人を幸せにすることにためらう
2歳児子育て中の専業主婦です。
最近人との関わりに悩んでいます...
人に対して親切にしたり喜んでもらうことが好きで自然と優しい言葉をかけたりする人間だったと思うのですが、
最近はみんなそれなりでいいんじゃない、自分がしたことで人が幸せになったりしたら嫌だ、と浮かび優しい言葉や親切にしたりすることをためらってしまいます。
何も喜ぶようなことをしたくないです。
人と会うことの少ない環境で人との関わりを求めているのに、どんどん人を避けようとしてしまい悪循環です。
とてもしんどくて相談させて頂きました。
ご回答頂けると嬉しいです。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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優しさは才能だと思っています
nanaさん、はじめまして。質問を拝読しました。
nanaさんは、もともと人に対して親切にしたり喜んでもらうことが好きで自然と優しい言葉をかけていたのですね。でも、最近は「それなりでいいんじゃない」「自分がしたことで人が幸せになったりしたら嫌だ」と浮かんで優しい言葉が出てこなくなったのですね。
本来のnanaさんは優しい言葉をかけることができる人なのだと拝察いたします。
私は、優しさは一種の才能だと思っています。誰でも優しさを持てるわけではなく、さらに人に優しくできるわけでもないものです。
歩道を歩いていて、3メートル先に女子高校生が自転車で転倒してうずくまっていました。nanaさんなら「大丈夫ですか?」と自然に声をかけることができるでしょう。でも、そのまま通りすぎる人は少なからずいるものです。「誰かが声をかけるだろうから、自分でなくてもいいだろう」と思ってしまうのでしょう。
空海上人は「だれでも心の中に仏の種を宿している。どうして自分の中にある仏を探そうとしないのか」と説きました。
nanaさんも、優しさという仏の種を宿しています。仏の種に水をやり、肥料をやって花が咲くよう祈念しております。
合掌
質問者からのお礼
心が軽くなりました。ありがとうございました。