回答 2
有り難し 8最近過去の過ちをよく思い返してしまいます。友人に優しくできず傷つけた、勘違いで間違ったことをした、たくさんありますが全て私の責任であり、毎日罪悪感を抱えながら生きています。そして苦しみながら心の中で謝罪しながら生きていくことが今の私にできることだと思っています。
その中でふと思い出したのが10年以上前のことです。私が部活動に入っていたとき他校のチームと練習試合をすることとなり、部活動の指導員の教えもあり「何番マーク」など相手にプレッシャーをかけるような言葉を大きな声に出しながら試合をすることがよくありました。「ミスしてほしい」等そういった言葉ではなく、マークする、何番が来る等の言葉で私としてはあくまで試合上の必要なことで、相手を傷つけるものではないと当時認識していました。
その後部活動を卒業した後に聞いた話ですが、その他校と方と私の友人に親交があり当時相手のチームの中にはムカつくと感じ怒っていた方もいたそうです。私は当時それがチームのためになると思い精一杯励んでいたつもりでしたが、これも相手を嫌な気持ちにさせていたことには変わりありません。
あのときの自分にはあのように行動するしかなかったと思いますが、これも相手を嫌な気持ちにさせたため過ちとして反省すべき点なのでしょうか。正しいと思ってしてしまった行為についてどのように考えたらいいのでしょうか？ふと昔のことを思い出し苦しくなってしまいました。もし宜しければお答え頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。
お坊さんからの回答 2件
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nasuさん、はじめまして、ぎそうと申します。
日々、罪悪感を感じることってありますよね。私もそうです。
だから、どんな気持ちで日々過ごせばよいのか、偉そうに私の考えを教授したいと思います。よろしくお願いします。
10年以上前の部活でのプレーは、あくまでもそのスポーツのルールの中で一生懸命にチームのために動いた結果です。私が言うまでもなく、気にすることではないです。
しかし、気持ちはそうはいかないですよね。
意図せずに、人を嫌な気分にさせることは日常生活でたくさんあります。
例えば、電車でお年寄りに席を譲ったとします。私は善意で動いたことですが、相手の人は自分を年寄り扱いされたことに嫌な気分になってしまうかもしれません。
でも、気づくか気づかないかだけで、世の中こんなことばかりではないでしょうか。自分の正義で動いても、知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまうのです。
正直、考えても考えきれません。
だから私は、
「朝は昨日に感謝して一日をはじめ、夕は今日一日の反省をして終わる。」
を信条に生活しています。
これは、私は幼いころから、祖父母が仏壇で毎朝、
「昨日に感謝します。今日も一日、よい日でありますよう。みんなをお守りください。」と言っていたのを、聞いて育ったことに起因しています。
nasuさんも、過去の出来事の罪悪感を抱きながら日常生活を送るのではなく、
毎日を感謝をもって生活をする、そして一日の終わりに気づく気づかないに関わらず、生まれてしまった罪に反省すればよいのではないでしょうか。
ちなみに、タイトルの言葉は「まことにひにあらたに にちにちにあらたに またひにあらたなり」といいます。
今日という一日ははじめて訪れた日であり、だれにとっても平等にやってくる大事な一日だから、今日は昨日より良い一日になるよう心がけようって感じの内容です。
中国の古典『大学』の一説です。あの学校によく建っている？いた？二宮金次郎さんが、薪を背負いながら一生懸命読書していた本こそ、この本です。
金次郎さんも日常生活で後悔することがあったかもしれませんが、この一説を読んで
「昨日は色々あったけど、今日は今日、くよくよせずに新しい気持ちで頑張ろう」と思っていたかもしれませんね。
南無妙法蓮華経
拝読させて頂きました。
あなたがその過去のことでお悩みなさっておられることを読ませて頂きました。
あなたが間違ったことや人を傷つけてしまったことを心から反省なさり神仏に心から懺悔なさり、心から謝り、その様な悪しきことをなさらない様にと心がけていかれることはとても大切です。
ですから間違ったことやあやまちを犯してしまったらどうか誠意を持って懺悔し謝りましょう。
あなたがおっしゃっておられる部活の試合で相手チームの選手に対してマークする様に声を出していくことは勝つ為には必要なことかと思います。
チームプレーで試合する中では実際にはその様な光景を目にすることはありますからね。
確かに相手チームにとってはそう言われることが嫌だと感じるとも思います。ただその様な牽制も含めてプレーしていくのですし、あくまでもゲームですからあまり気にしなくてもいいかと私は思います。
高校野球で強打者に対してあからさまな四球で打たせないプレーを見る場合がありますが、あれは問題あると私は思いますけれども、勝つ為の手段としてはありますからね。
まあお互いに気持ちよく充実したプレーやゲームをしていくことが大事かと思います。適度な配慮もあってもいいと思います。どうかあまり気にせずに気持ちよくプレーなさって下さいね。
あなたがこれからも皆様と一緒にお互いを尊重し合いながら心から充実して毎日を皆様と楽しく生き抜いていかれます様にと心より祈ってます。
お言葉を読み涙が出てきました。これからは感謝の気持ちも忘れずに過ごしたいと思います。本当にありがとうございました。
