悪口を言ってしまっていた
私は学生時代に沢山の人に悪口を言ってしまっていました。人の気持ちを考えず思った事を口にしてしまうような人間でした。
当然、その時周りに友人はおらず、クラスで孤立もしていました。当然の報いだと思っています。
今から数年前にも犯罪を犯した芸能人Twitterの記事にひどい言葉を書き込みました。縦から読んで死ねと読めるように。
何故あんな事をしてしまったんだろうと当時のことはハッキリと覚えてはいませんが、悪意を持って傷つけようとしたのは確かです。いまでも悪い事をしたなと反省しています。
いまでも時々思い出しては体が震えます。
そこから誹謗中は一切していません。
ネットにもコメントは極力書かないように気を付けています。
社会人になってからは、誹謗中傷は絶対にしない事、新しくできた友人や会社の人、家族に傷つく言葉は一切言わない事とその人の素敵だな、感謝しているという事を口に出していうようにしています。でもいつかまた同じ轍を踏むのではないかと怯えています。
過去に自分は無意識に人を傷つけたり物を盗んだらしたのではないのかと自分をずっと疑い続けて苦しいです。
してはいないはずだと思っていても疑ってしまいます。過去にこだわり続けて苦しいです。
どう改めれば良いのでしょうか。
ご教示お願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お互い様で生きている
こんばんは。あなたの主たる問いかけが「過去や現在、未来に他人を傷つけていないか、その心配から逃れたい」のであるならば、答えは「それは逃れることのできない問題です」とお答えします。
しかし、世の中は「そうであるからこそ」謝ったり後悔したり慎重に行動したりという過ごし方ができるのです。「私は過去に人を無意識に傷つけていない筈だ」という思い込みをしたいなら、寧ろそれを止めたいです。無意識なのですから「私は過去に、無意識で人を傷つけたことがあるんだろう」「気をつけていても、将来そういうことはあるんだろう」と思っていないと、怖くて何もできなくなりますよ。或いはもしもの時に他人の言うがままにされます。
あなたは白か黒なのかと言えば、黒です。でもそれは、この娑婆世界に生きる人間全てが黒なのです。「じゃ悪いことしてやれ」ではなく「かなうなら少しでも薄い黒で済みますように」「他人の黒もお互い様と思って否定しきらないように」「自分でやれる白があればやる=今のあなたがしているように=」がせいぜいなのだろうと思います。
なので「どう改めれば」について私からの回答は「行動はそのまま、だが自分の黒さについては無理に否定しないこと、黒さに気づいたら謝り努力すること」です。
行動についてはそのままで良いと思いますよ。くれぐれも献金で何とかしようとか考えないで。それは間違った誘いです(念のため)。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。
今まで人は絶対に白くなくてはいけないと縛られていたのかもしれません。
だから自分の黒さも否定しきっていたのかもしれません。
これからも自分の言葉や行動に気を使う事、そして間違えたらそれを認めて謝ることを努力し、今を生きていこうと思います。