無償の愛が持てない
3人の息子がいます。
私自身、両親には感謝していますが、いわゆる毒親的な部分もありました。今まで子育てしている間も母親のようにはならまいと、自分とは違う幼少期を子供には過ごして欲しく、あまり勉強のことは言わずに来ました。
結果、長男は高校中退、三男は知的障害あり、学校では問題児になってしまいました。
長男には、学校や心療内科の面談で、母親(私)がウザいとはっきり言われ、心が折れました。自転車で事故を起こした時には、心配して、現場に駆けつけた私に「父さんに来てほしかった」と言われ、とても悲しくなりました。
旦那は、私のフォローをしてくれることはありません。ただ、子供たちにはとてもいい父親で、よく一緒に遊んでいます。
旦那が子供たちに怒った所はあまり見たことがありません。役割分担みたいなものですが、私ばっかりが、嫌なことを言う係です。
どこのお母様たちも同じだと思いますが、つくづく母親はつまらないと感じてしまいます。
家に味方がおらず、私なりの愛情が伝わらなかったんだと、自分を責めてばかりで、苦しいです。
無償の愛情…どう心がけたら、良いのでしょうか?
自己肯定感が低く、人との関係を続けられない
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
責めるよりねぎらう、
ご質問拝見しました。
私は母親ではありませんが、似た思いを感じた時期、ありましたよ。
いや、今もそう思うことありますよ。
ここハスノハみたいに率直なお礼コメントをみんながくれる訳じゃないです。
でも私は自分を責める時期を過ぎました。
嫌われ役だけすることは疲れて、ちょっと自分が出していた言葉を思い出してみたところ、僕が発した言葉は、あれこれ指示的な言葉が多かったです。
これって、毒親の言ってた言葉だ!
そんな風にはなりたくない。
と、思いました。
毒親は勘弁。。
自分を責めて、相手も責めて、生き辛い。
ってのはもう卒業!
そう思って、、
自分がホントは誰かから、掛けてもらいたかった言葉を口にするようにしました。
ありがとう、よかった、助かったー、大丈夫、損失回収には時間がかかって当たり前、とりあえずやったら、あなたが嫌いで言ってることじゃないし、見てる人は見てるから、いまは誰も気づかないけど後で経験は生きるから。
など、、、
私は自分がかけてもらいたい言葉を自分で発するようにしました。
誰かに認めてもらうことを手放して、小さい時に満たされたかった言葉を自身で埋めるようにしました。
責めるより、労いましょう。
まずは自分が自分の応援者でいた方が、楽ですよ。
毒親の呪いは卒業しましょう。
心温まることをこころがけて
RIN 様 相談ありがとうございます。
子育てに教科書はないですから、多くの親が悩みます。特に自分の親の影響は大きくて、絶対マネはしないと思っていても、自分の経験から選び取って子育てをしてしまいます。態度や顔色、言葉のトーンなど、自分が育てられたように𠮟りつけたりします。
でも、これはあなたが悪いのではありません。誰に教わるということがないものですからどうしても出てしまうものです。
でも、あなたは変わりたいと思っているし、もっとお子様に愛情や優しさや思いやりを伝えたいと思っていると思います。
今からでも遅くありません。
心が折れた経験があっていいじゃないですか、心がけていれば出来るようになります。
あなた自身が、思いやりや優しさや寛容さを受けて、心の温かさを感じた時、その時の感覚を思い出してみましょう。そしてその心の温かさや、感覚を使って、子どもと接するときの態度や言葉がけをしていきましょう。
最初は慣れないかもしれません。子供がつけあがるかもしれません。でもあなた自身が勇気と強さ、忍耐をもって、優しさ愛情で心温まる方法で接すると決めて、お子様たちを信頼し相対するようになれば、優しさが伝わり、段々と心が解きほぐれていくと思います。
参考書を上げておきますので読んでみて実践してみてください。
ダニエル・j・シーゲル:ティナ・ペイン・ブライソン著
『生き抜く力をはぐくむ愛着の子育て』(大和書房)
お子様たちは、学校の等、家の外でエネルギーを放出します。家は心の休まるエネルギーを溜めるところだと思って、充分に見守ってあげてください。
三人もいらして、家事で手がかかるかもしれませんが、心が温かくなることを心がけてください。
一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。これからも遠慮せずにご相談くださいね。ご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
申し訳ありません…
こんなに親身になってくださっているのに、お礼コメントを失念してしまいました。
ありがとうございます。身に沁みました。