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一人で複数の宗派の僧侶になる

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有り難し有り難し 14

はじめまして。お坊さんについて疑問に思った事があります。
僧侶の宗派資格?修行?を複数持たれている方っていらっしゃるのでしょうか?
現在、たくさんの宗派がありますが、根本は仏教なので、いろんな宗派で教えを学ばれる方がいらっしゃるのかな?と疑問に思った次第です。
もしいらっしゃれば、各宗派の違いなどの経験談を伺ってみたいです。
よろしくお願い致します。

2022年9月7日 21:34

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

一つの考え方ですが

 こんばんは。なるほど、日本仏教の特徴の一つに迫りそうな質問だと感じます。日本仏教史はある程度ご存知かしら。
 私や私の父は浄土宗の僧侶で、他宗を「兼ねている」ということはありません。しかし、歴史的に見ると浄土宗の開祖である法然上人は天台宗の僧侶でした。浄土宗内では「独立した」という見方で教育されますが、おそらく天台宗の立場で見れば異なるでしょう。
 特に鎌倉時代以降に「成立」した仏教は、偏りというか極端に走る(何かを取り、ほかを捨てる)傾向が強くなります。カメラに対するアクションカムみたいな感じ(特定の状況についてメチャ特性を発揮する)と言って、伝わるでしょうか…。
 そんな浄土宗にいる私ですが、では他の宗派の教えを説かないのか?お釈迦様の言葉を説かないのか?と言ったら説くわけです。「今の状況については、この言葉がぴったりだな」と思えば殆ど躊躇しません。ここの回答で、私が「これは禅宗の言葉ですが」とか言いながら紹介したりするわけです。そして、「これは他宗派だから学ばない・これは他宗派だから使わない」とかは意識していません。自分の中で整合性は保っていますけれどね。
 思うに、自身の信仰として「いざという時に南無阿弥陀仏か南無妙法蓮華経なのか」という迷いはありませんが、ハスノハでの解答を考える時は、もっと広い選択肢から考えています。

なお、「各宗派の違いの経験談」はめっちゃ多いです。それを楽しめるには、「とりあえず自分の立場をどこかに置く」ことから始めないと=ある程度学ばれてから、と思います。

2022年9月7日 22:39
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おきもち


一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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いずれかの道を選択することになります

拝読させて頂きました。
基本的には複数の宗派の僧籍を持つことはないと思います。それぞれの教団や宗派がその様なことを許してはいないと思います。
仏道修行をする上で信じる信仰や生き方を何を選択するかに影響するからです。
自分は何をもって修行して往生して成仏していく者なのかを、どう信仰を持って生きるかを表していくかですからね。
仮に二つの宗派の修行をなさったとしてもどちらかを選択せざるを得ないことになります。
それが嫌ならば単立になる道があります。自分の寺がその教えの本山になりその仏道修行の師となっていくということです。

現実に他宗派に乗り換えたり、自分の寺が単立寺院として自立していく方法はありますし、その様なお寺はあるのです。
どうかこれからあなたにとって目指す宗派や仏道に巡り会いその教えを心から信じて歩んでいかれます様に切に祈っています。

2022年9月7日 23:15
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有り難し
おきもち


Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

私の素朴な疑問にご回答頂きありがとうございます。

Kousyo Kuuyo Azuma 様
なるほど。もし修行を二つなさっても選択となるのですね!
でも、選択しなかった方の修行も今後の仏道を進むにあたって役に立つんだろうなと考えていました。
自分で信じた道を進む事の重要さを認識できました。
ありがとうございました。

佐藤良文 様
勉強不足で大変申し訳ございません。
また、わかりやすくご説明していただきありがとうございます。
他宗派の教えも説かれられるのですね!
個人的に、その宗派の教えだけを説かれるのだと勘違いしていました。
ありがとうございました。

「お坊さんのことを知りたい」問答一覧

お坊さんの仕事にはどんな責任があるのか?

