亡くなった義父に対する悔い
先日、義父が亡くなりました。約14年間認知症を13年間は在宅介護、のちに施設入所をし誤嚥性肺炎にて病院治療中に亡くなりました。在宅介護中はどんなに見守りをしていても夜中に窓を外し出て行き、近くの高速道路を何度も歩き警察保護をされたり、暴力行為、漏便行為など特に義母は疲弊していたと思います。私たち夫婦は医療と介護の仕事をしている為、どうにか在宅で福祉サービスを利用し私も仕事を退職して何が正しかったかはわかりませんが私たち家族なりに一生懸命介護をしていました。でも義母の持病が悪化して両方の介護は無理だとの夫の判断で施設入所となりました。1年は本当に穏やかに過ごしてくれていましたが、コロナ禍という事で1度も直接面会は叶わず夫婦で衣替えや日々の日用品を届けてスタッフの方々より、様子を伺ったり写真を拝見したりの1年でした。そんな中、誤嚥性肺炎で入院。2ヶ月の入院でしたがもちろん面会もできず、亡くなってからの霊安室での面会となりました。私たちの家で在宅で看取りをしようと夫と相談をし、準備を早急にしていた矢先の亡くなったとの連絡でした。
6ヶ月前に夫の祖母も施設で亡くなり、コロナ禍で1人で逝かせてしまい、3年前に私の祖父もコロナ禍ではありませんでしたが、病気治療中の夜中に急変して1人で息を引き取り間に合いませんでした。みんな、仕方ない事、頑張ったよと労ってくれますがいまだに1人で逝かせてしまったものが心のどこかにひっかかっています。夫には県外に住む2人の弟家族がいます。義理の弟たちは義父に対する温度差があったとは思いますが、やはり父親ですので、弟と義父の為にも触れ合ってお別れさせてあげたかったからです。その時は1人でどうしても逝かせたくなかったんです。きっと、私の後悔というか償いというかを置き換えていたのかもしれません。
そういうふうに義父が亡くなり、後悔があるくせに心の隅で「ようやく大変な介護が終わった」とほっとしている自分がいて情けなくなります。夫や義母などにはそんな事口が裂けても言えません。もちろん、夫や義母は私に対して感謝もしてくれています。義父に対して心穏やかにありがとうと手を合わせる日がくるのでしょうか?
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あなたの思いを伝えて下さいね
拝読させて頂きました。
お父様が自宅ではなくコロナ禍の中で施設でお亡くなりになられて逝かせてしまったことをあなたはとても悔やんでおられるのですね。またお祖母様やお祖父様も独りで逝かせてしまい心残りがあるのですね。そんな中でもホッとしている自分がいることを悩んでいるのですね。
あなたや皆様の詳細な状況や経緯やお気持ちはわからないですけれども、あなたのその辛いお気持ちを心よりお察しします。
お父様お祖母様お祖父様が心から安らかになります様にと心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌
お父様お祖母様お祖父様は仏様や神様に導かれ、先に往かれた親しい方々やご先祖様方が優しく寄り添いお迎えなさって下さいます。仏様や神様のもとにて一切の迷いや痛みや苦しみからも救われて何の憂いも無くなり、ご先祖様方と一緒に清らかに円満にご成仏なさっていかれます。
お父様お祖母様お祖父様は仏様や神様のもとで穏やかに安らかにあなたや皆様のことをいつでも優しくお見守りなさっていて下さいます。
あなたのその悔しい思いや悲しみややるせなさや辛い思いは消えないでしょう。どうかお父様お祖母様お祖父様に心から手を合わせて安らかになります様にと心を込めてお祈りなさって下さい。そしてあなたのその思いをありのままお父様お祖母様お祖父様、そして仏様神様やご先祖様方に告白なさって下さい。あなたの心の中に溢れ出てくる思いを素直におっしゃって下さい。
あなたのその思いをお父様もお祖母様もお祖父様、仏様や神様やご先祖様はありのまま全て優しく受け止めて下さいます。あなたの心に寄り添い慰めて下さいます、あなたをお許し下さいます。
あなたや皆様とお父様やお祖母様やお祖父様やご先祖様とのご縁はこれからも深くなっていくのです。
お父様もお祖母様もお祖父様も与えられた命を皆様と一緒に幸せに生き抜いていかれたのです。きっとあなたや皆様に心から感謝なさっておられるでしょう。
いつの日かあなたや皆様が天寿を全うなさる時に仏様や神様がお導き下さり、お父様お祖母様お祖父様がご先祖様を連れて温かくお迎えなさって下さいます。そして喜び合い分かち合いながら安らかにご成仏なさいます。
あなたや皆様がこれからお父様お祖母様お祖父様とのご縁を大切になさり皆様仲良く心から幸せに生き抜いていかれます様に切お父様お祖母様お祖父様に祈ってます。
質問者からのお礼
ありがとうございます。時間をかけて気持ちとお礼を伝えたいと思います。心穏やかに過ごせるよう努めます。