小学校卒業が寂しい
先日、長男の卒業式でした。
小学校6年間、たくさん楽しい事や苦しい事、壁にぶつかったりしながらも、色々な事を乗り越えてきた長男の成長を感じました。
本人も、先生や友達に恵まれてとても充実した、楽しい学校生活だったようで、小学校卒業は寂しい、と呟いています。
中学校は、同じ小学校のメンバーが殆ど変わりなく進学するので、顔ぶれは大きく変わらないのですが、環境の変化や通学方法が変わる事もあり、不安や緊張もあるようです。
親の私は、子供の進学の喜びや、不安や緊張もあるのですが、寂しさがとても強いのです。
燃え尽き症候群、に近い感じなのか、心にぽっかり穴があいたような気持ちなのです。
4月から始まる新生活に向けて、小学校時代の物を整理したり処分したり、中学生になってから使うものを準備したり、下の娘の進級の準備もあり、何かと慌ただしい毎日なのですが、ふと、寂しさでいっぱいになるのです。
親が下ばかり向いていては子供も不安が増してしまうだろうし、親子ともに前向きな気持ちで新生活をスタートしたいところですが、何とも言えない気持ちが拭えません。
幼稚園から小学生へ、の時にも感じなかったこの気持ち、どうすれば上手く切り替えられるでしょうか。
考えすぎてしまう、過剰にネガティブ思考、承認要求が強い方、自分に自信がない
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卒業という出発点
達成感や喜び、期待や不安、喪失感や寂しさ、様々な感情が綯い交ぜになって笑いの中に涙こぼれる…卒業の門出は、いつの時代もそう在るものと思います。
うちの子も先日、小学校を卒業しました。
貴姉のご長男様が仰るような気持ちに、同じようになっているようです。
今はそこまで深く考えていないのかもしれませんが、おそらく卒業生のほとんどは同じ気持ちなのでしょう。こちらも進学でほぼ全員が隣の中学校にスライドしますが、卒業式ではけっこうな人数が泣いていましたからね。
実は小学校も中学校も私にとっては「懐かしい学び舎」でした。かつて通っていた学校に自分の子を通わせ、遂に迎えた卒業式は、懐かしさだけではなく、自分があの時感じていた卒業生当事者としての寂しさもフラッシュバック、更には子を守る親としての重大な責任を改めて感じさせられる場でもありました。終始不思議な気持ちでした。
小学校6年間は、貴姉にとって「親として重ねた思い出」がひとしおなのですね。だからこそそのお気持ちが募るのは無理もないでしょう。
ぽっかり空いた心の穴が、急に埋まることはないでしょうが、それは貴姉が真剣に向き合った6年間だったという証拠でもあるのです。
これからの中学生生活、そしてそれ以降、ご長男様も貴姉もどんどん忙しくなると思います。時間が徐々に解決してくれるものと思いますので、あと少しだけ待ってみてください。
親と子それぞれの新生活、先ずはお身体大事に。
ご相談ありがとうございます。合掌。
今を味わう
あ、さん初めまして。質問を拝読しました。
あ、さんの息子さんは小学校を卒業されたのですね。おめでとうございます。
小学校を卒業したことであ、さんは燃え尽きてしまい寂しさが溢れてくるのですね。我が子が小学校を卒業したのはずいぶんと前のことですが、当時の写真を見ると思い出すことがたくさんあります。
寂しさを紛らわそう、目をそらそうとすると余計に寂しさが溢れてきます。それよりも今の寂しさを味わってみてはどうでしょうか。
あ、さんは息子さんを支え続けて6年間を過ごしたのです。誰に誉められるわけでもありませんが、ずっと縁の下の力持ちをしてきたのです。よくがんばりましたね。
今だけは自分で自分を誉めてあげてください。
合掌
質問者からのお礼
中村太釈 様
はじめまして、お返事ありがとうございます。
6年間頑張ってきたのは息子であり、私はどうだったかな…6年間で何が出来ただろうか、親としてもっと色々出来なかったか、と考える日々ですが、6年間の小学校生活に寄り添えてとても幸せでした。まだ中学校、高校と先がありますので、まだまだ気は抜けませんが、寂しさを味わえるのも今しかないですね。
労いのお言葉ありがとうございました。
TAIKEN 様
はじめまして、お返事ありがとうございます。
お子様ご卒業おめでとうございます。
親も子も、小学校生活6年間、本当に大切な時間で、得たものがたくさんです。
その分、寂しさも強いですね。
こちらの卒業式でも、生徒も先生方も保護者も、涙する方がたくさん見られました。
子供の成長に真剣に向き合えた事は、自分にとっての成長にもなったかなと思います。
中学校、高校の進学の際も、娘の進学の際にも、同じ気持ちを感じられるよう、子供達に寄り添えたらと思います。
ありがとうございました。
先日長男の入学式でした。
下の娘の進級や放課後デイサービスの利用などもあり、大変慌ただしい毎日です。寂しいと思う隙もありません。
気疲れや時間に追われる疲れで余裕もないですが、長男の「中学校が楽しい」という言葉があれば、頑張れそうです。
お二人ともありがとうございました。