教えがうまくできないときは
回答 1
有り難し 3お世話になっております。
何度かこちらに投稿させていただいたり、ネットや本で仏教のことを知るたびに、仏教の教えが自分に必要なこと、訓練しなければならないことということを知りました。
今は、お坊さんのように上手にはできないけれど、できるだけ煩悩に流されずに生きたいと思っています。
ですが、やっぱり中々うまく出来ずに「自分はダメだ」と落ちこんでしまいます。
こういうとき、僧侶の方はどのように自己否定感と向き合っているのでしょうか。
特に、自分が手放したいけど手放せない煩悩は「怒り」です。母と姉への強い怒りがあり、それを隠そうと思っても、顔を見た瞬間に怒りと憎しみの気持ちがムクムク溢れてきて、止まらなくなります。
母と姉を「許す」ための取り組みも試みましたが、未熟な私にはまだ無理のようです。
煩悩（強い怒り）に勝ち平穏に生きるために、僧侶の方がされていること、また仏教的にしたらよい取り組みがあればご教示いただきたく、よろしくお願いいたします。
（ちなみに先程イライラして、ストレス発散のためにまたコンビニで無駄買いしてしまいました。自由と安寧にはほど遠いです…。）
お坊さんからの回答 1件
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仏様にお願いしましょう
拝読させて頂きました。
あなたは怒りの煩悩に流されてしまいなかなか平穏に生きることが難しいのですね、そして毎日悩んでおられるのですね。詳細なあなたのことやお気持ちはわからないですけれども、あなたのそのお悩みを心よりお察しします。
あなたがおっしゃる通りなかなか自分の感情を穏やかにコントロールすることは難しいですよね。ほんの些細なことであったとしても私達はあれこれと一喜一憂してしまいますし、嫌なことや辛い目にあわされたらば怒りや憎しみやうらみや殺意まで湧き上がってくるのですからね。そうすると理性は吹っ飛んでしまい感情の激情に任せて爆発してしまうこともあるのですからね。そして悪意や悪言や悪行を犯してしまうことになってしまいます。なかなかそれを抑え込むことは難しいのです。それが私達の心ですからね。
あなたがその様に怒りや憎しみの心が溢れてきたら仏様や神様やご先祖様に心の中で手を合わせて下さい、そしてあなたの気持ち思いつくままに仏様や神様やご先祖様に全て告白なさって下さい、あなたの心から全て出して仏様や神様やご先祖様に聞いて頂きましょう。仏様や神様やご先祖様はあなたの思い全てを優しく受け止めて下さいます。あなたの心に寄り添い受け入れて下さいます。怒りや憎しみやうらみや殺意も受け止めあなたの心を安らかに解放なさって下さいます。
いつでもどこでもどんな状況の中であったとしてもあなたは仏様や神様やご先祖様に守られているのですからね。
あなたがこれからの毎日を怒りや憎しみやうらみや殺意を手放していかれ心から穏やかに安心なさって生きることできます様に、皆様と一緒にお互いのことを思いやりながら幸せに生き抜いていかれます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
早速のご回答ありがとうございました。
＞＞それが私達の心ですからね。
そうなんですよね。きっと私だけではなく、だれもが持っている心のメカニズムなんですよね。ハッとさせられました。
私は怒りが強いほうですが、それでもこの心のメカニズムに屈することなく穏やかに生きたいと思います。今日も仏壇に合掌してお祈りしてきました。
これを習慣化できるよう努力していきます。
ありがとうございました。
