私は親不孝者なのでしょうか
はじめまして、20代前半女です。
母親との関係について悩んでいます。
私は3人きょうだいの長女です。私が6歳の時に両親が離婚し、3人とも母親と暮らすことになりました(父は同じ市内で生活していたため離婚後も子ども達は頻繁に父と会っていました)
母は近くにいる実家、元夫実家の助けを得ながら私達を育ててくれました。母は元々感情的になることがあり、怒るとビンタしてきたり、「役立たず」、私が意見を言おうとすると「親に口答えするな、子どもには何もわからない」など傷つく言葉をよく言ってきました。母は優しい時もありましたが辛い思い出が多く、私はそんな母がしだいに生理的に嫌いになり触られるのも辛くなってきました。父には心配かけたくなかったため相談もしていませんでした。母から離れようと大学受験をして、長い距離で離れることができました。経済的に全く余裕がなく、母は「お金がない」が口癖だったため、私立高校も大学も奨学金、免除で進学しほぼ親に負担させることはありませんでした。大学在学中も一切援助してもらいませんでした。
大学卒業後は同じ地域の会社に就職し、すぐに結婚していまは2人の子どもを育てています。母は孫ができたこと、子育てが終わったことで少し性格が丸くなったように感じていました。しかし、会うとたまに傷つく言葉を度々言ってきてやはり母は母のままなのだと感じてました。
そして、「将来は仕送りしてほしい、同居も考えて」のようなことを遠回りに言ってきます。私は母から離れたくて地元を出たため、地元に戻る気は一切ありません。そして育ててくれたとはいえ、やっぱり母が嫌いで仕送りする気にもなりません。将来、同居はできないことを伝えると「冷たいね、親不孝。育ててあげたのに、感謝しなさい」と言われました。私も子の親になり、親が子を育てるのは当たり前だしよくそんなこと言えるなと悲しさと怒りの気持ちでいっぱいになります。また、あんなに辛い思いを私にさせてよく将来面倒みてもらえると思ってるのが不思議でなりません。また、妹が母にお金を勝手に使い込まれていた過去があり信頼もほぼゼロです。そのお金で高価な物を買っていたようです。
こんなふうに母を憎んでしまう私は親不孝ものなのでしょうか。私が大変な時、ほぼ何もしてもらえなかった思いが強く何もしてあげたくありません。私は母にされた過去を許し優しくするべきでしょうか。
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あなたの人生を生きて下さいね
拝読させて頂きました。
お母様から今まで様々厳しい扱いを受けてこられてあなたはお母様から離れて生きていこうとなさってきたのですね、あなたは自立なさり家庭を持たれてあなたの人生を生きておられるのですね。その様な中でお母様からこれから援助してほしい一緒に生活してほしいと言われたので、一切受け入れることできないと思っておられるのですね。お母様から親不孝と言われ、感謝しなさいと言われてあなたが憎しみを抱いてしまうお気持ちもわかる様に感じます。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
今まであなたが辛い思いをしながら必死になって親から離れて生きてきたのですから、あなたがそう思われるのももっともかと思います。あなたにとってはその様な仕打ちは本当に辛く耐え難いことだったでしょうからそう簡単に消えるものではないでしょうからね。
お母様もあなたや妹さん達を必死な思いで育てていらしたのかもしれません。そしてその苦労や辛い思いもなさって並大抵ではなかったのかもしれません。その思いはお母様でなければわからないことかもしれませんね。ですからお母様がようやく落ち着いて生活できる様になってこれからの人生や生活を考えた時に少しでも楽をしたい子どもに頼りたいと思うのもわかる様に感じます。
ですけどあなたにはあなたの人生がありますし、あなたにとって送りたい生活がありますからね。ですので意見が相反しても致した方ないと思います。
また機会があれば一度ゆっくりと落ち着いてあなたの今までのお気持ちをこれからのことをお母様にお話しなさってもいいかと思います。なかなか受け入れてはくれないでしょうけれどもそれはやむを得ないことです。
時間はかかるかもしれませんけれどもいずれあなたもお母様も落ち着いて相手のことも受け入れていく時が来るかもしれません。
あなたがこれからの毎日を大切な皆様と一緒にお健やかに生き抜いていかれます様に、お互いを尊重なさり思いやりながら心豊かに生きていかれます様に、皆様がそれぞれの人生を心から安らかに幸せに生きていかれます様にと切に祈っております。
質問者からのお礼
回答してくださりありがとうございました、とても嬉しかったです。Kousyo Kuuyo Azumaさまの言う通り、私は母を憎んでいるのだと思います。そして、当時辛い思いをしたことを母に理解してほしいという気持ちが強いのだと改めてわかりました。しかし、Kousyo Kuuyo Azumaさまが言ってくださったように私には私の人生があるのですよね。私の人生を生きてくださいと言ってもらえて気が楽になりました、ありがとうございました。私はいまの家族を幸せにすることが生きがいです、このことを優先に母のことはあまり気に病まず生活していこうと思います。母に過去のことを話したり、聞いたらすると機嫌が悪くなるので難しいのですが、もし今後、話す必要な場面がきましたら第三者を交えて話せたらと思います。母を許し受け入れることはやはり難しいですが、それも私の人生だと思っていこうと思います。この度はありがとうございました。