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嫉妬や怒りとの付き合い方

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

いつも質問にご回答くださいありがとうございます
いつもたいへんはげまされております
今回もご質問よろしいでしょうか?
最近お寺のお坊さんとお話していただきまして
嫉妬や怒りを感じたらいったんよそに置くように心がけるようになりました
確かに効果があり、怒りや嫉妬、身勝手な一方通行の好意がわきそうになったとき、発散する方法を頭の中でそうぞうし、あとで解消できるからと言い聞かせると、短い時間で感情から離脱できるようになりました
しかし、やはり離脱できない感情もありまして、
例えば仕事を手伝ってほしいときに手伝ってくれなかったときに日頃の感謝を忘れ、怒りに支配されながら仕事をすることにいつもなります
そのあとは感謝の気持ちを思い出して、和やかに同僚を見ることができるのですが
それまでに2時間くらいかかります
続けていれば人にすることが楽しみになるとこの間おっしゃってもらい、それを支えに努力はしてるのですが
やはりできるだけ怒りには毒されたくありません
なにかいいコツがございましたら
何卒教えていただけると嬉しいです
よろしくおねがいします


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

積み重ねる大切さ

良い道を歩まれていますね
怒りや嫉妬というのは
放っておけばどんどん自分を支配します

ところが一度離れてみると自分でコントロールできることに気が付きます
これは大きな気づきです

二時間程度言葉や態度に出すのを耐えて
消えていくまで待てるならば
あなたがより深い智慧を手にする
又は人生を本当の意味で成功させる為の種を持っていることになります

しかし、思考の癖は簡単には取れません
何度も何度も繰り返し行う事で
少しずつ理性はあなたの確かなものとなります

焦っても仕方がない
ただただ修行と思い努める道を淡々と歩む

これは私達僧侶が歩む道と何ら変わりはありません

一足飛びではなく
一歩一歩
それはあなたのためだけに留まらず社会にとっても大きな財産に変わっていくでしょう

合掌

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有り難し
おきもち

個別相談可能
山形のそれは小さなお寺の住職です。 私は子供の頃いじめられ、社会からドロップアウトするなど金銭的にも苦しみ多面的な貧困を経験。 それらを乗り越えた事は、今では自身を照らす灯り。 色んな社会的活動をしてますが、 自然の中で遊ぶことが大好きで、子供達に体験活動やイベント、木工教室などを催しております。 お寺では草花葬墓地などの永代供養も宗派問わずお迎えしております。

質問者からのお礼

ご説法ありがとうございます
僧侶の方と同じ道を進んでいるとおっしゃっていただき何かとても安心できました
焦らず毎日精進していくことが大事なんですね!
毎日感謝に溢れた日々を暮らせるよう精進していきます!

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