新興宗教信者の祖母の葬儀に行くべきか
誰にも相談できず、こちらに書かせていただきます。
数年前、父方の祖母と父親が新興宗教に入っていることが判明しました。
祖母はもともとなんとなくそんな感じはしていましたが、父親は宗教に入ってないと聞かされていたため、分かった時非常にショックを受けました。その時のショック、仲の良かった家族がバラバラになる悲しさが時々トラウマのように戻ってきて涙が止まらなくなります。
父親が宗教に入るきっかけを作ったのは祖母であり、そんな祖母を憎み、ほぼ絶縁状態でした。
このたびその祖母が亡くなり、葬儀をすることになりました。
しかしながら、葬儀を行う方(通常であればお坊さんですかね。)はその新興宗教から来るそうです。
私は生まれてこの方新興宗教やカルトには手を出すなと母親から言われてきたこと、また前述した数年前の記憶からその宗教に対して憎悪があります。
絶縁状態の祖母でもさすがに葬儀は行こうと思っていましたが、そんな宗教から人が来るなら話が違うと思ってしまいます。
私はどうしたら良いのでしょうか。
葬儀に行くことを悩んでいるような自分にも辛くなります。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ご先祖がある故にあなたが居ます
ご相談読ませていただきました。お話しは良くわかります。しかし、信教の自由は憲法でも保証されています。お祖母様が何を信じていてもそれはあなたには関係ないことだと思います。
そして、大切なことはお祖母様がいらっしゃらなければあなたはこの世にいのちを頂くことはなかったのです。
葬儀は亡き人にお会いしてさまざまな想いを伝える最期の時間です。宗教の違いはあっても亡き人を弔う意味に差異はありません。あなたがその新興宗教に帰依する訳ではありせんから、あなたはあなたの素直な想いでお祖母様を弔うことが大切です。
もしもあなたが新興宗教を理由にお祖母様のお葬式に行かなければ、きっとあなたは後悔すると思いますよ。
あなたは、あなたの気持ちでお祖母様を弔えばよいと思います。