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心が軽くなる言葉を教えてください

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有り難し有り難し 26

お坊さん方こんばんわ。こんにちわ。
24歳の男です。最近精神的に疲れてます。自分なりにストレス発散などはしてますがプライベートで色々あり、最近心が凄く疲れてます。
メンタルクリニックに通い服薬もしてますが精神的に参ってます…
たまに生きたいけど死にたくなるような気持ちになる事があります…
生きたいです。まだまだ若いしやりたいこともあります。沢山旅行したいです。食べたい物も沢山あります。今まで散々迷惑かけてきたのに親孝行も全然できてないです。
なのでまだまだ生きたいです。
でもたまに、本当にたまに精神的に疲れすぎるとふと「いま死んだらどうなるんだろう?」「死んだらどこに行くんだろう?亡くなった祖父に会えるかな?極楽に行けるのかな?」など考えてしまう事があります。
そんな時に心が少しでも軽くなる仏教の言葉、禅の言葉などあれば教えてください。

2023年3月6日 21:41

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

生きているだけで100点なんですよ。

拝読させていただきました。

目標など目的していることに向かう人々の心はさまざまな心境です。

「急いては事を仕損じる」と ことわざ でありますように、事(目的)を急がないことです。それは何事においてもです。

なぜに急いでは行けないのか?を少し説明します。
それは、急いでいるときは心は「忙しくなっているとき」だからです。
「忙」しいという漢字は、字の如く「心を亡くす」と書きます。
心を亡くすということは、自分らしく生きたれていないということになります。

人は「①眼でものを見、②耳であらゆるものを聞き、③鼻でいろいろな嗅覚を働かせ、④舌で味覚を磨き、⑤身体で感覚を覚えていきます。」この①〜⑤を仏教で『五感』とし、五感を働かせていくことで『六識』であります世に言う「第六感」が形成されていきます。

このバランス感覚をブレていくことで、心のバランス感覚が不安定にも変化していきます。

【そんな急いで何処に行く。急がなくても生きるものはすべて生者必滅。自然に身を任せ、寿命がわたしたちを必然に導いてくれるのです。焦らなくていい。行き着く先は皆同じなんです。】

ゆっくり、自分の心を刺激しなくてもいいのです。一日一日の積み重ねが人生に成っていきます。この一日がすべてであるが、死を考えなくていいんです。自然に身を任せ、一日をどのように過ごしていくことが、先祖が喜ぶ生き方となるのかを考えてみてはどうでしょう。

私たちの命は、先祖から繋がる命のバトンのリレーです。先祖たちは、子や孫など子孫が芽生えることで、幸せな人生を送ってくれよと願いを込めてくれます。
わたしたちの命は自分のもののようで、自分のものだけではないのです。「無我」なのです。願いが込められた命を儚く運ばないように邁進してやりましょう。

悩みは、人間にとって苦悩ですが、悩みがあるから知恵が生まれるのです。

合掌

2023年3月6日 23:01
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有り難し
おきもち

祈るこころに佛心が宿る。 変化多き時代を生きる私たちにできること、それは...
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質問者からのお礼

ありがたいお言葉ありがとうございます。
無理に忙がず焦らずに自分のペースで行こうと思います。
行き着く先はみんな同じですもんね。

「お坊さんに応援、励ましてほしい」問答一覧

何とアドバイスしたらいいから分かりません

いつも有難うございます。 今日はお坊様方ならどうお考えになるか伺いたく投稿します。                      パートナー(40代)は数ヶ月〜2・3年での転職を重ねています。人間関係が理由です。  仕事の覚えは早く、どんな仕事でも真面目にやるので、じきに頼られるようにもなります。  ただ、そこから周囲が変わっていくようです。  徐々に、任された仕事以外を押しつけられたり サボりを見せつけられたりするようになり、仕事が増えていく。良かれと思って、仕事こなし続けても増長され。  次第に担当域にそんな空気が濃くなり本人や上に話してもその場限りで、変わらず。  キツめに言うと、腫れもの扱いされるようになり、結局 彼が辞める。                      大体この流れのようです。  友人や私とその度長い時間話をして、  "正しい 正しくない" は必ずしも絶対ではない、言葉の受け止め方も仕事への考え方も、人によって皆違う。 等 言っているのですが、どうも、うまく伝えられません。  本人も 「同じ事繰り返したくなんかない、だけど、その為には 仕事の手抜き覚えて笑ってればいいの?それは絶対できない」 と言います。                                半面、真面目にやってるのを見て、一緒に仕事してて楽しいと言ってくれる人もどこに行っても必ずいます。  友人も私も、彼のそういう人が集まってくる面も知っているので、何とか気持ちよく働いて欲しいと思っているのですが。                       お坊様方はこのような人にはどんなお話をされますか?  分かりにくい長文になり、申し訳ありません。  どうぞ宜しくお願い致します。  

