過去の失態、自分が憎い。
私は双極性障害(躁うつ病)です。
昔からやたら気分がハイになったり、急に落ち込んだりを繰り返してきました。
しかし、双極性障害と診断されたのは1年前で、それまでは適応障害と言われていました。
気分の波を繰り返してしまう正しい原因が分かり良かったのですが、今までに躁と鬱の波により積み重ねてきた数々の失敗を背負いきれません。
人をドン引きさせるような言動や、大切な人を最低な形で傷つけてしまったこともあります。「誰にでも失敗はあるよ」というレベルではありません。当時の同級生に会うと苦笑いされ、親に話すと困ったように「黒歴史くらい誰にでもあるよ…」と変な慰められ方をする始末です。
その数々の失敗により、もう自分の存在自体が許せません。後悔してもしきれない、病気も、自分も、とても憎いです。
治療には真面目に取り組んでいます。でも、薬では治しきれない過去への後悔や恥ずかしさ、自分に対する憎しみが大き過ぎて、全身の細胞が「死にたい死にたい」と騒いでいるようです。
過去の後悔、自分を憎むことの苦しみ。これらから抜け出すことはできますか?
アドバイス頂けますと幸いです。
自分で自分が分からない 自分軸がない
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捨てていいですよ、後悔も自分への憎しみも
シオ 様 相談ありがとうございます。
辛い苦しい時期を過ごされて、よくサバイブしてきましたね。
適応障害から双極性障害と診断が変わったんですね。
その生きづらさ、過去の失敗、自分への憎しみ、もう十分に感じたでしょう。
捨てていいですよ、後悔も自分への憎しみも。
おそらく、双極性障害の元の原因は、虐めの体験や親からの愛情不足です。
親を悪く言うつもりはありません。あなたが甘えたいとき、頼りたいとき、優しくしてほしい時、わかってほしい時に、親が(仕事や家事などで)相手にしてくれない、話を聴いてくれない、そもそも不在で頼れない、両親が喧嘩していて悲しいので話せない。もっとひどい場合は虐待やネグレクト等々、このような体験を少しでも持っていれば、自分の気持ちを表現せず、他人には頼らず自分で物事を解決しようとし、対人関係が不安定になります。親や友達を信用できないことが、他人も信用できないどころか、他人を恐れとみなして、傷つけてしまいます。
しかしながらこの対応は、対人関係に信頼を築けないあなたにとっては自己防衛のために必要だったのです。ですのであなたは悪くありません。あなたのその過去の行動に責任はありません。過去に対してそう思うようにしてください。
そして、あなたに今必要なのは、安全(危険から守られ、保護されているような感覚)であること。見守られている(大切にされて、注意を向けられている)こと。なだめられている(誰にかにそばに居てもらえるとわかっている)こと。そして安心している(居心地よく感じると信じ、自分で自分をなだめられるようになる)ことが大切になってきます。
つまり安全感。見守られ感。なだめられて癒され感。安心感(心の落ち着きを感じる)を感じる何かを始めることが必要だと思います。
何かで癒されてますか?どこかで安全を感じますか?誰かになだめられていますか?今その時安心できますか?
このようなことを沢山感じることによって、辛い苦しい状況が変化していくでしょう。きっと大丈夫です。参考にしてください。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。ギリギリの状態だったんですね。ZOOMやメールで個別の相談が出来ますので、ご利用ください。字数制限で、この欄はここまでです。ご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。
ご回答ありがとうございます。後悔や憎しみは捨ててもいいのですね…確かに私はいじめ被害の体験や両親の離婚などの経験があり、自分を上手く保てない時期が多かったように思います。
過去の失敗も、自己防衛のためだったと考えると少し気が楽になります。
精神的にギリギリの時に質問したので分かりづらい質問文になってしまいましたが、具体的なアドバイスまで下さりありがとうございました。参考にさせて頂きます。