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心配性の祖母のお葬式

回答数回答 1
有り難し有り難し 3

今朝祖母が亡くなりました
2日前に体調を崩して入院し、あっというまの出来事でした。
幸い私は1度面会ができ、本日も看取ることができました。
祖母は急に亡くなってしまったのですが実は祖父が1年前から危ない状態が続いていました(現在入院中)
祖母は生前「おじいちゃんが心配だよ」「おじいちゃんが家にいないから寂しいよ」と言っていました。
亡くなる1週間前には「おじいちゃんと面会したとき寝てたけどギュッと手を握ってくれた。そのときに「ありがとう」って言葉が出なかったんだよなぁ…おじいちゃんにありがとうって伝えたいなぁ…」と呟いてました。
世話焼きの祖母と末っ子長男の祖父。
祖母は最期まで祖父のことを気にしていたと思います。息を引き取る際に「おじいちゃんのことは任せてね」と伝えることはできました。
3日後に葬儀を控えてます。
孫としてしてあげられること、祖母が祖父のことを気にせずあちらへいけるか、どのように送り出してあげるのが良いのでしょうか。
ちなみに宗派は天台宗です。
近しい身内が亡くなることが初めてなのでご教授いただければ幸いです。

2022年12月1日 22:26

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拝読させて頂きました。
大切なお祖母様がお亡くなりになられてあなたはとても悲しい思いをなさっておられることでしょう。そしてこれからお祖母様をどの様にお送りなさることが善いのかと思っておられるのですね。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。

お祖母様はきっと皆様に見守られながら与えられた天寿を全うなさっていかれたことでしょう。

お祖母様が心安らかになります様にと心よりお祈り申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

お祖母様は必ず仏様や神様に導かれて先にいかれた親しい方々やご先祖様がお祖母様を優しくお迎えなさって下さいます。お祖母様は仏様のもと一切の迷いや悩みや苦しみからも救われて心から安心なさるでしょう。お祖母様は仏様のお浄土にてご先祖様と一緒に清らかに円満にご成仏なさって下さいます。そしてこれからもずっとあなたや皆様をあたたかくお見守りなさって下さいます。

あなたもどうかお祖母様が仏様や神様に導かれ心安らかになります様にと心からお願いなさり真心込めてご供養なさって下さい。今までの様々な思い出や感謝の気持ちやお祖母様への思いを込めて心からお送りなさって下さいね。

お祖母様にあなたや皆様のそのお気持ちは必ず届くでしょうし、お祖母様はきっと皆様のお気持ちをしっかりと受け止めて心から感謝なさることでしょう。

またお祖母様はお祖父様のことをどうかお願いしますね、とあなたや皆様にお願いなさっておられることでしょう。

いつの日かお祖父様が天寿を全うなさる時にも必ず仏様や神様がお導きなさって下さいます。そしてお祖母様やご先祖様がお祖父様を優しくお迎えなさって下さり、仏様のお浄土にて仲良く再会なさり円満にご成仏なさることでしょう。

それまでどうかお祖母様にあたたかく見守っていて下さいね、とお願いなさって下さいね。

お祖母様とあなたや皆様とのご縁はこれからもずっと永遠に続くのです。

あなたや皆様がこれからもずっとお祖母様とのご縁を大切になさりながら仲良くお健やかに生き抜いていかれます様に切にお祖母様にお祈りさせて頂きます。

そしていつの日かあなたや皆様が天寿を全うなさる時にも必ず仏様や神様がお導き下さり、お祖母様やご先祖様が優しくお迎えなさって下さいます様に切に祈っております。至心合掌 南無阿弥陀仏

2022年12月2日 14:42
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

有難いお言葉ありがとうございます。
お陰様で本日祖母を送り出すことができました。
また祖母へのお祈りもありがとうございます。
祖母を通じ様々な縁やつながりを大切にしていきたいとより一層思えました。

「葬儀」問答一覧

祖父の葬儀での出来事

先日祖父が亡くなり、生前からの祖父の意向もあり、家族のみ参列し、所謂直葬を執り行いました。 無宗教ということと、以前身内の葬儀の際にお坊さんの振る舞いについてとても嫌な思いをしたことがあったようで、それ以来自分が死んだら戒名もお経もいらないから家族だけで見送って欲しいとのことでした。 祖父の希望通りに直葬を執り行ったのですが、せめて火葬場ではお経を1回くらい読んで貰った方がいいのではないか、と親族の一人から声が上がり、じゃあそうしようということで、その際お世話になっていた葬儀屋さんに相談し、お坊さんを手配して下さるとのことで火葬の前に読経していただけることになりました。 お経が始まり、喪主である祖母がまず焼香し、それに続いて参列者が順番に焼香を行っていたのですが、一人ずつではなく三人ずつ焼香を行って欲しかったようで、お坊さんが読経中ですが参列者のいる後ろを振り返り、すごい目付きで睨んできました。 確かに焼香台は三つありましたが、特に何も言われなかったため、喪主に続き一人ずつ焼香を行っていました。 お坊さんの様子に気付いた火葬場の職員の方が、三人ずつどうぞと声をかけてくださったのですが、その間も時折こちらを睨みつけるように見ており、更には肩を竦めため息を吐いていました。 あまりの出来事に唖然としたと同時に頭にカッと血が登り、動悸が激しくなりました。 そのくらいの衝撃を受けました。 そのお坊さんにとっては数ある内の一つかもしれませんが、私たち遺族にとってはそうではありません。 大切な祖父を侮辱されたようでとても腹が立つと同時に悲しくて仕方ありません。 祖母も気付いており悲しがっていました。 こんなことなら祖父の言葉通り、読経してもらうべきでは無かったと後悔しております。 そのお坊さんへのお布施は一万円お渡ししましたが、お金さえ貰えれば後はどうでもいいのでしょうか? 腹の中で何を思ってようが自由ですが、それを表に出さないようたった数分も我慢できないのでしょうか、それが不思議でなりません。 上記したように、以前にもお坊さんのことで嫌な思いをしたことがあり、それに今回のこともあり、もちろんそんな事はないと分かってはいるのですが、こんな人ばかりなのですか? また、この悔しい気持ちの落ち着け方が分かりません。 アドバイスいただきたいです。 よろしくお願いいたします。

