消えてしまいたい
頑張ることに疲れています。
でも毎日笑顔で頑張らなくてはいけません。
自分というものがわかりません。
幼い頃から『望んで生まれた子じゃない』と言われ、今も自分が大嫌いです。
どれだけ仕事を頑張ったところで、ぎりぎりの生活しかできないし、私が私である必要がどこにあるのでしょうか。
夢や希望なんてものは幼い頃に捨てました。
今は働く為に生きてるようなものです。
職場で元気と笑顔を保持するのに身を削っています。
交通事故にでも遇わないかなぁと思ってしまう自分がいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心の癖に変化を
エゴ 様
一生懸命、サバイブして生きようとしている、あなたは素晴らしいと思います。
幼き頃のネグレクトの体験は、やがて自分の気持ちを出すことをやめて、人の顔色を伺いながら過ごすようになり、それが心の癖となり、対人関係を難しくし、自己肯定感が低いと感じるようになります。
「夢も希望も捨てた」とか「普通にあこがれる」のは、元は心の癖からくる思いですね。「消えてしまいたい」も心の癖から来たんでしょう。
裏をかせば、夢も希望も持ちたいし、普通以上の体験をしたいという切なる願いがこもっているということかと思います。そうなるには、心の癖に変化を起こしていくのがよいと思います。
それにはまず、一日うちで、少しでもいいので癒す時間を持つこと。
そして、思いやり優しさ心の温かさに触れることです
具体的には、マインドフルネスなどの瞑想で、今の自分の気持ちに向き合い、落ち着きを取りもどし、優しさを感じられるものをイメージしていくことです。
何でもいいです。感動する映画やテレビドラマ、音楽でも構ません。それからあなたの愛する人や親友や恩師など信頼できる人、またはペットなどが傍にいて、あなたが優しさに包み込まれたようなイメージを繰り返し瞑想します。
なんとなく優しさに包まれたイメージ、優しさを受け取れるような感じになったら
「私が幸せになりますように
私の苦しみが消えますように
私の喜びが分かち合えますように
私が平穏でいられますように」
と祈りを込めて、しばらくその感覚に浸ってみましょう。
こうして、毎日少しずつでもいいので続けていただければ、心の癖が少しずつ変わっていくようになります。自分を認められるようになっていきますので、実践してみてください。イメージが難しいときはどうぞ何度でもお尋ねください。
繰り返し、あきらめないことが大事です。
参考にしてください。
一礼
追伸:早速に返信ありがとうございました。癒そうとすると罪悪感・嫌悪感が出るのは、幼き時の甘えたいと誰かに頼った時に拒否された体験などからきていると思います。その時の幼き自分を慰めたり抱きしめるイメージを持ち、癒すと段々楽になっていくと思います。字数制限でここまでです。辛いのが続くときはどうぞ遠慮なくご相談ください。ご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
釋 孝修様
こんな私に真摯に向き合って頂き、ありがとうございます。
癒しの時間が必要と言われ、ハッとしました。
自分を労ることに対しても罪悪感というか、嫌悪感が拭いきれません。
それを拒否してしまう自分がいます。
そして更に辛くなります。
仰られるように心の癖なのでしょう。
本来は読書や料理が好きなのですが、最近はそれさえ余力がありません。
体も心も疲弊してしまって、何もする気力が起きないのです。
仕事が終わって家に帰ると、虚無感に襲われます。
どうすれば私が癒されるのかわかりませんが、釋 孝修様から頂いたメッセージを毎日読むことから始めようと思います。
本当にありがとうございます。