飽きては辞めを繰り返す生涯
バイトしては嫌なところを見つけて辞めてしまいます。これまで100箇所以上の職場を転々として来ました。
恋人ができては嫌なところを見つけて振ってしまいます。これまで20人以上と付き合ってきました。
友達がいません。嫌なところを見つけてはブロックして連絡先を消してしまいます。
孤独です。孤独にも飽きました。退屈は毒です。自分の中の”飽き”の感情にずっとずっと苦しめられています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ポジティブを逆のベクトルに!
おはようございます。あなたの以前の質問も含め読ませていただきました。あなたがおっしゃっている事とは別にあなたの行動はすごいなぁと感じました。凄い行動力ですよね。なかなか100件以上でバイトするなんて出来ないというか、嫌で辞めたなら次に行けないと思ってしまう方が多いように思います。そう言う意味であなたはめちゃポジティブですね。また、恋人のことについても同じように思います。あなたはモテるって事ですよね。そしてあなたから振ってしまうとのこと、友達もあなたからブロックしてしまう。それでも新たに恋人を作り友達も作る。それって凄いことです。
さて、問題はなぜにあなたは直ぐに投げ出してしまおうと思うのでしょうか。仕事もそうですが、世の中に楽しいだけの仕事なんて存在しません。人も、良いとこだけの人なんて居ません。江戸時代の禅宗のお坊さんで良寛さんと言う人がいますけどね、
その人が詠んだ歌に「裏を見せ表を見せ散る紅葉かな」と言う歌があります。人間は良いところも有り悪いところもあり、そして人生を終えていくと言う意味の歌です。
つまり、あなたは嫌なところを見つけて直ぐに捨ててしまう事を続けていたら永遠に孤独なまんまと言うことです。
孤独が飽きてしまい、そのことに苦しんでいるならば、答えは孤独から脱却するしかないですよね。
ですからね、答えは簡単ですよ、あなたのパワフルな行動力を活かしてね、良いところを見つける訓練しましょう。仕事の良いところを見つける。恋人ができるのは少なくとも何か好きなところがあるからでしょ、それなら好きなところがもっと無いのか探してみる。友達も良いところを見つける。そしたら全て長続きするようになるのではないですか?
そしたら孤独から脱却できますよ。
だって、あなたのポジティブは素晴らしいもの。頑張ってみてください。応援します。合掌
怒りと怠けの煩悩
人や仕事を嫌になるのは、怒りの煩悩のせいです。
やる気がなくなるのは、怠けの煩悩のせいです。
激しい欲の刺激(楽しい!気持ち良い!など)があるうちは怒りや怠けを誤魔化せますが、飽きてきて欲の刺激が減ってくると、怒りや怠けが前に出てきてしまいますよね。
日常生活で毎日服を着たりするのも、実際には飽きていますが、まぁ「服を着るのは普通」と受け入れているから続けられるのでしょう。
あるいは、服を着ないと寒かったり恥ずかしいなど、苦しみの刺激が大きくなるのが理解できているから、毎日服を着る元気は出るのかもしれません。
だから、まずは他人に対する怒り(嫌がる気持ち)を弱める、怒りの妄想雑念を頭の中で繰り返さないこと。
そのためには、慈悲の心を育てましょう。
むかつく相手でも「よく見たら可愛いとこあるじゃないか」と優しい眼差しを向けましょう。
また、自分にも他人にも欲・怒り・怠け・プライドの煩悩があるので「お互い様」だと思って、他人の煩悩を許してあげるように考えましょう。
次に、仕事や人間関係を失い続けていたらやがてやってくるであろう大きな苦しみを、想像してみましょう。
服を着なかったら寒かったり恥ずかかったりするという苦しみは想像できる、だから服を着るのは続けられる。
それと同じように、仕事や人間関係を失った先の未来、たとえば20年後に髪の毛にも陰毛にも白髪が混じりだした自分が無職で孤独だったら、とか考えてみましょう。
自分だけの世界観
おはようございます。
前回のお返事とご質問ありがとうございました。
孤独は私も持ち合わせてますよ。
ただ、寂しさを感じなくなったのは、1人の時の自分は悪い訳じゃなく、自分だけの世界も生きてる上では必要なことに気がついた時からです。
人と関わるから楽しい。
けど思い通りにいかないことも出てくる。
人に左右されない自分だけの世界。
ひとりでできる趣味をいろいろ試してみる。
私は人が変われるのは、懲りるか飽きる時だと思っています。
節目の時かも。。