お坊さんの仕事にはどんな責任がついてくるのでしょうか? 私は現在、お坊さんになりたいと考えている20代の男性です。 お坊さんになりたいと思う動機については、昔から死後の世界のことや、生きる意味、将来のことなどについて不安に思い悩んでしまうことがあったため、「その悩みに対して自分なりに答えを見つけたい」というものや、「同じような悩みを持つ人の助けになりたい」というものがあります。 ただ、お坊さんになることに対して不安に思うこともありまして… それがお坊さんの仕事に有る責任です。例えば、「人から何か重大な相談事をされて、それに対して的確な助言を必ずしなければならない」とか、「何か、お葬式などの儀式の最中にミスをしたら、亡くなった人が地獄に行ってしまうかもしれない。」などといった事を考えてしまいます。 こういった責任に対してお坊さんはどのように考えていらっしゃるのでしょうか? またお坊さんにミスが許されない仕事はあるのでしょうか? 私は現在、強迫性障害という病気を患っており、自分のミスで人に対して危害を加えてしまうかもしれないという不安に毎日駆られています。 こんな私でもお坊さんになることはできるのでしょうか?

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お坊さんにも後悔や葛藤はありますか?

随分、ご無沙汰していまして…久しぶりにココに来てみました。 今の私の立ち位置は、障害年金で生活している精神疾患の患者です。 病気の者が、他人にアドバイスをして大丈夫なのか?と思う事もありますが、あるサイトで最近、回答者として、いろんなジャンルの質問と向き合うようになりました。 質問に向き合う事で、自分と向き合っている感じがしています。 絶対的な正解などないと思いますが、一度、お坊さんの想いや意見を聞いてみたいです。 もし、お坊さんがココに来た人に「絶望によって、それまでの生にあった矛盾が炙り出されたことはありますか?」と聞かれたら、どんな答えや考え方を示されるでしょうか? 私には、正直、よく分かりません。 なので、私が思った事を、そのまま書いてみたいと思います。 正解・不正解とかも、私には分かりません。 私の数少ない体験談です。 私に自殺願望がある状態の時、いつも私を気遣ってくれていた先生が自殺しました。 先生が気にかけてくれていたのは、何処かで先生は生きているもの(生きていける人)という前提で、自分を気遣ってくれているのだと思い込んでいたので、先に死なれて、順番が違うよ…と感じました。 死ぬほど苦しんでいたなら、私の声に耳を貸すだけではなく、先生も私に弱音を吐いてくれれば良かったのに、何故…と? 「生きてさえいれば」なんて言えるなら、生きて欲しかった。 絶望によって、生にあった矛盾が炙り出されましたが…時すでに遅しです。 お坊さんでも、「時すでに遅し」と思った事がありますか? 私の勝手なイメージですが、お坊さんはいつも冷静さを保っている感じがするので、何となく「時すでに遅し」までには至らないのかな?などと思ったりしています。 最近でも、「あ…しまった…」となった事がありましたか? 後戻りできない時、どうやってモチベーションを回復させるているのですか? 教えていただけるとありがたいです。

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お坊さんってどんな人?

私が思うお坊さん像は、厳しい修行をして葬式等で活躍する、お話が上手でいろんな相談に乗ってくれる頼れる方です。 最近、自分の身に起きたことや、友人から高額なお布施を請求された、あそこの坊さんは酒飲みで遊び人だからやめた方がいい等といった話をよく聞くようになり、お坊さんへの不信感を抱くようになりました。 また、先日妻の叔父が亡くなった際に枕経からお願いしたら、最近は通夜と一緒に努めることが多いからそうしてくださいと言われました。そういうものなのかと納得しましたが、あろうことに枕経を断られた日にジムに入っていくその坊さんの姿を見かけました。妻の親族は「あの人はそういう坊さんやでな~」と苦笑いしてましたが、私には信じられないことでした。 SNSで発信をしているお坊さんも多く、生活が垣間見れる方もいたりいい意味でいろんなお坊さんがいるのだなと感じています。だからこそ、自分が思っているお坊さん像と違うとお坊さんはどんな人なんだろうとより一層思うようになりました。 大変な修行をされてきた方々ばかりだとは思いますが、自分のお寺に戻ってきたら何をしてもよいのでしょうか。 戒律のお話もお聞きしたことがありますが、守らなくてもよいのでしょうか。 一体お坊さんとはなんなのでしょうか。 お坊さんが大切にされていることは何なのでしょうか。 わかりにくい文章で申し訳ございません。 ご教授お願い致します。

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