悪気なく間違ったことをして後悔してしまう
現在、社会人1年目のものです。
具体的な内容ではない質問になります。
学生時代より、人と関わるなかで、悪気なくやってしまったことが、後から間違っていたり、おかしいことだったと気づき、とても後悔して罪悪感と苦しさでいっぱいになることがよくあります。間違いなどしたくないのに、よくやってしまいます。やってしまった少し後に、必ず気付きます。
人を傷つけ、大変なことをしてしまった。相手への申し訳なさと共に、この過ちで自分の居場所がなくなってしまうのではないかと、自分を守りたいワガママで勝手なことも考えてしまい、胃が痛くなります。
この精神状態になるのはよくあることで、その後、人間関係が悪化したことや大きな問題になったりはしたことがなく、杞憂であることが大体でしたが、一度悩み始めると止まらなくなり、とてつもなく不安になります。
やってしまった場面を何度も思い出して、妄想してしまい、どんどん怖くなります。今回こそはもうダメかもしれない、と思ってしまいます。
今まで辛くても、行かなかった病院やカウンセリングに一度行った方がいいのか、いっそのこと長期休みをとった方がいいのか、など、どうしたらいいのかとても悩んでいます。
どうしたら、何度も同じ苦しみを繰り返さなくなるでしょうか。この苦しさとずっと付き合うしかないのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人は乗り越えようとする力がある。周りもまた回復の力を得ている
不安症の相談は、ハスノハでもよくあります。自己反省の時間が、他の人に比べて、長いのだと思います。反省しながらも、次から気をつけていこうと学んだ、と納得していけたらいいのだけれどね。あなたは、反省が 私はダメだと自己否定にまでなってしまうのかなと思います。
その思考は、自信を削いでしまいますからね。誰だって反省の上に今がありますよ。大切な学びの経験になったと最終的にはポジティブな切り替えを意識してみましょうね。
また、自分の振る舞いが傷つけたかもと思っても、人は乗り越えようとする力があるのですよ。周りを頼りながらも、人はそうやって支えを受けながら社会の中で生きているのです。あなたと縁ある人もまた、誰かの繋がりの中で、回復の力を得ているはずです。
ハスノハにもたくさんの問答がありますから、読んでみてね。回答は、自分へのメッセージだと、背中を押してあげられたらいいのだけれどね。
間違ったことに向き合っていきましょう
拝読させて頂きました。
あなたが悪気なく間違ったことをしてしまい、人を傷つけてしまったり大変なことになってしまったりしてとても後悔なさっておられることを読ませて頂きました。
具体的にどの様な内容のことなのかわからないですけれども、あなたがとてもお悩みなさっておられることを心よりお察しします。
私達は誰しもが未熟なものですから幾度も幾度も間違いを犯してしまったり、失敗して被害を与えてしまったり、人を傷つけてしまうことはあるのです。そのことに気がついて心から反省して傷つけてしまった方々や被害を与えてしまった方々に誠心誠意謝り、そしてこれからはその様な間違いをしない様にあやまちを犯さない様にと心がけて気をつけていくことが大切です。
間違ったことやあやまちに気がつくことが先ず大事ですからね。人を傷つけたとしても全く気が付かなかったり平気な顔をしているのではまた同じ様な間違いを犯してしまうでしょう。
ですから間違ってしまったことを素直に認めて心から反省していくことで、或いはどうしたら間違いを犯さなくていいのかしっかりと見つめ直して一つ一つ確認なさり改めていくことがとても大切かと思います。それがあなたを人として成長させていく一番の道のりですからね。
あなたがこれからも素直なお気持ちで自らの間違いを反省なさり心から懺悔なさり、傷つけてしまった方々に誠意を持って謝り、これからの未来を間違いを犯さぬ様にと心から神仏やあなたのご先祖様方にお祈りさせて頂きます。そしてあなたを心より応援させて頂きます。
どうか安心なさって下さいね、あなたはこれから色々な経験をなさって成長していくのです。
質問者からのお礼
ご回答いただき、誠にありがとうございます。
おふたりのお言葉に、前を向くための勇気と安心をいただきました。
間違ったことを反省するのではなく、自分自身のことを必要以上に責めてしまい余計に辛かったのだとわかりました。
今は経験することで成長できる時で、誰もが反省の上で成長している、ということがわかりました。ポジティブな見方を意識し、謙虚な気持ちで過ごしていきたいです。