けて、思いやりや優しさを向けてみましょう。誰かから受けた優しさや思いやりを思い出してみて、自分の心に刻むことです。充分に優しさで満たされるようにイメージを持ってみてください。繰り返し満たされることをイメージ練習してみてください。やがてだんだんと脅威・不安から解放されたような気持になるでしょう。やがて、あきらめる癖もおさまっていくでしょう一礼。
追伸:お礼メッセージありがとうございました。キーワードは、セルフ・コンパッション。検索してできれば実践してほしいと思います。難しいときはどうぞ遠慮なくご相談ください。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
ありがとうございました。冷静に判断していただいて、少し心が冷静になれたような気がします。