有り難し有り難し 20
回答数回答 1

知識・知恵について

ハスノハ様 利用させていただくのは2回目ですが、悩みがありご相談させていただきたく思います。よろしければお手隙の際にでも読んでいただけたら嬉しいです。 私はいつも漠然とした悩みがあります。上手くいかなければ自分を責め自己否定を繰り返すこともしばしばですが、正常な時もそうでない時も共通して言えるのは、いつも暗闇の道を手探りで歩くような先の見えない不安感があり、苦しんでいます。生きる上でどこを目指して進んだらいいのかわからない感覚に近いと思います。 その原因について考えた結果、視野の狭さではないかと思いました。思い返すと私は小さい頃から勉強をあまりしませんでした。恐らく一方的に教えられることに関心が抱けなかったためです。そのせいか知識が薄く意見も薄っぺらいです。読書や鑑賞物を楽しんだり熟考したりといったこともさほどしてきませんでした。何か悩んだりするとすぐ死にたいと短絡的に嘆きます。 趣味もやりたいこともなく(普通の人であればドラマや映画を見ていると思いますが、時間を気にしたり疲れてしまって見る気になれません。) これについてとても危機感を感じています。それは現在留学しており、現地の人を含むいろいろな国の人と関わった時、知識の差を感じたからです。出会った人は皆自分以外の国のことや歴史、創作物に深い知識を持っていましたが、自分は本当に何も知らないと思い知らされました。無知は悪いことだと感じました。知識がある人、ない人の差は大きいものだと思います。 知識や知恵を身につけたいと思ったものの、今まで何にも関心を抱いてこなかった自分が何かに関心を抱き、知ろうと思えるのか不安です。私は自信がなく劣等感が強い性格なので自分にばかり関心が向いているんだと思います。 そして自分の意見がなく様々な人の意見を聞いては耳を傾けてしまうため、確固たる意思を伝える人に憧れます。気の向く方向に知識をつけようと意識的に出向いたり人の話を聞いたりしていますが、方向性が正しいのかわからず、不安になります。 長くなってしまい申し訳ありません。知識とはどのようにして身につけるものなのでしょうか。また、自分の意見を持つ、堂々と話せるようになるにはどのように生きていけば良いのでしょうか。 お坊さんのご意見やお叱り等、何かありましたら教えていただけますと幸いです。何卒よろしくお願いします。

有り難し有り難し 7
回答数回答 2

人生のこと、ただ聞いて、褒めてください。

私には夢がありました。 大好きな地元を離れ一度しか会ったことのない母の再婚相手と知らない場所での共同生活が始まりました。く関係は最悪。 高校にお金がかるから働けと毎月家賃を納めるためバイト三昧。それは親のギャンブルに消え、体力と精神の限界で、夢を諦め、なにもかもやめました。 最終的に元父の元に行くことができましたが元父は新しい家族を作ろうとしているところで居場所がありませんでした。 その後はお察しの通り、10代で出産離婚。 実家もあてにならず、私と同じような思いをさせるものかとただ毎日必死で働き、学び、今では母子手当を貰わずに生活しています。 それから出会った男性に、私は初めて恋をしました。 毎日楽しくて、何にでも挑戦できて、私は何にでもなれました。 彼女がいたのですが、もう好きではないので別れるとのことでした。 これで私は、彼に好きだと堂々と伝えてもいいんだと、喜んでいたのを覚えています。 しかし「婚約していた元カノにひどいことをしたので自分は幸せになれない」と言われました。 正直、両思いだったはずです。 その後もお互い仲はいいので遊んだりしていましたが、だんだん愛のやり場に困ってきました。 愛が何も形にならない、見えない、感じることができませんでした。 その焦りが表に出ていたと、今になれば思います。 最近彼が、この先の理想もない、ひとりぼっち、自殺しようとしてしまうと言い出し、私も怒ってしまい「全部自分の選択では?」と言いました。 その後文章で「気持ち悪い、もう近寄らないでくれる?」と。 生まれて初めて心を開いた人だったので、心臓が痛くなるほど衝撃でした。 言葉が出ませんでした。彼の気持ちは全くわかりません このままじゃ私を幸せにできないからと突き放したのかそれとも本心なのか。それすらも聞く気になれませんでした。 彼は両親を亡くし、独りです。 長い間愛してくれた彼女と別れてもそれが足枷になってなにもできない孤独な状態に苦しんでいた彼に憐れみを感じて「いつでも頼ってね」と後日返しました。 人と接する中で初めての感情だったので、人を愛する練習だったのかと、自分を納得させています。 私は今幸せで、これからもっと豊かになりますよね?

有り難し有り難し 37
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