性犯罪について
ハスノハのお陰で自分自身を振り返るきっかけとなりとても感謝しています。
今更、誰かに話す事もできず心の内に秘めてた思いを吐かせて頂きます。
私のトラウマですが中学生の時、知らないオジサンに襲われました。高校生の時は先輩に車の中で犯されました。避妊もされていません。とても怖く悲しいですが、その道にはそれ以来1度も通る事ができませんし、それでも今でも鮮明に思い出す時があります。犯人は捕まっていません。
幸いにも友達に恵まれていた為、警察に行くよう一緒にきてくれたり、一緒に泣いてくれる人がいたので少しは気持ちが救われたように思います。辛い事があった時、過去の悲しい思い出が蘇ってきて更に苦しくなります。今この文章も正直しんどいです。この感情と上手く付き合うにはどうしたら良いでしょうか。10年以上経った今でも消えないので、今後も傷ついた経験を思い出すのが辛いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心の制御
とても辛かったですね。
その時に力になってくれる友人がいてよかったと思います。
それだけの苦痛を受けたのですから、なかなか記憶から解放されないのも仕方のないことです。
マドンナやレディーガガも未だに思い出しては苦しくなると言ってました。
催眠術師なら記憶を消すことができるのかもしれませんが、お坊さんにはできません。
しかし、仏教とは心の制御であります。
ですから、坐禅や瞑想によって、過去の記憶を思い出しそうになったら、思い出すのを止めるという修行をおすすめします。
坐禅なら禅宗のお寺さんへ行ってみてください。
坐禅会を定期的にしていると思います。
参加してみてください。
瞑想ならお坊さんが書いた分かりやすい瞑想の本を読んでみてください。
慈悲の瞑想やヴィパッサナー瞑想がいいでしょう。一人でするのはちょっとやる気が必要ですが、効果はあるようです。
それらが難しい時は、あなたの心を変えるしかありません。
それは許しです。
あなたに苦痛を与えた人を許すのです。
あの時は仕方なかったんだよね。
他にどうしようもなかったんだよね。
あの時のあの状況であの精神状態だったら、誰でもあんなことをしてしまうよね。
人間って愚かな生き物だよね。
そう思って許すのです。
あなたが許せるようになった時、トラウマも和らぐと思います。
必ず良い出会いがあります。
こんにちは。拝見いたしました。
勇気を出して話していただいてありがとうございます。つらい気持ちを持ちながら頑張ってこられたのですね。つらいのは今の自分から逃げていない証拠です。あなたの勇気が文章を読んだたくさんの人の心を救うと思います。
自分が悪かったんだと苦しんでおられるのではないでしょうか。仏様はあなたを駄目な人間だとは思っておられません。あなたの苦しみを一緒に味わい、その傷に涙を流しておられるお方です。どうか自分で自分を責めることのなきように。そんな気持ちになったらその気持ちを聞いてもらうか、誰もいなければ近くのお寺でもいってその気持ちを仏様に打ち明けてください。仏様はあなたの総てを受けとめると御像の姿で待っておられます。
傷ついたあなただからこそ見えるものがあると思います。当たり前の生活の大切さ、友人知人の大切さ。そしてこれからの出会いの中で更に気づきがたくさんあると思います。つらい経験だったからこそ見えてきたこと、それは気づかずに一生を終えていく人が多い中で稀なことだと思います。
仏様はあなたの事を尊い人だと見ておられます。私も習ってあなたは尊い人だと思います。あなたはこの世にいるべき人です。あなたは愛されている人です。あなたは必要とされている人です。
Nanaさんの心に安らぎがおとずれますように。合掌
質問者からのお礼
・聖章様
記憶を消す事が出来たらどれほど楽になれるでしょう。心の制御の方法を教えて頂きありがとうございます。実践してみます。
許す事、とても難しいですね。九州では震災があり、ボランティアや寄付等の良心の裏で、空巣や犯罪や性被害があるようで、人間とは一体何なのでしょう。良い行いだけでなく悪い行いも受け入れれる広い心が必要なのでしょうか。私も含め弱い生き物なんですね。
・健樹様
確かに、傷ついたからこそ見える物はありますね。それでも、それ以上に経験したくなかった出来事ではありますが(^^;文章を読んだ同じ経験をした人の心も一緒に救えると嬉しいです。
「あなたは尊い人、この世にいるべき人、愛されている人、必要とされている人」…そんなお言葉を頂けるだけで、嬉しくとても幸せです。
ハスノハと出会い、仏教に興味が湧き今は仏様の本を読んで勉強中です。自分に出来る事を考え、周りに良い影響を与えれるよう今後の人生を活かしたいと思います。お忙しい中、回答頂き本当にありがとうございました。