仏教に関してのちょっとした疑問回答受付中
こんにちは。
仏教に関してちょっとした疑問があります。
お寺さんや宗派によって決まり?ルール?教義が違うと思いますが、教えてもらえたらありがたいです。
1. 食事と不殺生
お寺では建前上、肉魚を食べない精進料理だと思いますが、食と不殺生を考えた場合、下記の場合はどう考えるべきなのか教えていただけたら幸いです。
頂いたものや出されたものとしての肉魚に関しては美味しく頂くのは分かるのですが、不殺生を考えると生きてる牛や鶏、魚などを絞めて食べるのはNG?
魚釣りで釣れた魚を食すのも不殺生に引っかかるからNG?
生きてる生き物を絞めるのはダメだけど、誰かに絞めてもらったものや店で売ってるものを食べるのはOK?
2. 各宗派の大まかな教義はネットや本で調べたら分かりますが、一歩踏み込んだ部分を学びたいと思った時、どういう方法を取るのが一番良いのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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三種の浄肉、宗派の書籍、僧侶に聞く
現代の日本の僧侶はそこまで厳密に守っていない人が多いですが、初期仏教においては「三種の浄肉」という考え方があります。
ウィキペディアによると、
殺されるところを見ていない
自分に供するために殺したと聞いていない
自分に供するために殺したと知らない
の3つの条件を満たす肉なら食べても良いということです。
これは出家者のルールであり、在家信者は、日常生活でできるだけ殺生しないという程度でしょう。
各宗派の教えは、各宗派が出している書籍を読むのが良いでしょう。
その上で、疑問点は宗派の僧侶に質問するしかないでしょう。
また、浄土宗でいえば「五重相伝」など、口伝のみ(密室での伝授のみ)の内容もあります。
あと、大半の僧侶は学問的な宗学や仏教学に詳しくなく、日常の実践や法事等に必要な知識しか持っていない(修行時代に習った知識でも普段使わなければ忘れていることもある)かもしれません。