hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

妻と母の関係が拗れてしまった

回答数回答 1
有り難し有り難し 7

30代子なし夫婦、妻は年下です。私は地方出身、妻は生まれも育ちも東京です。現在は首都圏で2人暮らしです。
先日、私の父が病死し、葬儀などを済ませました。その後、母から私たち夫婦の言動にひどく怒りを覚えたと告げられました。
父がなくなる直前、急いで実家へ戻りました。その際、私のみで赴きました。自分が動転していたのもありますが、あとで来てもらおうとその時は判断しました。葬儀の段取りを行い、妻を連れてくるため母のことを仕事に余裕のある兄弟に任せて、私はいったん帰りました。しかし、そのことで父を失って憔悴した母の大いに不安になり、そのことに私は気づけませんでした。本来なら、妻に自力で電車で来てもらうなど頼めばよかったと思います。
通夜の前に妻を連れてきましたが、長旅の疲れで、妻は仮眠を取りました。世間一般的な常識からすれば異様なことであり、私も少し思うところがありましたが、妻の体調を優先して了承してしまいました。これもまた母や兄弟の不評を買いました。
葬儀が全て終わり、仕事の関係もあり私たち夫婦は帰路につきましたが、別れ際に妻が母や兄弟に労いの言葉や締めの挨拶などせずに帰ったことに、呆れたとのことです。私も挨拶はしましたが、少し淡白だったと思い返しています。
父を亡くした母や、自分に代わって裏仕事をしてくれた兄弟への気遣いが希薄だったと反省しています。また、義実家で余裕のない妻を補佐できなかった、補佐しようという考えに至らなかったことを恥じています。
また、妻は生活リズムが夜型傾向で体力が低いこともあり、実家へは私ひとりで行くことが多く、妻を連れて行ったことは数回しかありませんでした。そうした関係性の希薄さに不遜な態度が重なり、とうとう我慢の限度を迎えたようでした。私が妻を甘やかせすぎていると非難もされました。
私は実の子なので謝りいったんは許しを得ました。ですが、妻と実家、とりわけ母の関係は拗れてしまいました。妻もこのことで気を病み体調を崩してしまいました。
仲立ちをできるのは私だけであり、真摯に向き合うしかないと考えていますが、どう振る舞えばいいか困っています。情けないことですが、お話を聞いていただけたら幸いです。

2025年1月1日 14:29

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お母様と奥様の上下関係を作り過ぎないこと

これは私の考え方なので、考え方として利用できるところだけを、チョイスして頂けたら良いなと思います。

謹んでお悔やみ申し上げます。
寂しいお正月ですね…
お母様と奥様の
バランスを取るのは大変ですね!

まず、夫婦仲が壊れないように、
今まで通り奥様に優しくしたり、
ストレスや悩みの看病をすることが先決だと思います。
これからも同様に仲良くされたらよろしいかと思います。

お母さまは寂しく悲しい中におられますので、時々電話をしたり、お茶に付き合ったり、法事を手伝ったりされたらよろしいのではないかと…。
奥様からは折をみて、お菓子を添えるなどして、お母様に手紙を出されてはどうかと思います。
ポイントとしてはあまり謝り過ぎないことです。
理由は上下関係が人間関係を拗らせるからです。
書くならお母様の体調を気遣ったり仲良くなりたいなど前向きなことです。
日々、色々と変化しますので、お子さんを授かったり、親戚関係は変わると思います。

鯛男さんは何があっても毅然と堂々と振る舞うことです。
「〜べき」「〜ねばならない」の
考え方をできるだけ取り払う
→「〜できたらイイよね」ぐらいに構える。
お父様のお葬式を期に鯛男さんは大人として人としてさらに成長し磨きが掛かるのだと思います。
困難を乗り越えたら強くなりますから。

奥様のメンタルが心配なので、必要であれば心療内科を勧めたり、カウンセリングを受けたり、夫婦で旅行したりケアをしてあげてくださいませ。
そうすることで鯛男さんもリフレッシュできたり、新たな奥様の一面を知ったりとメリットがあると思います。
もし、法事などで拗れそうになったら、ご兄弟には奥様の病を大袈裟に話して欠席させても良いと思います。
なぜなら「絶対に出席しなければならない」なんてありませんから。奥様が元気に回復してから仲良くすれば良いだけと思います。
これからもハスノハを利用しながら乗り越えて行ってくださいね!
____________________
御礼のお言葉をありがとうございました。全体的に「〜しなければならない」を緩めて「〜できたらよいね」ぐらい、楽に取り組まれてみてくださいね♫

2025年1月1日 16:23
{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして! 覆面僧侶・きみーです。 ハスノハであなたと出会えたことを嬉しく思います。 私はこれまで、様々な方々の人生に寄り添い、心の声に耳を傾けてきました。 ・産業カウンセラー ・緩和ケア病棟・傾聴ボランティア ・刑務所、専門学校キャリアガイダンス講師 ・就職相談室カウンセラー ・人材派遣会社・事業コーディネーター 特に、20代〜40代の方々からは、仕事や人間関係、自己成長など、様々な悩みをお聞きします。 ゲシュタルト療法や交流分析といった心理学の手法を学び、あなたの心の奥底にある感情や思考に寄り添いながら、一緒に問題解決を目指します。 例えば 「自分らしく生きられない」 「人間関係がうまくいかない」 といった悩みを抱えているとしましょう。そんな時は、過去の経験や現在の状況を客観的に見つめ直し、あなたにとって本当に大切なものを見つけるお手伝いをします。 音楽や芸術を通して培った豊かな感性を活かし、あなただけの心の風景を描いていくような、 そんなカウンセリングを心がけています。 一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。一緒により良い未来を築いていきましょう!
※ZOOMは覆面ではなくて素顔です、ご安心ください(⁠^⁠^⁠) 信頼関係構築→傾聴→技法、あなたを最大限大切にします。 「傷つきを築きに」そして気づきに。自律へと導くカウンセリング 【人生の羅針盤】人生の道標となり、迷いを解消しコンシェルジュとして旅のお供をします。 各種心理療法、認知行動療法、フォーカシングなどを学びました。 [カウンセリングについてご一読ください] ハスノハはカウンセリングルームの対面と違い、ZOOMだけのやり取りになります。 カウンセラーは「聴く人」ではありますが、クライエントさんの身体の動きや微細な変化も見逃さないでカウンセリングをしています。 腕組みをしたり、眉間に皺を寄せたり、涙を我慢したりと表現は人それぞれです。 画面オフも歓迎ですが、 声のトーンだけを頼りにするしかなく、情報が足りないのが現状です。 皆様のお悩みを全身全霊で解決する覚悟でおりますが、誤解やすれ違いを避けられないことも稀にあります。 ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

質問者からのお礼

覆面僧侶様
妻をまず大切にすること、そこから始めたいと思います。
相談に乗って下さり、ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