結婚して一見幸せです。
恋愛結婚をし、夫婦仲は円満。
田舎に住んでいて、いつかは一人息子の旦那の実家にいきます。
私には都会で住んでみたいと言う夢があります。高校生のときに上京の機会があったのですが、必死の説得も無駄になり、先生や親から反対されて結局今まで地元を出たことがありません。
旦那は地元での仕事を辞めることも、歳を召した親元を離れることもしたくないといいます。
しかし私は自分の夢を諦めきれずにいます。
旦那は快く思わず、離れたくないといいます。
私の人生は地元で、「嫁」という職業のまま終わっていくのかと思うと、死にたいです。
優しさに首を絞められて、生きたまま自分を殺して生きるくらいなら、もう死んでしまいたいです。
私は自分の人生のために踏ん張るべきでしょうか、諦めたふりをして目の前の小さな幸せを探しながら生きるべきでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
為すべきこと(充分な準備)なさってから都会へ出ては…?
お気持ちお察し致します…。
私も田舎生まれで都会に憧れた人間ですので、あなたの思いは分かります。
ならば、短期間でも都会で暮らす手立てを考えましょう。
資格取得、イベント手伝いのアルバイト…多くはすぐには思いつきませんからそう簡単ではないでしょうが、全くないことということも無いと思います。
そうして、少し都会で暮らしてみましょう…夫君にあなたのお気持ちを懸命に伝えましょう、理解を求めましょう…理解されなくても、黙認してもらいましょう。
そして都会で暮らしたならば、実感出来ると思います。
別に都会に「今の環境では味わえない、ものすごい暮らし」があるわけではなく、ただ「今の環境ではなかなか出会うことの出来ない、ものすごい人」が存在するだけであると…。そして自分がそうでないならば、都会で暮らす意味などないということに…。
ならば、今あなたが為すべきは「都会に出て自身が変化すること、変化させてもらえることを期待する」ことではなく、「都会・社会の側から あなたにこちらに来て仕事をして欲しいといわれるまでの人格」に成長することではないでしょうか。
その為には様々な勉強・研鑽が必要です。
そしてそれらはネット社会の今、幸運なことに(いえ、あなたにとっては不幸な?ことに)どこに居ても可能になっています。
今をときめく流行作家・湊かなえさんは、兵庫県・淡路島在住の「一主婦」だそうです。執筆は家族が寝静まってからの深夜におこなっていたとか…。
ただ現在は、執筆以外に新作発表また映画の製作発表などでそれこそ「都会」に招かれることが頻繁にあることでしょう。
後はあなたのやる気次第です。
夫君に「キミが都会に出ることを十分理解するよ。理解するしかないよね…」と言わせるまでの、努力研鑽を積みましょう。
それから都会に出ても遅くありません。いえ本当はそれから都会に出るべきだと思います。
5年ほど東京暮らしをしましたが、夢破れて?逃げ出した私が言うのですから間違いないと思いますよ…。
いずれにしても、あなたがどこに居ても、仏様が御一緒下さり、温かく支えて下さっています…そのことだけは大事になさって下さい。