自分の決断を激しく後悔しクヨクヨしいます
一般常識的に、やってはいけないことをし、多くの方にご迷惑をかけてしまいました。
内容については詳しく書けないのですが、自分の欲望を優先し迷惑をかけることを分かっていながら行動をしてしまいました。
普段の自分なら絶対しないような行動を。今はそのようなことをした自分をひどく責め、苦しみ夜は眠れず食事も取れない状況です。
このように後悔しても意味がないことはわかっています。過去は消せないのですから。やったことは犯罪ではありませんが、自分を恥じております。
しかし今となってはそのような判断をした自分が許せず、どのように気持ちを切り替えればいいのか分からず途方に暮れている状態です。
このような状況で自分を楽にしようなんて更に烏滸がましいことは承知です。
ただ、今は苦しくただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。
それでもなお、少し楽になりたいという気持ちでこちらにてアドバイスを求める自分がおります。
今も部屋でずっと悩んでおり、どうか少しだけこんな自分にアドバイスをお願いできますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
過去は過去、さあ「今・これから」を生きていきましょう!
『それでもなお、少し楽になりたいという気持ちで』と、そこまでおっしゃるお気持ちをお察し致します。
楽になる方法はあります。自分を許してあげることです。過去の行動を認めてあげることです…「今となっては後悔もあるが、あのときはそれはそれで仕方なかった」と自分の気持ちを消化することです。
是非そうなさって下さい……出来ませんか。そうですか…。
ならば、自分の行動を許さないままでも良いですから、とにかく今の後悔している気持ちを手放しましょう。抱え込むのを止めましょう。
仏様はあなたの置かれた状況を全てお見抜きの上で、あなたの今のつらいお気持ちを受け止め、そして「引き受けて」下さいます。「私(仏)に任せておきなさい。どうかあなたの苦悩を私によこしておくれ」とまでおっしゃって下さるのです。
何より、後悔はしてはなりません。後悔は「決断をした過去の自分を責める行為」です。もうどうにも出来ない過去の行動を、結果を知っている今の自分が「後出しじゃんけん」よろしく 後から責め立てるのでは過去の自分の立つ瀬がありません。現在の自分が過去の自分を責め立てる…結局苦しむのは「自分」なのです。
だから、過去の行動については「反省」に留めるべきですし、それで良いのです。
今回の件で、あなたは貴重な学びを得たはずです。
さあ、生きているのは今、行動できるのも今です。
今のあなたは過去の行動、過去の自分は変えられないけれど、これからの未来のあなたをどのようにでも変えていけるのです。
もう後悔している時間がもったいないですよ。
将来の自分に期待をして、さあ今から行動開始です。
あ、仏様は「いつでもあなたの辛い気持ち引き取るから、安心しなさいよ」とおっしゃって下さっていることを最後に申させていただきます。