諦めてしまった
運命の人と結婚できませんでした。
特に理由もなく、チャンスを逃してしまいました。
それ以来20年近く経ちますが、出会いを諦めてしまって恋愛がうまくいきません。
希望が消えたままずっと生きている感じで、変に明るいですがたまに孤独感に襲われて死にたくなります。
いまだに立ち直っていません。
婚活は経済的に不安なのでしています。
お金の心配がなかったら一人でもいい様な気もしますが、孤独感をなんとかしたいです。
友達作りも下手です。
私は本心ではひとりが好きなんです。
ただ、周りが気になって思い切れません。
他人にあまり関心が持てません。
結婚も自信がありません。
それなのにさみしくなる時があります。
心を安定させたいので、できたら誰かとずっと一緒にいたいです。
付き合っても別れたりするのが本当にさみしくて嫌です。
いまのひとりの時に孤独を感じず、心を安定させるにはどうしたらいいですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
寂しさには、周りの優しさや温かさで埋めていきましょう。
あなたにとっての運命な人だったのですね。恋愛・結婚は、双方のパワーが必要になりますものね。どちらかが頑張って向き合っていっても、相手の気持ちが離れたりタイミングがズレてしまえば、熱量も減っていきますよね。合わなかった…ということになってしまいますね。
寂しさを紛らわすために、生活を支えてもらうために、パートナーを探すのであれば、それはきっと上手くいかないと思うわ。
相手も感じ取るからです。
いつも「私」を気にかけ、寂しくないように振る舞ってくれて、生活全般を援助してくれる人は、余程に惚れ込んでいる人でしょうね。それだけの手放したくない魅力を持ち合わせている人になら、そんな相手が現れてくれるかもしれません。
ですが、互いに相手を想いやり、支え合っていくもの。だから一緒にいて居心地も良くなっていくのでしょうね。
ハスノハには、多くの相談が寄せられますが、夫婦問題もたくさんあります。相手が気に入らなくなると、不満が出て、ぞんざいに扱い、一緒にいるのが嫌になる。家に居場所がなくなるのです。
結局は、求める条件に揃う人に出会うには、そして関係を維持するには、自分からアプローチも必要だし、愛されるように自分を磨き、相手に愛を与え、信頼される人にならなければならないわけです。
あなたは、パートナーが欲しいわけじゃなくて、ひとり寂しく過ごしたくないのですよね。
それを誰かに埋めてもらうにはハードルが高いと思ってしまっても、自分時間を充実させていくことなら可能ではありませんか。
自分が心ときめくものを探してみましょう。趣味を探したり、自分に合うコミュニティを探したり、学びを深めていけばその繋がりの人たちにも出会うでしょう。その中に、人生を一緒に歩けるようなパートナーに出会えるかもしれません。お互いが運命を感じられると最高なんだけれどね。
出会いがあれば別れもありますし、手にしても手放す時もやってきます。確かに寂しいですが、残っているものや記憶に支えられるということもあるのですよ。
私も愛する人との死別を経験しています。堪らなく寂しくなる日もありますが、大切に想う記憶や紡いだ時間、交わした言葉に、いつも支えられています。そうしながら、寂しさも受け入れています。
人により越え方は様々。新たな出会いには自分も動き、今の寂しさには、周りの優しさや温かさで埋めていきましょう。
質問者からのお礼
お坊さんもそんな気持ちになるんですね。私も友達のことを思い出してがんばります!ありがとうございました。