続・経木塔婆の名前が間違っていました
11月に『経木塔婆の名前が間違っていました』というご相談をさせていただいた続きです。
前の相談を簡単にまとめますと、昨年9月の彼岸より1か月のミニ塔婆の供養を近所のお坊さんにお願いしました。
11月を過ぎてからその経木塔婆が配送されてきたのですが、頼んだものすべてで名前が間違っておりました。
その旨連絡したところ、すぐに新しく作り直して送りなおしますとのことでした。
名前を間違えた古い塔婆はゴミとして捨てて構わないという回答や、問い合わせ時の対応が威圧的だったこと、加えてTwitterやyoutube、他SNSを毎日何度も更新しているのにどれもこれも供養の文字すら確認しないでやっていたのか・・・ということで、不信感が生まれました。
とはいえこれ以上揉めるのも嫌でしたので、我慢して送付してくださるのを今日まで待っておりました。
ところが、それから2か月近くたった年を明けた今日、お寺さんから封筒が届いたものを確認すると、新規のお札の申し込み書や、頼んでいない紙のお札が入っていました。
一瞬目が点になりました。
12月は師走でお坊さんは忙しいかと思い、連絡も控えておりましたが、すぐ送るとは・・・なんだったのでしょうか、と。
本日までこれ以外の連絡はございません。
前回も書いたのですが、ここまで供養の気持ちを踏みつけられると悲しさが勝ります。
本来昨年10月末には発送予定の塔婆です。
クレーマーになりたいわけではないのですが、どう伝えていいのかわかりません。
こんな気持ちで供養する方の塔婆は手元に置いておきたくないです。
かといってお金を返してとも思わないですが、こんな中途半端な供養を私が頼んだと思いたくありません。
見たくはないのでブロックしていますが、こちらのお坊さん、週に何度も長時間録画の人生相談等のyoutubeがあがり、毎日幾度となく更新した複数のアカウントのTwitter、テレビに出ました等の自己顕示系の内容ばかりが風のうわさで届きます。
仏様の教えの通り、諦観の気持ちをもって、他のお寺さんに経木塔婆のお焚き上げをお願いするしかないのでしょうか。
もう新しい経木塔婆は欲しくないです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こんにちは
過去のご質問も拝読しました。
知人に勧められたお寺で経木塔婆を申し込んだところ、書き間違えがあったので、それを伝えたところ、新しいものを送ると言っていたのに送られてこなかった。数ヶ月後、新規のお札の申し込み書や、頼んでいない紙のお札が入っていた、との事ですね。
多分そのお寺さんは、定期的に紙のお札や新規のお札の申込書を送っているのでしょう。つまり送られてきたものは、あなたのお願いで届いたものではなく、定期的な通知(ダイレクトメール)が届いたと想像します。ですので書き直しの件は忘れてしまっている可能性が高いです。
ひとつの考え方ですが、あなたさまが気持ちを込めて申込用紙にお戒名を記入しお布施を納めた時点で、供養は成立しているといえます。
お布施は「善い行い」のひとつの形です。善い行いが供養となります。あなたさまがご先祖様をおもい、お布施をした、その行為はたとえ卒塔婆の名前が違っていたとしても、まっすぐご先祖様のところに向かいます。ですので心配する必要はありません。きっとご先祖様の元にあなたの気持ちがしっかり届き喜んでいると思いますよ。
一方で、字が間違ってしまうのは仕方がない(私もよく間違えます)としても、その時の、またその後のお寺さんの対応は誠実さに欠けていると思いました。特に檀家さんになっている訳ではないようですので、もう申し込んだりしないようにすると良いでしょう。
字が誤っている卒塔婆については、菩提のお寺などの卒塔婆納め所などに納めれば良いと思います。
質問者からのお礼
鳳林寺 光禪様
この度は長い質問を前の質問まで戻ってご回答くださいましてありがとうございます。
名前を間違えられた時点ではまあよくある事か・・・とも思わなくもなかったのですが、そのあとの対応は杜撰でしたし誠意も感じなかったので驚いてしまいました。
塔婆はネットで知った責任感のあるお坊さんにお焚き上げを頼み、無事にお焚き上げをしていただいたようで安心しております。
人それぞれ、僧侶それぞれ、千差万別ですね。
カラオケ動画をあげる前に直して送ってほしかったとは思いますが、
これもまた忿ということですね。
読んでいただいたこと、宗派は違えど同業者さんということもあり、答えにくいところかと思われますが、アドバイスいただき感謝いたしております。
陰ながら、ご健勝をお祈り申し上げます。