大切な人との別れ
いつもお世話になっております。
前回の質問やプロフィールに書いた通り、大切な人がいたのですが、色々あり激怒され音信不通となりました。
前回の質問後、何だかんだで再び連絡が取れるようになりしばらくやりとりをしていました。ですが先日、警察に相談する沙汰となってしまいました。
完全に元に戻るのは無理かと思いつつ、お互い少しでも関係を修復するために歩み寄り、誠実に正直に向き合っていこうとしていましたが、事実確認をしていく中でまた彼の逆鱗に触れてしまう事があり、先日また激しく叱責、罵倒されました。
聞くに堪えない人格否定や、ちょっと公で書けないようなとんでもない要求をされ、私は追い詰められる恐怖と悲しみで号泣しながら謝罪の言葉を繰り返しました。
翌朝、あまりにも怖かった私はついに警察に相談しました。
これまでの経緯を話しやりとりの内容を見せたところ、やはり異常で、犯罪になりうるとの判断でした。
今後の対応については、事件にしたくない、逮捕してほしくはないとの私の希望により、警察から相手への口頭注意?となりました。
私へ連絡しないよう指示されるそうです。また私も、相手と接触しないよう言われました。
警察への相談は間違いではなかったと思っています。警察も「勇気を出して相談してくれてよかった」と言ってくれました。
ただやはり、何年も心の支えであった人であり、連絡を取るなと言われた今、寂しさで心が潰れそうです。
彼からのメッセージは今完全に無視していますが、警察の指示で画像データの削除などをする為に開くと「本当にごめん」「謝りたい」「元の仲に戻りたい」「連絡したい、何か返事してほしい」とすっかり弱った彼の声があり、返事をしたくて堪らなくなり苦しくなりました。
前回の質問で、私は彼に依存しすぎていると仰っていただきました。
本当にその通りで、彼もまた辛い苦しいとメッセージを送ってきているのを見ると、私と同じ性質があるのかなと思いました。
恐ろしい目に遭ったのだからこれが正解だったのは理解していますが、ほんの少しだけ、警察へ行ったことを後悔しそうになります。
今までのように他愛もない話題で笑い合う幸せな時間がもう二度と戻らないのかと思うと辛くて涙が止まりません。
今は何もやる気が起きないのですが、この気持ちとどう向き合えば良いのでしょう。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
依存との上手な付き合い方
ご相談拝読しました。前回のご質問とプロフィールも読ませていただきました。
まず押さえておきたいのは、このまま情に負けて再び連絡を取ってしまったら、また同じ目に合う可能性が高いので避けましょうということです。第三者であり公の機関である警察の指示・助言を尊重しましょう。
彼があなたに依存していたのはもちろんですが、あなたも彼に依存していたところがあるのでしょう。
もちろん依存自体はけして悪いことではありません。人間何かを頼りにしないと生きられないものです。問題は依存先が一つ、あるいは少数で冷静な判断ができなくなることです。
何物にも依存しない強靱でしなやかな精神を身につけられたら最高ですが、そんなことは誰にも出来っこありません。ならば依存先を複数持つことの方が現実的です。
仕事・友人・趣味・行きつけのお店・習い事・・・少しずつ自分を解放したり委ねられる対象をいくつか分けて持っておきましょう。そうしたら何か一つに問題が生じたら別の何かに相談することができます。
今は自責・自罰的な傾向にもあるようですが、人は誰もが幸せになる権利があります。主体的に生きようとすることを遮る権利は他の誰にもありません。
あなたはあなたの道を生きましょう。つらい気持ち、寂しい気持ち、モヤモヤした気持ちにもなるでしょうが、どんな感情もあなたの中の自然現象です。それ自体は悪いものではありません。
「今、私はこういう気持ちになる縁(条件)の中にいるのだなあ」
とその時の自分・感情を認め、俯瞰してみましょう。
別れは寂しいものであり、彼との時間はけして全てが悪いものであったわけでもないでしょう。ですが問題が生じた以上はこれから先は関わらず、過去にいただいた良き経験のみを糧として、無理せず歩んでください。応援しています。
質問者からのお礼
吉武文法様
ご回答ありがとうございます。
そうですね。返事をすれば、またズブズブと感情に呑まれ、同じ事の繰り返しになるかもしれません。
このような過激な状態に陥ったことは今回が初めてで何度も起きている事ではありませんが、警察もいわゆるDVの状態だと仰います。
私がまた連絡を取りたくなるのも、その被害者にありがちな心理状況であるそうです。
優しくて大好きな人なので、心がついていけていません。
今私はこういう気持ちになる縁の中にいる。
このように自分を俯瞰して、ゆっくり彼のいない世界に慣れていくしかありませんね。
応援して頂けて、心強いです。