お寺の木の枝について
はじめまして。少し気になることがあるので質問させていただきます。
お寺の木の枝が折れて道に落ちていました。普段、近所の人達で折れた木の枝を掃除するのですが、折れている木の枝のうちのひとつを持って帰ってしまいました。これはよくない行為でしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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法律的にアウトの場合も有れば、セーフの場合もあるようです
家の庭にある柿の木が有って、その枝が公道まで伸びており、柿の実が落ちました。柿の木の所有者では無い方が柿の実を拾って自分のものにする。このような行為を占有離脱物横領と言います。わかりやすく言えば、落とし物を横領した罪に問われるということです。
柿以外でも、梅、林檎、胡桃、銀杏などの場合でも、同じように横領罪になると思われます。法律的な詳しい説明は「占有離脱物横領 果実」「遺失物等横領 果実」で検索すれば良いと思います。
さて、ご質問の「折れた枝」ですが、ちょっと微妙です。横領の対象となるものは何等かの財物だ、と思います。折れた枝でも、明らかに金銭的な価値が有る場合なら占有離脱物横領罪の対象になるかもしれません。粗大ゴミとしてゴミ捨て場に置いてあるものを勝手に持ち去る行為は、占有離脱物横領罪が適用される可能性があるそうです。不要物だろうと勝手に判断するのは、危険なようです。
こんな事例を考えてみました。花が咲いている桜の枝が強風で折れました。或る人がその枝を拾って無断で持ち去り、生け花の花材として使いました。花材やオブジェの材料として価値が有るものなら、折れた枝でも勝手に持ち去ることは良くないと思います。折れた枝でも何らかの利用価値の有る物なら、木の所有者に許可を得ることが必要かと思います。
ご質問の「折れた枝」の場合、「問題ない」と私は思います。枯れた枝を掃除して、ゴミとして出している物ですよね。その場合の枝には財産的な価値は無いと思います。掃除のお手伝いの一環であるならば、何ら問題ないと思います。お寺に祀られている仏様も「掃除の御協力、ありがとうございます。」と言っていると思います。
こんにちは。
近所の人達でお寺の折れた木の枝を掃除してくれているのですね。ありがとうございます。その中で折れている木の枝のうちのひとつをおうちに持って帰ってきたのですね。特に問題ないですよ。お寺のお経をたくさん聞いた木の枝ですから、お守りとして持っていてもいいですね。大切にしてください。
質問者からのお礼
回答していただきありがとうございます。
問題ないと言っていただき安心しました。けれど時に法律に触れる場合もあるということなのでこれからはもっと考えて行動できるようにします。
ありがとうございました。