これからの生きがいについて
お世話になっております
先日、ひとりで母の49日法要を済ませ納骨まで終わりました。
安心したのと、とても心が空白です。同時に亡くなった彼も墓を撤去し、永代供養の場へと旅立ちました。
家族を皆なくし、これから天涯孤独の身となり毎日が辛いです。病気ばかりを繰り返すなか
今後自分は、長い人生となるかはまだ分かりませんが、何のために誰のために毎日を生きていったらよいのか?みいだけません
よきアドバイスをよろしくお願いいたします。弱い自分をお許しください。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
外の世界に目を向けて。亡き人に、あなたの景色を見せていこう
そうですよね、これからどのように生きていけばいいのか、何のために…
目的が見えなければ、生きていくのも辛く、寂しいものに感じてしまいますよね。
家族や彼と生きてきたものがたりを、自分のものがたりに描いていくということが、これから必要なのだろうと思います。ナラティブセラピーとも言います。
無理に何か始めなければと考えると、まだ意欲もないだろうと思いますが、いつまでも今のまま止まり続けることも苦しいだけ。
少しずつでも、外の世界に目を向けながら、あなたが一歩踏み出す目的を見つけていけたらいいですよね。
仏前に報告しながら、歩まれたらいいと思います。亡き人が心に生きてくださるままに、あなたの生きる景色を見せていきましょう。自分のために、自分の物語を描きながら。
仕事や趣味やサークルやボランティアや。
声をかけてくれる仲間や友はいますか。
そんなコミュニティも、あなたの一歩に背中を押してくれると思います。
残された者は、それでも生きていかなくてはならない。生きるのも苦しみですね。そんなこの世ですが、亡き人の思い出に、言葉に、支えられているのですよ。今でも、これからも。
私もそうして、今をなんとか生きています。
それでも、やっぱり、会いたいですね。
あの人に。
質問者からのお礼
中田ご住職さま、いつもありがとうございます。
生きている自分の世界を描き、亡き人にその景色を見せてあげること
素敵なお言葉です。
季節は移り変わり、長い冬も春へと向かいはじめましたね。私も少しずつ踏み出さねばいけませんね。
本当にありがとうございました。