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心の整理

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有り難し有り難し 10

こんにちは今回始めて投稿しました。
私は、去年の4月14日に実の父親が、他界しました。
末期のガンで、もう病院に行った時は、治療すら出来ないほどガンは体全体に、転移してたそうです。
私は、実家から車で2時間ぐらいかかる所に住んでいます。結婚もし障害児ですが、子供がいます。私には、車がなく中々実家に帰る事できません。父と最後にあったのは、亡くなる2年前です。最後に電話したのは、亡くなる1ヶ月前に電話をしました。
そのころには、体全体が痛いはずなのに、自分が経営してる、電気店で、ギリギリまで仕事してたそうで、私が電話掛けた時も、なんとも無いような声でした。
旦那は、生活費もいれず、アパート暮らしなんですが、家賃も払わず、パチンコ三昧です。
稼いだ金全部パチンコに費やし、結局、全部無くなり、私の親が金の援助してくれました。
父親は、幸せになってもらいたいはずなのに、ダメな旦那と結婚したばかりに、親に、迷惑かけてしまいました。
それさえなければ、病院に、行き治療出来たはずなのに、それさえなければ、苦労かけ無かったはずなのに、と後悔ばかりです。
65歳で、亡くなったんですが、親を、送り出すのが、子供の役目なのかも知れませんが、
いざ、父を、送るとなった時、辛くてそれ所ではなかったです。
受け止める事もできず、今でも寝る時思い出し泣いてしまいます。
元気だった父が、病室のベッドで、痛さを堪えてる姿、辛い顏が思い出し泣いてしまいます。
つぎは、母親を、いつかは、送り出す時が、来ますが
とても、怖いです。自分の大事な人が、居なくなる事が、世界で一番怖いです。
死が、こんなに怖いと思いました。
親孝行も、出来ず、迷惑かけてしまい、親不孝な娘です。

長くすいません。父の声も聞けず、会いたくても会えない、心が、折れそうです。
どうしたらいいか分からず、相談しました。助けてください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

死するは人の習いなり

みかんさんこんにちは、はじめまして
普門院 武田と申します
さて、私達人は生まれ落ちた瞬間から『死ぬ』という事は確定しております。
死 から逃げようとしても見て見ぬふりをしても避けられない、逃れようのない事項でございます。
死に限らず、この世の事象は今までも、これからもずっと…といった事はありえず、その瞬間瞬間二度と訪れない1回しかない物事です。
様々な事情でお父様との生活を満足に過ごせず、最後も送れなかったのでしょう…思い出しては泣いてしまう気持ちも痛い程わかります。
だからこそ『追善供養』という言葉、供養がございます。
貴女がしてあげたかったこと、してあげれなかった事、こうしてれば、ああしなければ…そういった気持ちを両手を合わせ、お父様に向けてご宗派に沿ったやり方で冥福をお祈りしてあげてください。
極楽での100年は我々の世での1日に該当するんだよと日蓮聖人は仰っております。亡きお父様があの世で困ったことがあった際、貴女の供養する気持ちは100年分の功徳となってお父様のあの世での生活を支えられるのです。
親孝行を生前してあげれなかったとありますが、もし、お読み頂いて供養する気持ちを持っていただけたならばそれこそが今から出来る最大の親孝行であるかと私は思います。
誰かを供養するのにお金もお寺もお経よりも大切な事は、まずもって供養するんだ、亡くなった大切な人の為に祈るんだという気持ちだと私は思います
少しでも心の励みになれば幸いです

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有り難し
おきもち

日蓮宗の僧侶をしております 祖山での修行、荒行を終え現時点での精一杯でお...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。教えてくれたように、追善供養を、心からお祈りしたいとおもいます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