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娘と会えなくなってしまいました。

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妻から離婚を言い渡されました。
ちなみに不貞とかDVとかではなく、性格の不一致です。
結婚してからつもりつもった不満が爆発して離婚に至ったそうです。

これまで家族のために働いてきたが、あと数週間もすれば3歳の娘と会えなくなります。

頭では自分の人生をこれから離婚してよかったと思えるような人生にしていきたいと思うものの、生きる目的を失ったような状態で、心が前を向いていかないです。

でも、仕事もやらないといけない。離婚の事務手続きもある(裁判するわけではないですが)。生きていかなくてはいけない。

正直、心がしんどいです。

時間が解決するのかもしれないが、今後の残りの40年近くあるであろう人生を、ずっと娘のことが頭にありながら生き続けていくのかと思うと悲しさと同時に、すべてを失ってしまった自分のいたらなさ、そして、すべてを奪われた妻への憤り(もちろん、妻の心のつらさに気づけなかった自分にも非があることは理解しています)など、何もやる気がおきず、気が付くとぼーっとしてしまいます。

こういうときは無理しないで休むのがいいのでしょうが、仕事もあるし、休み方もわからない。

解決策はないのでしょうが、誰も話をできる人もいなく、ふと見つけたこのサイトに何か少しでも心が楽になればと思い書き込んでみました。

よろしくお願いします。

2023年1月3日 3:39

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

両親に会うのはお子さんの権利

離婚しても父母であることは変わりません。
両親はお子さんのために養育費を払う方が良いですし、お子さんには基本的に、両親と面会交流する権利があると思います。
両親の仲が悪いからという理由で、お子さんから父親を奪うのは良くないと思います。
ということで、「子供のためにも」と、養育費を払うことと定期的に面会交流することを話し合いましょう。
なお、仏教では、欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩が悩み苦しみの原因になると考えます。
しかし私達は煩悩だらけ。
なので、自分の煩悩には素早く気づくようにし、他人の煩悩には「お互い様」の慈悲の眼差しを意識しましょう。
そうすれば、今後の人生がより平安なものになるでしょう。
もしも新しい恋人ができたり、お子さんが成長して生意気になったりしたら、相手の欲・怒り・怠け・プライドを「お互い様」と許してあげましょう。

2023年1月3日 9:41
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