棚経を忘れられた。回答受付中
拝読いただきありがとうございます。
お伺いしたいことがあり、質問いたします。
事情があり年に一度しから帰れずお盆に帰省となるのですが今年もお墓参り等を済ませて毎年同様に棚経を待っていたのですが現れず棚経をして頂けませんでした。
実は去年も棚経を忘れかけられ、帰省先の近くの親族が言った事により棚経をして頂けた模様でしたが今年はまったく来ていただけず、モヤッとしており、関西ですので、父親が精霊流しのための旗をどうすべきなのか悩んでいます。(拝みに来られていないため)
人だから仕方がないとはいえですが、だいぶ前より代替わりをしたようでそれもあるのではないかと思っています。
(8/15には地元へ帰宅予定です。)
しかしながら棚経をしないでお盆を終えるというのは許されるのでしょうか?
宗派は、曹洞宗です。
教えてください。よろしくお願いいたします。
アルバイト(フリーター)です。 ある意味ついているのか分かりませんが、正社員で新卒就職した所を3ヶ月でリストラにあいました、 そして次は別のところに就職したものの会社側から契約違反され、それを指摘したとこ、クビに。 正直、自殺願望もありますが最近は落ち着いており比較的低いと思っています。 フリーターですが自由気ままに自分らしく生きることをモットーにしています。
他人と仲がいいはずなのにどこか一線を感じてしまう
お坊さんからの回答 2件
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こんにちは。曹洞宗僧侶です。
お寺さんに棚経(お盆のお経)に来ていただけなかったのですね。対応について一緒に考えてみたいと思います。
近年はコロナ禍や酷暑により、一軒一軒お宅を訪問してお経をするのをやめて、お寺で合同法要などをおこなっているお寺さんもあります。お宅さまの菩提寺もそのような変更があったのかもしれません。私の寺では現在も一軒一軒お経に回っていますが、お仕事などの都合でご自宅でお経ができないお宅は、希望があれば本堂やお墓の前などでお経をして棚経の代わりとしています。お寺さんにお願いして本堂やお墓でお経をしていただく方法もあると思います。
「棚経をしないでお盆を終える」のは確かに気持ち的にすっきりしないですね。お仕事の都合などでそのようなお宅もありますので、気にしすぎる必要はありませんが、やはり何らかの形でご供養したいものです。
「棚経のお宅に行き忘れる」という事は、どうしてもある事なので、電話などで問い合わせれば、来ていただけると思います。お坊さんが多忙でしたりお寺さんが遠方でしたらお坊さんに本堂やお墓の前でお経をしていただくなど、なんらかの方法を提案していただけるものと思います。お寺にとっては、そのようなミスはあってはならない事ですが、残念ながらよくある事なので、お寺さんごとにしかるべき対応法を用意していると思います。
「精霊流しのための旗」については、私の地元ではそのような習俗がないのでわかりませんが、それについてもお寺さんとお電話などで相談されると良いと思います。
忘れやすい条件が揃ってしまうと
棚経をやらない宗派もありますので、棚経なしでもお盆を迎えられなくはないのでご安心ください。
仏事は、やればプラスになるけれどやらなくてマイナスになるものではないと、私は考えます。
さて、私も棚経を忘れた(家を飛ばしたり順番を間違えた)ことがあります。
しかも、毎年同じ場所で順番を間違えそうになります。
間違いやすい条件の一つは、物理的な家の並び順です。
例えば脇道に逸れているエリアや、向かい合って建っている家があると、そのエリアへ立ち寄る順番について「あれ?例年はこっちの家は後回しだったかな?」等と迷いやすいです。
また、普段留守にしている家で平時には立ち寄らない家についても、いつもの癖で飛ばし易いです。
私の場合、町内会の役で普段から配り物をしているルートと棚経のルートが似ていて、普段留守の家(お盆に帰省)は配り物を飛ばしており、棚経の際にも、いつもの癖でスルーして次のエリアまでバイクで走り抜けてしまったことが、同じ場所で2回ありました。
もちろん、忘れたり間違ったりするお坊さんの頭が悪いのですが、ミスしやすい条件が揃ってしまうことがあります。
檀家信徒の皆様には大変失礼なことですが、一日に数十件回るとなると、流れ作業的になってしまい細やかな気配りができなくなることがあります。
二度あることは三度あると言いますので、三度目を防ぐためには、棚経前日までに、帰省する予定である旨をお寺に連絡する方が安心かもしれませんね。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
棚経をしない宗派があるという事は初めて知りました。勉強になります。
全て父親に任せているので詳しくはよく分からないのですが、家一軒一軒に棚経を毎年しているようです。
旗の1件は行く予定でいるようです。
先祖代々から供養をしていて、私自身小さい頃から触れていたというのもあり
供養しないというのには違和感がありました。
家に来ていただくことを忘れてしまう条件に当てはまってしまっている節はあり、そのような対応をして頂ける可能性がある事も知りませんでした。 父親に助言させて頂きたいと思います。