孔雀明王さま
以前、唯一無二の大切な息子を失った件でご相談させて頂きました。
息子がこの世から旅立ち、何日目のことか記憶にないのですが、夢の中で部屋の電気が突然消え、恐くなり布団に潜り込んで「南無阿弥陀仏」と手を合わせ唱えていると、その手の外側からすごい力で更に合掌している手を強く合わせるようにと押さえられ、しばらくそのまま念仏を唱えていると、オレンジ色の光が目の前広がり、数秒経って目が覚めました。涙が出ていて、感触も残っておりましたが、私の手を強く外側から押された手が大きな鳥の手(足?)の感触でした。
息子を迎えに来られて連れて行ってくださったのかなと勝手に解釈しております。
鳥に関する仏さまを調べている中で孔雀明王さまに巡り会ったのですが、孔雀明王さまが亡くなった者を迎えに来るということはあるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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阿弥陀如来と孔雀明王との関係性について
ほみさま
息子様のこと、誠に御仏の善きお導きがございますようにとご供養申し上げます。
阿弥陀如来と孔雀明王との関係性についてですが、金剛頂大秘密瑜伽タントラにおいて、「阿弥陀仏は孔雀座に座している」とございますように、孔雀が如来の使いとしての役割が示されてあるとも考えられるところであり、孔雀明王も浄土への障碍となるものを消除させる明王としての力を有しているもので、その可能性は否定されないものであるかとは存じます。
このように、浄土へと向かう者に及ぶ障碍を取り除いて下さる明王としては、不動明王をはじめとしての五大明王、愛染明王、馬頭明王、烏枢沙摩明王などがその役割を担われます。
また、金剛頂系、例えば、悪趣清浄タントラの儀軌からでは、阿弥陀如来の使いとしてであれば、馬頭明王(観音)の可能性も否定はできないかと存じます。
もし宜しければ孔雀明王、馬頭明王(観音)へのお参りをなさられて追善供養をなさられても良いかと存じます。
合掌
質問者からのお礼
三休さま
お忙しい中、ご丁寧にありがとうございます。
今まで信仰心が薄く、何も知らなかったので教えて頂き感謝しております。
四国遍路に出る予定にしておりますが、先ずは孔雀明王さまと馬頭明王さまにお参りしご挨拶をしてこようと思っております。