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仏教に興味がある

回答数回答 2
有り難し有り難し 9

こんにちは。
私は今のところ悩みは特に無いですが、仏教に興味がある者です。
仏教の教えは、自分たちの生活に本当に役に立つと思ってます。
くだらないことで悩むことが減りました。

「諸行無常」という言葉が好きです。
この世に、絶対なんてないし、変わらないものはない。時代も移り変わっているし、自分自身も、今の状況もいずれ変わる。
常にいい方向へ変化し続けていきたいなと思ってます。
やっぱり、前向きが一番です。言霊もあると思います。嫌な言葉を出してると気分も下がります。なのでなるべく明るい言葉を使います。

前から仏教に興味があったんですが、詳しくはあまりよく分かってないので仏教について知れる分かりやすい本を読んでみたいです。
どんな本が、分かりやすいでしょうか?
よろしくお願いいたします。

2023年3月23日 2:05

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

これから学んで下さいね

拝読させて頂きました。
あなたが仏教に興味を持たれてあなたの生き方の中で役立てていきたいと思っておられることとても善いなと感じます。宜しければどうかこれからあなたのペースで仏教を学んでいって下さいね。
色々な本が出ているとは思いますが、
仏教伝道協会から出版しています。
「はじめての仏教」等です。
https://www.bdk.or.jp/read/hajimete.html
電子版もありますので気軽にお手軽に読めると思います。
また様々なお坊さんのお話も出ていますからいろんなお坊さんのお話を聞いてみて下さいね。宗派やお坊さんによってもその教えはそれぞれに違っているものです。それも仏教の面白いところだと思いますよ。
https://www.bdk.or.jp/read/meiso/meiso_houwa.html
また様々な宗派の本山やお寺に行けば直接お坊さんのお話を聞くことができます。
最近ではいろんなイベントを開催していますから気軽に参加しながらお話を聞いてみましょう。
「諸行無常」の受け止め方もあなたの中でこれかた一層ふくらんでくるでしょうし、あなたの人生を本当に豊かにしてくれる道しるべですからね。
あなたがこれから仏教を学んでいかれて心から豊かに人生を生きていかれます様に切に祈っております。至心合掌

2023年3月23日 11:49
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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『無常の見方』

と『無我の見方』が、今、アマゾンで出てきます。もう一つ、『苦の見方』もあるはずで、これで無常、苦、無我の意味が分かるようになっています。いずれもスリランカから日本に来られて四十年のスマナサーラ長老の著作です。とても分かりやすく解説してあります。

 ちなみに、
 諸行無常は厳密には、すべての(諸)、生じたもの(行)は、無常です。
 諸法無我は、すべての(諸)、ものごと(法)は、無我です。
 一切行苦は、すべての(一切)、生じたもの(行)は、苦です。

 すべてのもの(一切)はすべて(皆)苦「一切皆苦」では、仏教の本来の形ではありません。大乗仏教の般若経典などが世に出始めて、すべての生じたものはみな苦(一切行階苦)などと漢訳され、やがて四字熟語にまとめるときに間違ったようです。

 世の中と自分の真実の姿を知って明るくなりましょう。

2023年3月23日 8:15
{{count}}
有り難し
おきもち

初期仏教というか仏教本来の教えを学びつつ、その在家信者のあり方から見た日本...
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質問者からのお礼

ありがとうございます!!
ネットで見る情報だと書いてることがバラバラなので、本来の意味が分かって嬉しいです。
本も調べてみます!ありがとうございます!!

「仏教全般」問答一覧

お金なんて要らんと貫いた心

神仏への信仰心がとても篤かった医療人のお話です。 その人は幼き時に難病で視力を失い、家督を譲って琵琶法師と鍼師のどちらかを選ぶときに医の道を選んだそうです。親には「二度と家の敷居をまたぐでないぞ」と突き出され、入門先の師匠は「素足に埃が付いたら掃除やり直し」覚えも良くなく、ある日鍼を持たせてもらった時には、患者さんが痛さで悲鳴と怒号のクレーム続出…ことごとく破門。 後がなく生死をかけ岩屋に篭もって断食修行、無我の境地で空腹に転び手にした松葉(鍼のような)と、くるまった落葉を元に、のちの管鍼法を発案。「これなら患者さんも痛がらずに下手な自分でも施せる」心の清らかな和一さん、あれよあれよと出世し果ては将軍の病まで治癒。「よくやった和一よ、褒美を与える。何でも申せ」と将軍、ところが見返りを求めなかった和一先生、儲けは要らんと一旦断るも、当時の上下関係では言語道断。お互いにプライドがゆるさず譲り合わなかった末(流石の将軍もこれで諦めるであろうと、盲目の自分に)「ひとつ、目が欲しゅうございます」と頓智を効かせたところ「わかった」と将軍は引き下がり、しばらくして江戸の一ツ目という地名の土地に、「盲目と老体が遠方まで行かずともお参りできるように」と江ノ島の弁財天様を勧請、老いても尚熱心に参詣を怠らぬ和一検校を自分のケアスタッフとして「そばに置いておきたかった」のもあり、治療院のみならず弟子の養成所と神社まで併設、そして今も残るそうです ハンデがあっても自立して生きていける術を磨く、世界初の視覚障害者用職業養成機関は、実は江戸時代に「盲目となり家を出され、師弟関係も破門され…住むところもお金もなく、仕事のセンスにも恵まれず…只管に神仏に手を合わせ続けた」信仰篤き偉人の苦労の先に日本で生まれた逸話、私は大好きです! 話が長くなりましたが、私も勉強をし指圧師となって施術をしたいと毎日仕事に明け暮れています。元ヤン僧侶さんは「目標が半端ねぇ。もっと効率的にガッツリ考えろ」と喝を入れてくださいました(笑)息を吸うように朝日が昇れば仕事が入ってきて、6月は休みなしで母の日から連勤達成更新中です。今の仕事も好きですが、やっぱり指圧を専門学校で学びたい。 先日お寺でふと仏様から「前へ。只管に進みなさい」と声が聴こえた氣が…私の指圧を喜んでくれた母の為にも入学が叶うようエールをいただけますか。

有り難し有り難し 6
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