クリスマスの賑やかさが辛いです
以前にも質問させてもらったり、個別でご相談もして頂きました。いつもありがとうございます。
娘が亡くなってからようやく5ヶ月が経ちました。自死遺族の方とメールでやりとりしたり、こちらのお坊さんに個別でカウンセリングを受けさせて頂いたりしたおかげで、信頼できる人には私の身に起きたことを話して助けを求めることができるようになりました。
職場にも時短勤務で復帰させてもらい、職場にいる間は、娘が亡くなる前にタイムスリップしたような錯覚を感じる日もありました。帰宅すると娘のお仏壇がありまた寂しい気持ちに戻ります。お仏壇も前にこちらで相談させて頂いたあと、とても娘にぴったりの真っ白なものを見つけそちらにとりあえずの居場所を作ってあげられたので、少し安心できました。
次女が不登校にもなりかけていましたが、色々な方が助けて下さりなんとか持ち直しています。
娘がいないということ以外は、だいたい順調に生活できているのです。きっと娘が私が困らないように見守っていてくれているのだと思っていますが、それが尚更申し訳なく亡くなってまで私の心配をしているのではないかとか、ただただ娘に会いたい気持ちも当然消えることもありません。。
この先、何十年もこの生活が続くのだと思うと本当に辛くて、クリスマスのイルミネーションもこんな私たち家族を置いてきぼりにするかのように、キラキラとしているのを見るのが本当にしんどいです。
かといって、次女はまだ高校生なので暗い話ばかりできずなんとか笑顔を作るように努めています。
心が疲れているのか、倦怠感もひどいので心療内科も予約しましたがコロナ禍なかなか予約が取れず年明けになりました。
亡くなった娘の誕生日、クリスマス、年末年始、、、どうやって過ごそうか途方に暮れています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
つらいお気持ちを仏様に預けて下さいませ…
本当にお辛いことですね。ご長女が亡くなられても、あなた・御家族は生きていくしかありません…ご心痛お察し致します。
クリスマスのイルミネーション…確かにキラキラと綺麗であなたにとっては余計にお辛いことでしょう。もう見ないように、近寄らないようにするしかありません。もともと仏教徒はクリスマスを祝うことはしませんし…。
年末年始も 仏様とお生まれのご長女様を偲びつつ、お静かお過ごし下さいませ。
大切なことはそのように「ご長女が仏様と成られた」ことをしっかりと受け止め、仏様としてあなたのところにお還り下さっているのだということを素直に頂くことです。
だからこそ どうか次女様も御一緒に、ご長女様にお似合いの白いお仏壇に向かい合い、また話し掛け、仏様を御自身の生活の中心になさって頂きたいのです。
あなたのつらく悲しいお気持ちはお察し致します。
でも、その悲しいお気持ちは「娘様の死を認めない、許さない」というお怒りと根っこは同じなのです。ある意味では気付かぬうちにあなたは、あなたより先に命終えられた娘様に対し怒っている状態なのです。
さぞやお辛い思いで命終えていかれたご長女が、さらに愛おしい御母様に叱られる…こんなお辛いことはないでしょう。
どうか、今のつらく悲しいお気持ちは仏様(今のご長女様の存在)に預け、委ねて下さい。仏様に引き取ってもらって下さい。御母様のお気持ちが楽になるなら…と仏様はあなたの苦悩全てを喜んで受け取って下さいますよ。
「私に任せて下さいね」と仏様はおっしゃっています。
辛い気持ちも、苦悩も、またあふれる感情も全て仏様に吐露し、預け、手放しましょう。
そこに、あなたにとっての本当の安らぎの人生が恵まれます。
そのような安らぎの、和らぎの人生を歩まれるあなたに対して、ご長女様の穏やかな笑顔が向けられるはずです。
どうか御身御大切にお過ごし下さい…。
質問者からのお礼
小林覚城様
回答頂きありがとうございます。何度も読み返しました。
朝夕必ず娘の前には座ることができるようにはなっていましたが、私の気持ちを吐露することは娘を責めることになるかもしれないと思い何も言えないままでした。怒っているのではないつもりでした。ただ自分が気付けなかった救えなかったのが申し訳なくて。でもそれを強く思いすぎることも、娘を責めることになるんですよね。。
仏様(娘の今の存在)に気持ちを預ける、引き取ってもらうというお言葉が有り難かったです。それができるように仏様を中心に毎日過ごしていこうと思います。