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母の葬儀を神式でやりたい父を理解出来ない

2月5日に、母がガンで他界しました。まだ60代の若さでした。今、悲しみと喪失感に暮れて居ます。 そんな中でも、葬儀の準備を進めなければなりません。我が家は、代々仏教式での葬儀を行なって来ました。 しかし、何故か父が神道式にしたいと言い出したのです。 ちなみに、父は特別神道を崇拝している訳でも無く知識もほとんどありません。 神式では、代々のお墓に遺骨を入れられません。魂も輪廻転生の輪に入れず、神棚に奉られる状態になると聴きました。 私は、生前散々苦労して来た母を、極楽浄土に送りたかったのです。 生まれ変わって、来世こそは、苦労無く、幸せな人生を送って欲しい。 しかし、神式では嫌な思い出ばかりが残る我が家に、魂を縛りつける事になるのでは無いかと心配しています。 父が私に相談も無しに依頼した葬儀屋さんも、神式葬儀の事例はほとんど無く、儀式なども曖昧に形だけやっている状態です。 母の亡骸は、まだ自宅に安置されています。枕直しの儀に必要な小刀などを担当の方が置いてくれました。 しかし、刀の置く向きが違います。葬儀屋さんのスタッフさん側に、神式の知識が無いのです。 用意出来る祭壇も小さく質素で、どうにも必要な用具が足りていません。これでは、あまりにも可哀想です。 まさか、お葬式の件で父とケンカをするとは思いませんでした。 どうしても神式で葬儀を行いたいのであれば、そこは仕方がありません。 ですが、せめて今の葬儀屋さんをキャンセルして、神式の儀式に詳しい、専門の葬儀屋さんに変えて貰いたいのです。 枕直しの儀を取り行ってしまった後のキャンセルは、失礼に当たるので出来ないのでしょうか…。 逆に、儀式をしたにも関わらず、別の葬儀屋さんで2度目の儀式を取り行う事は、 母の魂が迷ってしまったりなどの影響があるのでしょうか…。 葬儀業者をキャンセルして切り替えた経験のある方。 そして、数多くの魂を送って来られた、お坊様。 もう時間がありません。何卒、救いの手を差し伸べて戴けます様、お願い申し上げます。 大切な母親が人生の最後に、主役になれる日が葬儀だと考えています。 とびきり美しく、良いお式だったと言って戴ける様なものにしたい。私が出来る、最後の親孝行です。

有り難し有り難し 9
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檀家総代について

先日父方の祖父が亡くなり、週末にかけて葬儀等を済ませたのですが 実は父が檀家総代をしているお寺の住職の母親の四十九日が祖父のお通夜と告別式が終わった次の日にあり 父は間もなくその手伝いに向かいました。 亡くなる1ヶ月前から祖父は施設のベッドから落ちて大腿骨を骨折したのちに入院と手術をしていたのですが その際はちょうど住職の母親が亡くなったあたりのタイミングだったため 本来であれば医師からの説明のためずっと病院に居なければならないはずが 檀家総代であるという理由から葬儀をまとめなければならず あまりそばに居ることができないような状況でした 「なんとかして祖父のそばに居てやれないものか」と言っても 父は「俺が葬儀のまとめをやらなければいけない」と返され聞き入れてもらえませんでした その時でも色々と疑問に思うことはありましたが まだ祖父は生きている状態だったので とりあえずはあまり口を出さずにいました でもなんだか今回は話が違うような気がするのです 昔からお世話になっているお寺なので 色々と感謝することがあるのは間違いなく 手伝う義務のようなものがあるのは十分理解しているつもりなのですが 身内の、しかも自分の親を見送るという時に葬儀から荼毘まで最低限のことだけして それが過ぎたあとは先にひかえている他人の葬儀を優先的にまとめるというのは なんだか祖父をないがしろにしているような感じに見えてしまってわたしは納得できません。 せめて四十九日までは自分の親のために集中できないものなのかと ただでさえ葬儀の前も後も大変だというのに… 檀家総代というのは、大切な家族の時間を犠牲にしてまでこなさなければならないものなのでしょうか? 本人に言っても、まわりに相談しても 「仕方がないことだから」と言われて終わってしまいます。 自分の行いは大なり小なり必ず自分にかえってくるものです もし自分があの世に行くときでも同じようにないがしろにされても良いということなんでしょうか。 あまりに薄情な気がしてなりません。。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