過去の自身の選択への後悔
【過去の自身の選択への後悔が止まりません】
あの時もう一方の決断をしていれば今は明るい未来が待っていたと思うと、なぜあのような選択をしてしまったのか後悔しかありません。
その時は他に悩み懸念があったため、今後悔していることに関する事柄を選択する時間と情報量が足りていなかったと感じます。
後悔しそうだと分かっていたのに、親も助言してくれたのに、今の選択をしてしまいました。
物理的に不可能なことは分かっていますが、選択する前に戻りたいです。朝から晩までそのことを考えてしまい仕事も手につきません。
親や彼氏には「そんな些細なことで大袈裟すぎ」と言われますが、正直今鬱のような状態にあるのではと思っています。
この後悔を自分の中だけで受け止めることができず一日中親に電話を繋ぎ後悔の丈をずっと話してしまいます。
彼氏にもしつこく何度も話してしまいます。彼氏はノリが良くて一緒にいて楽しい私が好きなので、このままでは振られてしまってもおかしくないと思います。
この一件で今まで自身が頑張って築き上げた周り(家族、彼氏、友人)との関係や仕事の信用を失ってしまうこともこわいです。
支離滅裂で申し訳ございません。
過去の選択への後悔は勿論ありますが、過去に戻れないことも分かっています。
時が経てばある程度落ち着くのかもしれません。
周りからの信頼を失わないために周りの人にはもう頼らないので、今を乗り越えられる助言を頂きたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「今」を変えていきましょう…大丈夫、出来ます!
今のあなたのお辛いご心中をお察し致します。
過去に戻れないことも分かっていながら、でも過去の選択を後悔していらっしゃるのですね。
あなたのお気持ちをお察しするに、今のあなたの置かれた状況が不本意なのでしょうか。だから、どうしてもあの時こうしておけばと考えてしまう…。
結局は、「過去のあなたを責めている」のですね…「現在のあなた」が。なぜなら、「今のあなたの置かれた状況の責任は、今のあなたには無いと思いたい」からでしょう。過去の自分のせいにしてしまえば、確かに今のあなたの気持ちはラクになります。
ただ ここでの問題点は、過去のあなたもやはりその時のあなたであって、過去のあなたを責め続けることは、今のあなたをも傷つけて続けていくという事実です。
あの時のあなたの選択は誤っていなかったのです。最終的に決断なさったのはあなただったのでしょう。ですからその時の選択は間違えていなかった。あの時それ以外の道は無かったと思ってよろしいのです。
でも、今置かれた自身の状況は辛い…ならば今の状況を変えていきましょう。
あなたという存在は実は「今、ここ」にしかありません。過去には戻れず、未来は「未だ来たらず」ですから…。
だから、今のあなたの状況を変えることに力を尽くして下さい。
方法を考え、周囲にも相談をして、今の状況を改善していきましょう。
…実は、それ以外あなたのお気持ちが休まる道は無いのです。
今の状況が変われば、過去の「事実」は変わらなくても、その過去の事実の「意味」が変わってきます。今の自分が自分として存在するためにはどうしても「あの時は必要であった。大切な経験であった」と思えるようになります。
そのとき、あなたの生きかた・考え方も変わり、あなたの未来も変わっていきます。
どうぞ、今を生きて下さい、今を大切にして下さい。
繰り返しますが、あなたという存在には「今」しか無いのです。
だから、今を変えれば全てが変わっていきます。
今を変えられるのは今のあなただけです。
そんな今のあなたに仏様は優しく寄り添い、支え、導き続けて下さっています…。
質問者からのお礼
小林さま
この度はお返事ありがとうございます。
今の状況を変えるしかないというお言葉、ごもっともかと思います。
今を変えれば全てが変わってくるというお言葉、今を変えることができれば過去の選択にも波及してくるということですよね。
質問して以降も何度も自問自答を繰り返し嘆いていましたが、これを乗り越えるには提示いただいたような自身の努力が必要かと思いますので善処して参ります。