父との確執について
もう30年ほど前のことです。私が当時10歳の時、叔父(母の義理の弟)が
父の留守中にクリスマスプレゼントをもってくるという理由で家に来ました。
プレゼントはくれたのですが、私の後ろから抱きついて胸を触り、口に舌を入れてきました。その、行為は数分続きとても怖かったです。叔父が帰った後は恐怖とショックで1日泣いており、仕事から帰宅した父が心配し、何があったのか尋ねて来たのですが答えられずにいると、言えないなら紙に書いてごらん。
と言い、私は紙に書いて伝えました。それを読んで、父は苛立った様子で、
今後うちには出入り禁止にする!と言い、その後叔父さんは来なくなりました。母方の祖母は血圧が高く、この事を知ったら倒れてしまうだろう。叔母さん(母の妹)に知れたら、離婚になってしまうだろう。との事で2人には言えないね。と父に言われました。私も祖母も叔母も大好きだったので悲しむ姿は見たくないと思い、それでいいと思いました。私はそんな父を祖母思いの優しい父だと思って生きてきました。
その後も親戚の集まりに数年に1度、行きましたが父も私も叔父も何事もなかったかの様に振る舞い帰り際には握手もしていました。毎年、叔父からお歳暮の食べ物が届き、父からお礼の電話しておいて。と言われる事もあり、気が向きませんでしたが電話をしていた頃もありました。
私が子を持つ親となった今、父のとった対応に疑問を持つようになりました。私が親だったらあの様な対応は考えられません。
ずっと祖母思いの父だと思ってきましたが、あの事件はなかった事にされただけだったのではないかという確執に変わってしまいました。もちろん、悪いのは叔父ですが、よくお歳暮も食べられたものだと思ってしまいますし、顔も見たくなく、会話も業務連絡程度になっています。私の息子にもこの状況は良くない事はわかっています。
それまでは親子仲良くやってきたつもりだったのですが、その事を皮切りに父の過去や今の言動などで信じられないな。と思うような事が思い返され、頭の中から離れずに苦しい日々です。
父も70過ぎですし、昔の事なので私が水に流すべきなのか、それとも押し殺してきた気持ちを伝えてみた方がいいのか。伝え方もどのようにすればいいのかわかりません。
今は実家近くに引っ越そうと考えています。
ご意見いただけるとたすかります。
どうぞ宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの付き合い方は、あなたが決めていいのですよ。
そうですよね。結局は、本人にはお咎めはなく、周りも何も知らない、「そんなことはしない人」のままなのです。
ですが、これからも顔を合わせ、家族身内として一生付き合っていかねばならない、顔を見て声を聞いて…その度に傷ついて(傷つけられて)いくのです。
こんな悔しくて、気持ちの悪い、恐ろしいことはないのですもの。
どうしても、イタズラの度が過ぎると厳重注意だけして、やり過ごされたようにしか思えず、わかってもらえなかった思いで悔しいですよね。お父さんに対しても、不信感でいっぱいですよね。
あなたを軽んじているわけではないでしょうけれど、子どものことだから、争っても仕方がないとの結論だったのでしょう。
あなたにはトラウマとなり、今も苦しめる叔父の存在から、離れることが、自分を守れる方法ですよ。
お父さんには、「今も身体に刻まれた傷になっている。私から、連絡を入れることも会うこともしたくない。それが親戚のお付き合いなのであれば、私はそんな親戚は要らないくらいなんです」と、打ち明けたらどうかしら。
お父さんには、お父さんの付き合い方があるでしょうが、あの時、紙に書いてまで、お父さんはあなたの気持ちを聞いてくださった人です。あなたの親戚付き合いも、尊重してくださるのではないでしょうか。
被害者が黙って耐えるような生き方は、苦しみ続ける生き方にしかなりません。
あなたの付き合い方は、あなたが決めていいのですよ。
質問者からのお礼
中田さま
お返事本当にありがとうございました。
私自身がもう大人なのですが、この相談を大人の方にしたのは初めてでした。
とても苦しかったですが、周りは皆普通にしているので自分がおかしいのかと思うほどでした。
どう言葉で表せばいいのかわかりませんでしたが、中田様に言葉にしていただき
自分はこんな状況だったんだな。と客観視する事も出来ました。
思いきって先ほど、父に気持ちをぶつけてみました。私がその様に思い悩んでいる事に気づいてなかったし、その事件に関しても大きく受け止めていなかったようで私の気持ちを初めて聞いて反省してると。父の中での30年間はそんなものだったのだな。とショックでした。
最初の質問には書かなかったですが、私は18歳のときにも母方の祖父にも性被害を受けたことがあります。
10歳の時に何かしら対応をしてくれれば2度も辛い思いをしなくて済んだのに!と怒鳴り付けました。
祖父の件は誰に相談してもどうにもならないとわかっていたので誰にも言えませんでした。初めてそれを聞いて父も泣いていました。
それ以外にも色々と納得出来なかった事など思いをぶつけ、泣いて叫んで話しました。父の顔も見たくないと思っていましたが、押し殺していた気持ちを解放することで少しラクになりました。
最後は私の息子の将来の話もする事が出来ました。男手1人で育ててくれた事にも感謝していると伝えられました。
今後は別々に暮らす予定ではありますが
前向きな話をする事ができました。
もっと早くにhasunohaさんを知ることが出来きていたら良かったです。
生きていたら色々とありますし、今日話せたとしても簡単には気持ちは切り替えられないかもしれませんが、母方の親戚とは物理的にも精神的にも縁を切り、気持ちの切り替えを意識していきたいと思います。
本当にありがとうございました。
辛い気持ちになったら、またこちらで相談させていただけると思うととても安心です。