母を叩いてしまった
(編集部より。規約により投稿の一部を変更しています)
私は32歳です。母は私が生まれる前からある宗教と関わっており、物心つく前から集会に連れて行かれ、2歳や3歳のころから躾として、お尻を鞭で叩かれていました。思春期になっても続きました。
とても辛かったです。
母も私もその宗教とは関係を断ちましたが、私は鞭をした母を許せず、今日、洗剤を間違えて買ってきた母に、お尻を出させ、痛いと言うまでハンガーで叩いてしまいました。叩いた直後はざまぁみろと思っていたのですが、少し良心が痛みました。でも母を許せないのも事実です。私は地獄に落ちますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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地獄に落ちない方法
地獄に落ちない方法として、極楽浄土に往生するという道があります。
南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)と念仏を称(とな)えて往生極楽を願う者がいれば、阿弥陀仏は、どんな悪人であってもその人の臨終の瞬間に迎えに来てくださり、往生させてくださいます。
なむあみだぶなむあみだぶ
なむあみだぶなむあみだぶ
と念仏を称(とな)えれば人生のハッピーエンド確定なので、ひとまず安心。
なむあみだぶなむあみだぶ
と念仏するようにしましょう。
そして、皆もれなく救われますようにという仏教の慈悲に共感し、誰でも自分が1番可愛いのだからこそ、他人を傷つけない方が良いと考えましょう。
ところで、もしも街で他人のお尻を叩いたら、速通報されて逮捕されますよね?
基本的に、相手が家族であっても、他人にやったら逮捕されるような行為をすると虐待になります。
児童虐待や高齢者虐待は、「家庭内だから何をやっても良い」という油断がもたらすのかもしれません。
欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩(ストレスの原因)は誰にでもありますが、煩悩に素早く気づくようにしましょう。
そして、「こんな煩悩まみれの私を阿弥陀仏は見捨てない。ありがたや。」と喜び、南無阿弥陀仏の念仏に心を帰しましょう。
南無阿弥陀仏の念仏が心の主人。煩悩による妄想雑念は心を通り過ぎる一過性のお客さん。
日々、煩悩(お客さん)に気付いて心を南無阿弥陀仏に戻すようにすれば、この世においても、地獄のような悩み苦しみストレスが激減し、平安な人生になります。
また、一定リズムで念仏する習慣は脳のリズム運動なので、セロトニン神経を整え「うつ」予防にもなるかもしれません。
質問者からのお礼
ありがとうございます。これからは怒りを抑えたいと思います。