いじめをしていた過去について
昨年は、暖かなお返事をいただいて本当にありがとうございました。
今回の相談も過去に関することになります。
私は過去、いじめをしていました。はっきりと「いじめであった」と認識したのはここ数日のことで、それまでは「人を傷つけてしまった、ここからは傷つけずに生きよう」程度に考えていた自分が何て愚かだったのだろうと思います。
自分はいじめの加害者だと理解し、調べていく中で本当にたくさんの苦しみ憎しみの声に出会って、なんてことをしてしまったのだろうと、本当に今更ながら後悔と申し訳無さの念にかられています。いじめという行為は、被害者を一生苦しめ、恨みという辛い感情を持たせてしまうものであると、その恐ろしさをようやく知りました。本当に遅すぎました。
私は大切な一人の人生を、奪ってしまったのかもしれない。大切な学生時代とこれからの人生を壊してしまった、その方とご家族の方々のこれからの人生にトラウマを植え付けてしまったと、本当に後悔しかありません。
被害者の方に一生の傷をつけてしまったのだから、私も一生をかけて後悔し反省していきます。
また、謝罪を行おうかも大変悩みましたが、「過去の記憶がフラッシュバックする」「顔も見たくない、人生に関わらないでほしい」との声があり、現時点ではこの念は自分の中にしまっておこうと思っています。
今感じているこの自責の念による苦しみは全て自業自得であり当然のもので、逃れるべきものではないと理解しています。また私のこの辛さに比べて、被害者の方の苦悩はどんなに想像してもしきれないほどに辛いものであっただろうかと思います。私がどんなに想像しても、辛さを最大限に身に感じることができないということも、本当に申し訳なく思います。本当に取り返しのつかないことをしてしまいました。
本当に正直に申せば、この自責の念がどうしようもなく辛く、何も手につきません。母親に打ち明け楽になりたいともおもってしまいますが、母親をこんな苦悩に巻き込むべきではないと、狭間で葛藤しています。
私はこれから一生をかけて反省し、後悔し続けていくことしかできません。言葉ではわかっていても、この償いの道を歩いていく勇気がまだ持てていないと感じます。どうか、これからを生きる上での助言をいただければ幸いです。
これを読んで辛くなってしまった方がいらっしゃりましたら本当に申し訳ありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心から反省し懺悔し謝罪しましょう
拝読させて頂きました。
あなたが今までなさってきたことを人を傷つけてしたことを心から悔やみ反省なさってご自分を責めておられることを読ませて頂きました。そして傷つけてしまった方々に申し訳ないと心から思い、二度とその様なあやまちを犯さない様にと思っておられることを読ませて頂きました。詳細な今までのことやあなたの思いはわからないですが、あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
あなたのその思いをここでも私達におっしゃって下さい。そして仏様や神様やあなたのご先祖様にありのまま告白なさり心から反省し心から懺悔なさって下さい。そして心の中でもあなたが傷つけてしまった方々に心から謝りましょう。お会いすること難しいでしょうから心の中で謝罪なさって下さい。そしてこれから二度と同じ様なあやまちや間違いや罪を犯さぬ様に仏様や神様やご先祖様に日々お誓いなさって下さい。
あなたのその祈りや願いや誓いを仏様や神様やご先祖様は全て受けとめて下さいます。あなたに寄り添って支えて下さいます、あなたをお許しなさって下さいます。そしていつかあなたが傷つけてしまった方へあなたの思いは届いていくでしょうからね。
仏様や神様やご先祖様はあなたを悪しき道から救い出し善い道へとお導きなさって下さいます。あなたはその様に人としてこれからも成長なさっていくことができるのです。どうか安心なさって下さい、あなたの生きる道はこれからも開かれていくのです。
あなたが今までのことを心から反省し謝罪なさり、悪しき考えや言葉や行いをなさらずに善き考えや言葉や行いを進んでなさっていかれ、人とのご縁を大切になさりながら健やかにご成長なさっていかれます様に、大切な方と一緒にお互いを心から尊重し思いやりながら幸せに生き抜いていかれます様に切に仏様や神様やご先祖様に祈っています。そしてあなたを心より応援しています。
あなたの思いをまたお聞かせ下さいね、あなたを心よりお待ちしております。至心合掌
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様
前回に引き続き、御回答ありがとうございました。いただいた御回答を何度も読み返し、仏様、神様、ご先祖様を心の拠り所とさせていただきながら一生罪を背負っていきます。また、例え私がどれ程心の中で懴悔し謝罪をしたとしても、傷つけてしまった心が元通りになることはないということも深く理解し、自分の犯した罪の重さと被害者の方の苦しみを想いながら生きていきます。
そして、何故行為を行ってしまったのかや、その時の自分の心境や状況など自分の罪と向き合いながら、生きていく上で未来に善いものを少しでも遺していけるよう、努めてまいります。
改めて御回答本当にありがとうございました。