他人と勝手に比較してモヤモヤしてしまう
自分の身近な人や、ネットで仲の良いお友達が自分と全く同じものを好きだったり、目指していると知った時にモヤモヤしてしまいます。
自分は自分、他人は他人、と割り切れたら良いのですが、やっぱり自分で勝手に比較して、私の方が〇〇が好き、私の方が前からずっと〇〇を目指してた、と酷いことを思ってしまう自分が苦しいです。
そのお友達や身近な人は、私に対してこんな感情は持っていないはずなのに、凄く申し訳なくて辛いです。
どうしたら自分の本当に目指してる道や、本当に好きなものを、純粋に好きだと思えますか。
分かりやすく嫉妬してしまう、自分が許せないです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分自身を見つめるところから。
きょふさん お悩み拝読しました。
身近な友達は一番の理解者であり、またライバルでもありますよね。近い故に気になる存在だろうなぁ、とお察しします。けれど、同じものが好きと言っていても、その動機は全く違うはず。今はお友達と比較するのをやめて、どうして好きなのか、その思いをご自身で深めてみてください。
自分の好みを知れば、それは今後生きていく上で強みになります。進路を決めるときの助けにもなるでしょう。
人にはそれぞれ役目があります。まず人と比較をせず、「好きなもの」をきっかけに自分自身を見つめるところから始めてください。一人一人は唯一無二のかけがえのない存在です。自分を知り、深め、持っている能力を最大限にに発揮する、それが生きるということです。あなたの、あるべき姿だと思います。あなた自身が幸せになる、、そしてまわりの人を幸せにする、自分を受け入れる静けさと変わっていく勇気を持ってください。応援しています。
比較三原則
どうしたって人間というものは誰かと自分を比較しがちです。完全に比較しない人っていないと思います。あなただけが特別じゃないんです。
ただ、比較が不幸の始まりなのは間違いないところです。みうらじゅんという仏教が大好きな人がおられます。彼は、非核三原則をもじって比較三原則といわれます。過去の自分、他人、親と比較しないのがみうらさんの比較三原則です。こんなことをいう人がいるのが、比較する人が多いことと、比較が不幸の始まりであることの証明です。
じゃ、どうしたたらよいかについて、みうらさんがいくつか文章を書いておられます。「比較三原則」で検索して読んでみてください。文筆家ですから、読みやすい文章です。
https://miraishika.net/archives/12274
などです。
質問者からのお礼
素敵なご回答ありがとうございました。
おかげさまで、自分と比較していまう相手の子と、また少し仲良くなれた気がします。
今までは、表面だけ優しく接して、心の中は真っ黒でした、ですが、最近は心の底から優しく話せてる気がします。
知れば知るほどその子と私の好みが似てて、毎日驚いています。それが今は楽しいです。
改めて、ありがとうございました。
これからは他人と自分を比較して、嫉妬しそうになっても、心の中で気を付けて優しい人になりたいです。