無意識のうちに人を傷つけてしまったかも
大学時代、入学してすぐ、授業のグループが一緒の子の部活の見学に行きたいという話になって、そのグループの中の1人の子も行きたい!という事になりました。異性です。
出会って直ぐであまり親しくなく、一緒に行く予定ではなかったはずです。
当日私は行けなくなってしまい、その子の連絡先も分からなかったので無断で欠席してしまいました。
後日知りましたが、その子は一人で見学会に来ていたみたいです。どうして私が来ないのか?と思っていたかもしれません。
その後その子は部活を辞めてしまったのだそうです。
それから、その子は私を見ても避けるようになりました。4年間ずっとです。何故か?本気で分かっていなかった私は、何度かその子とコンタクトを取ろうと試みましたが、完全に避けられていて、話しかけづらい雰囲気になってしまいました。
そのまま卒業までいき、3年経ったある日、ショッピングセンターでその子を見かけました。
誰かにじっと見られてる感じがして、そちらを見るとバチっ!っと目が合って、その子だとわかりました。
相手はフイっと顔を背けました。
お互い人見知りなのもあり、話しかける事はできませんでした。でも、相手はずっとこちらを気にしていました。私も気にしていました。
家に帰ってから、当時のことを思い出し、その子に出会えて嬉しかった反面、
何故その子は私を避けていたのか?冷静に考えました。
この事をとある方に打ち明けると、「「お前が嫌いだからバックれるよ」と意思表示したあなたが悪い。相手のほうは自分を嫌っていると思っているはず。」
と言われてしまいました。
当時は精神的にいっぱいいっぱいで、そこまで考えが回らなかったですが、この意見を聞いて、私のせいだったんだとハッっとさせられました。私は約束を破り、相手を嫌っているという意思表示をしてしまった事になっていたんです。
それに気づいたと同時に、自己嫌悪が湧いてきて、後悔の念に苛まれて辛いです。相手に本当に申し訳ないです。
その子は私に気を遣って見学会に行ったのかもしれません。だから来なかった事で裏切られた気持ちになっただろうし、もしそうだと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
私を3年ぶりに見て、思い出させてしまい、嫌な気持ちにさせてしまってたらどうしよう…と考えてしまいます。
もう会えません。どうすればいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人生にはあるものです
拝読させて頂きました。
その子があなたのことを無視しておられることを気になさっておられるのですね。あなたが気になさるお気持ちもわかる様に感じます。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
生きている中ではその様な誤解もあるかと思います。悪気がなかったとしてもその様に思い込まれてしまうことはありますからね。とはいえどあなたは決して悪くはないと私は思うのです。
人生ではその様な誤解や思い違いや巡り合わせというものもあるのです。
その子ももしかしたら早合点してずっと今まで思い込んでいるのかもしれませんし、あなたもそれに気が付かなかったのかもしれませんからね。詳細はわからないですけれども、意外とその様な思い違いやボタンのかけ違いというものは起こり得ることでもあるのです。
その様なことがあったのは決して無駄なこととは言えません。あなたもその子もいずれ様々な人生の局面の中にあってその様な勘違いや思い違いにふと気がつくこともあるでしょう。
その時にはもう遅いと言われるかもしれませんけれども、それはやむを得ないことでしょうし、人としての成長を待たねばわからないことでもあるでしょうからね。
いずれにせよもしかしたらまたお会いなさることもあるでしょう、その様にまたゆっくりお話しなさってみて下さいね。
あなたもその子もこれからの未来を早合点なさらずにしっかりと前を向き合いながら人やものごととのご縁や巡り合わせを大切になさり、心豊かにおおらかに己れの人生を歩んでいかれます様に切に祈っております。
質問者からのお礼
お忙しい中、ご回答をしていただき本当にありがとうございます。
そのように言っていただき、心が少し楽になりました。
そして、今後は誤解を生まないように、伝えるべきことは相手にしっかりと伝えたり、わだかまりがある時は自分からわだかまりを解くために、今後後悔しないように、積極的に話しかけられる勇気を持つようにして生きていきたいです。
コミュニケーションを取る中で誤解を生んでしまうこともあり、人間関係は難しいですが、このような経験をしたからこそ、次同じような事が起からそうになった時は気をつけたいです。
彼とは、また会うことができたら話したいです。また偶然どこかで会えるように、願っています。
ご回答していただき、本当にありがとうございました。