今後どうすればいいのかわからない
逃げ癖のせいで後悔の連続です。
私は小さい頃から気が弱く、嫌なことがあるとすぐに逃げ出してしまうような子どもでした。
高校卒業後はこれといってやりたいことも無くフリーターとして生活しておりましたが、お世話になった恩師への憧れから教職を志し、20歳で教員免許を取得できる通信制大学へと入学し、5年ほどかけて無事卒業して教師になることができました。
しかし、小学校の教師として採用されてからわずか数日で通勤することに対して身体が拒絶反応を起こしてしまい、遂には勢いで退職願を出してしまいました。
職場環境や同僚との関係が悪かったといったことはなく、むしろ気にかけて頂いていたと思います。
今は周囲の人に恵まれながらも退職してしまった自分の弱さ、不甲斐なさが情けなく、同じ職場で働く先生方に多大なご迷惑をかけてしまったこと、大学で勉強してきたことを全て無駄にしたこと、教師としての経歴に大きな傷をつけてしまったことを激しく後悔しております。
今後私はどうすればいいのでしょうか。今の気持ちはやっぱり教師として働きたいという思いがありますが、逃げ癖のせいでまたすぐに辞めてしまうのではないか、周囲からどう思われるのかといった不安から身動きが取れずにいます。
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なるようになる
ご相談読みました。参加になるか分かりませんが私の事を話します。私の父は中学の教師をしていて私が大学に入った時に就職に困らない為に教職課程を履修しておくように言われました。でも私は教師になるのがイヤでした。自分の親と同じ道を歩く事に反発していたからです。ところがそんな我儘にバチが当たったのか志望する職に落ちて最後は親のコネで親戚が部長をしている会社に入れてもらいました。結局親の言う事を聞かずに最後は親の世話になったのです。全くみじめでした。そして更に職を転々として45歳で坊さんになったのです。坊さんは場所によっては先生と呼ばれることがあるので、教師がイヤとか言っていた自分が先生と呼ばれるのには現在も抵抗があります。
さて、あなたの話に戻します。まず、イヤなら逃げても構わないと言う事。人生は一度だけだからね、イヤイヤ仕事をするなんて辞めた方がいい。自己嫌悪なんて感じ無くていい。また、教職に就きたいなら免許あるのだから就けばいい。でも、一点、石の上にも3年て言葉があるよね。最初イヤでも少しだけ頑張って努力したら居心地よい職場になるってこともあるんだな。
だからさ、とりあえずやってみたい事に進もうよ。何もしなければ前に進まないでしょ。そして、前回勤めた時の反省点を考えて少しだけ改善してみたらどうかな、それでもダメなら辞めて良いんだよ。結局なるようにしかならない。良い意味で開き直ろうよ。そしたら動けるよ。頑張ってね。
質問者からのお礼
宮本様のように若い頃に大変苦労なされて、それでも今立派にやっているという姿は私にとって励みになりました。
宮本様は嫌なことは逃げてもいいと仰ってくださいましたが、それでも少しは忍耐力を培うためにまずは簡単なことから始めてみようと思います。その後、もう一度教職を目指して頑張っていきます。
ありがとうございました。