他人と比較する癖について
こんにちは。また相談させていただきます。
私は他人の目を気にしすぎて、すぐに比較し、誰に対しても優劣をつけてしまいます。
何事においても自分の方が優れていないと気が済まない性格が心底嫌いです。
両親は、かなり厳しくはありましたが、私を誰かと比較するようなことはせずに基本的にはしたいことをさせてくれました。
金銭的にも、裕福ではありませんが特に困ることはなく、何事にも恵まれている方だったので、こんな悩みを持つことを情けなく思います。
ただ、ずっといい子でいないといけない、劣っていてはいけないという思い込みだけがありました。全てにおいてできるだけの努力を続け、世間的には優秀であるという評価を頂くこともありましたが、自分では満足できませんでした。
大学生の頃から、お金のことで劣等感を抱くようになりました。私もお金に苦労したことはないのに自分より恵まれている人が目につくようになりました。
現在は、お金に関する嫉妬が多くなり、実家がお金持ちの子など羨ましくてたまらなくなりました。仕事柄、お金持ちの人と関わることが多く、世の中にはこんなにお金を持っている人が多いのに、、と嫌な気持ちになることもあります。
思い返せば、私が努力して手に入れているものを簡単に得られている(ように見える)人々を羨むばかりでした。
自己肯定感が低く、自分に自信がないので自分は自分と割り切ることができません。
頭では分かっているのに、なぜ人を妬んでしまうんだろう、なぜ自分の現状に満足できないんだろうととても苦しいです。
どうしたら、足るを知ることが出来るでしょうか。
長々と失礼しました。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分だけの大切なものに出会ってほしいなと思います。
人間は求める生き物だからね。欲するということは、自然な欲求でもあります。
ただ、それを他人と比べて、優劣や上下をつけて安心する。とても狭い自分の物差しの世界で生きているわけです。そして、勝手に善悪をつけ、差別心を生む。そんな生き方しか出来ない人間になってしまいます。
たとえ安心を得ても、きっと満足することなく、また別の誰かと比べるでしょう。キリがありません。
誰かからの評価だけで自信がついていくわけではありません。世間の「優秀・良い子」も、人によって違いますし、基準なんて変化していくものです。人を羨み、真似ても、その人にはなれません。あなた自身も満足出来ない。結局は、他人との比較は、自信には繋がらないのだと思います。お金には代えられないものも、この世にはたくさんある。
私も、多くの人の生き方から、学ばせていただきました。
あなたも、自分だけの大切なものに出会ってほしいなと思います。



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