自己肯定感をあげるための心の置き方
最近、本来の自分がわからなくなりつつあります。
昔は人前に出ることが好きで、大勢の場で賑やかに楽しく過ごすことが好きで。
自分は人が好きで、賑やかなことが好きだと思っていました。
周りからは明るいと認識され、自分もそう思ってずっと過ごしていましたが
年を重ねるにつれ、限られた人の方が落ち着くと思うようになり
大勢の場は大人としてやり過ごすことは可能だけれど帰ってくると疲れている。
自分は人好きではないんだと思えるようになってきた昨今。
ポジティブでなんでも挑戦する性格性だったこともあり、予想外に昨年鬱を発症したことをきっかけに人が苦手かもしれない、自分はポジティブなつもりだったけど、自分に甘い割には自分のことを認めていなかったかもしれない、と自己肯定感が低いことに気づきました。
最近では、本当の自分はどのような価値観で、何が本当の自分なのかがわからなくなってきています。
どのように捉えると自分を認め、自分を慈しみ、もっと自己肯定感を上げて心地よく過ごせるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
いろんな自分がいていい。それだけ変化・成長してきたのですよ◎
いろんな「自分」がいていいのではないですか。
本当の本当の、奥底の自分なんて、全部お見通しの仏様にしかわからないのだろうと、私は思っています。
仏様だけは、そんな私でも見放さず、見捨てず、この命の最期まで付き合ってくださるのだと、思えるようになりました。
人間を形成するのは、周りの環境や出会うもの・人により大きく影響を受けますよね。持って生まれた気質や体質だけではないのです。ということは、性格だって変化していくものなのですよ。
「あ、私、こんな気持ちになるんだ〜」
「相性が良いと思っていたけれど、結構我慢して合わせていたんだな」
「みんなといるのは楽しいけれど、ひとり時間も悪くないわ」
〜なんてことはありませんか。
それだけ変化・成長してきたのですよ◎
私も、皆で活動している時は楽しくて、仲間は大好きですが。一人になりたい時もありますし、ひとり時間が居心地良くてホッとしたりします。どちらも私であり、私の過ごし方なのです。
これからも、いろんな自分に出会っていきましょう(*´꒳`*)
質問者からのお礼
中田ご住職
温かいお言葉の数々、ありがとうございます。
どんな状態も全部自分ですね。
もっと多様な自分を受け入れて認めていく力を培って行こうと思います。
ありがとうございました。