義家族の為にできることとは?
数日前わたしの旦那が縊死による自死を自宅で遂げてしまいました。
わたしをはじめ彼の自殺に対する親族の悲しみはもちろんのことですが、特に離れて暮らす彼の母と母方祖母の嘆きが激しくとても心配です。
90歳超えでろくに外も出られない義祖母は可愛い孫の苦しみを想い毎日泣いています。 仲睦まじい義祖父が亡くなりようやく四十九日法要を終えて間もない出来事なので余計に心配です。
義母は溺愛の息子を亡くし悲嘆に暮れながら既に日々の家事と仕事に戻っています。 しかし彼女もがんの手術後で万全では無い上に食も細く睡眠も少なく、忙しい仕事の中を一人でこなしきれない量の家事をしつつ、ふらつき寝込んだりしながら限界ギリギリで動いているのを目の当たりにしています。
わたしとしては気遣いの言葉をかけたり旦那の楽しい思い出話を伝えたり手伝いを申し出る程度しかできず、自分のこと以上に歯痒いです。
旦那は仕事の失敗への責任感や人生に対する自分の弱さへの惨めさから自死を選んだと遺書にありました。
そんな彼と同じように2人は大変に生真面目で他人のために一生懸命な優しい義母と義祖母です。
仕方がなかったと理解しつつも常にそばにいながら旦那の重荷を降ろしきれなかったわたし自身への割り切れない後悔もあり、せめて義母達の日々の家事などを少しでも手伝おうとするのですが、気を遣われてしまい無理に参加する以外助けになることができません。
これを義父や実の娘(義姉)に対しても同様に断っているのです。
しかし何かをすることで気を紛らわせたり日常を取り戻そうとする作用があることもわたし自身の身をもって重々承知していますので、せめて負担が過ぎる部分は分けて欲しいのです。
上記の気持ちを伝えましたが、分かってもらえても身体や頭は無理をしてしまうようで……
わたしは彼女達を労る為にどうしたらいいのでしょうか? それともわたしの気遣いは差し出がましいことだったり、もっと違う考え方捉え方をした方が良いのでしょうか? ご意見頂けますと幸いです。
発達障害とブラック企業経験による就業不安持ち。 二人暮しの旦那と付き合い12年結婚4年目にして縊死による死に別れをする。
無意識に自分の価値を給与明細の額面で判断しパニックを起こしたり自責したり他人に嫉妬する。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お互いをいたわりながら
拝読させて頂きました。
詳細なことはわからないですけれども、あなたもお母様もお祖母様も大変なショックを受けておられることでしょう、そして深い悲しみや後悔の念にさいなまれておられるのではないかと想像します。あなたやお母様やお祖母様のお気持ち全ては分からないですけれどもそのお気持ちを心よりお察しします。
旦那さんがお亡くなりになられたことを心よりお悔やみ申し上げます。そして旦那さんが心から安らかになります様にと切にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
旦那さんは仏様や神様に導かれて先に往かれた親しい方々やご先祖様方が旦那さんを優しくお迎えなさって下さいます。旦那さんはご先祖様方と共の一切の迷いや苦しみや痛みからも救われて心から安心なさり、憂いも消えて清らかなご成仏なさっていかれます。旦那さんはご先祖様方と一緒にこれからもあなたやお母様やお祖母様やご家族の皆様を心穏やかに優しくお見守りなさって下さいます。
あなたもお母様もお祖母様もどうか旦那さんが心安らかになります様にと心を込めて神仏やご先祖様にお祈りなさって下さい。あなたやお母様やお祖母様のその祈りは必ず神仏やご先祖様に届くでしょう、そして旦那さんは必ずご先祖様と一緒に穏やかに安らかになることでしょう。旦那さんと皆様とのご縁はこれからもずっと続いていくのです。
あなたやお母様やお祖母様の悲しみやさみしさや後悔のお気持ちは消えることはないでしょう。どうかその思いも仏様や神様やご先祖様そして旦那さんに心からありのままお伝えなさって下さい。旦那さんは皆さんそれぞれの思いをありのまま全て優しく受けとめて下さいます。その悲しみに寄り添って下さいます。
あなたのショックもお母様やお祖母様のショックもとても大きいでしょう。どうか可能な範囲でお互いをいたわり思いやりそれぞれの思いをお話し下さい。そしてできるだけ思いも負担も分かち合いきましょう。決して無理はなさらない様にご家族の皆様や周りの方々にも助けて頂きましょう。
また可能であればあなたの思いもお母様やお祖母様の思いもここでも或いは分かち合いの会でもお話なさって下さい。
https://bouzsanga.org/share/
https://www.kyoto-jsc.jp/
あなたもお母様もお祖母様も決して独りではありませんからね。
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様
彼のためにお悔やみとお経をありがとうございます。
あれから親族に逢いに行く度アルバムを開いたりしつつ昔の楽しい思い出をたくさん語るようにしています。
祈ることに加えて、拙くも写経を彼の名前で納めたりもしてみました。
亡くなってもできることがあるというところにありがたみを感じます。
まだまだ悲しみの底から浮かぶことは叶いませんが、そのうち分かちあいの会も検討してみたいと思います。ありがとうございます。