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孤独から脱することはできるでしょうか

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33歳の時に離婚しました。私達には子供がいませんでしたし、仕事も続けていたのでひどくもめることはありませんでした。その後、資格をとって独立開業し20年、仕事ではそれなりに充足してやってきたと思います。

再婚する機会もあったし、自分では努力もしたのですが、独身のまま過ごしてしまいました。マンションも買ったし、一人でいることを寂しいとも思いません。打ち込める趣味もありますし、自営業は定年もないので顧客にニーズがある限り仕事も続けられるでしょう。
しかし、これでいいのでしょうか?

気持を打ち明けられるような、相手がいたらいいのにな、と思います。今更、ムシのいい話でしょうか。

社会的にはきちんと義務を果たして、他人に迷惑を掛けずに生きてきたつもりですが、人間として何が欠けていたのだろうかと考えています。どうしたら他人と心から打ち解けることができますか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分の殻に閉じこもっていませんか!

こんにちは。見当違いでしたらお許しください。長い間一人で頑張って来られて、いつの間にか他人に心を許すという事をお忘れではないでしょうか?いつの間にか自分の殻に気づかないうちに閉じこもっては居りませんか?商売をしておられるので、友達や顔見知りの方が沢山おられると思います。趣味の仲間もそうだと思います。自分が心を他人にさらす事をお忘れではないでしょうか!。自分に問うてみてください!失礼いたしました。

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青年の自立支援(生活改善・病後の静養・引きこもり等)
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質問者からのお礼

萩原 様
お答えをいただきましてありがとうございました。
ご相談を投稿したことで、自分の気持ちと向き合うことができました。日々忙しく過ごしていると文字通り心を置き去りにして、表面的に対処していくだけになっておりました。自らを省みるいい機会をいただきました。

また、他の方のご相談をお読みして、多くの人が悩みを抱えて生きているということを知り、自分の些細な感傷が恥ずかしく思えます。私は、今できることを誠意をもって続けていくことが最善だと思いました。

他の方のご相談に対しての回答を拝読させていただいて、気づかされることがたくさんありました。普段、僧侶の方のお話を聴く機会は、葬儀に参列した時しかありません。残念なことです。もっと、気軽に法話を伺う機会があればいいのにと思います。

ご多忙のところ、丁寧にご回答を賜りましたことを厚くお礼申し上げます。これからも是非お続けになってください。そのお言葉で救われる人がたくさんおられることと思います。

「孤独と向き合う」問答一覧

孤独の力に負けてしまいます

何度かご相談させていただいております。寂しさ、孤独については3回目くらいのご相談になります。 私は孤独を感じるとネガティブスイッチがオンになり、自分が可哀想な理由を思い出の中から引っ張ってきたり(過去に傷ついた出来事など)、涙が止まらなくなったりして、目の前の事に集中できなくなります。幸い、誰にも迷惑かけない程度に自分の心の中にネガティブは収まっているのですが、自分にとって大変迷惑で、今年はこうなってしまう自分を卒業したいです。 現在、恋人はおらず、友達はいますが、この状態になった時にすぐ電話をかけられる人はいません。友達はみんな違う街に住んでいるので、なかなか会えません。時々電話はします。できれば、自分で自分の感情を落ち着かせたいです。 また、今どうしても頑張らないと行けないことがあるので、地元のコミュニティに参加するなど余裕はありません。もちろん、余裕ができたら参加していきたいとは思っています。 前より自分を客観視できるようになって、ネガティブスイッチが入った時、このまま行くと自分を可哀想だと思い始めて、記憶を漁り出すな、と認識できるようになりました。ここまではうまく行っているのですが、寂しい気持ちを処理できずにどんよりして、集中力が落ちたり、眠れなくなったりします。眠れない時は次の日にも響いて、ネガティブを持ち越すこともあります。 寂しい気持ちはどこにやってあげたらいいでしょうか。ネガティブな感情との向き合い方のヒントをいただけると幸いです。宜しくお願いします。

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将来親が死ぬことと自分が孤独になること

中年ですが親の死が怖くてたまりません。 先日祖母を亡くして以来恐怖が強くなり、夜眠れず、朝から突然涙が溢れます。 私はひとりっ子で同居しています。 日頃から絆を感じる友達はおらず、新しい仲間を作りたいと思い行動してもうまくいかず、一人きりです。 親とは他の仲の良い家庭と違って行動は昔から常に別々ですが、今思うと私の人生は親が全てだったと感じます。 本当に何もかもお世話になっていて、たくさん反発しましたが精神的にも常に助けられて来ました。 そのことに気づかないくらい当たり前になっていて、それくらい当たり前のように救われて来ました。 こう書いていてまた涙が溢れます。 若い頃に社会不適応と診断されたことのある自分は職場でも孤立しているため、一般的な大人のようにフルタイムで働くことがとても厳しいです。 でもなんとか自分のものになるようにと、今の職場で新しい勉強に取り組んでいる最中ですが、なぜか身が入らず、メンタル的にも不安定で、将来が怖くて怖くて仕方ありません。 今親は健康で、家事は家族全員で分担し、うまくやっています。 でも当然ですがこの日常はいつか終わります。 だれもが通る道だしそれが世の常だ。って分かっていても、どうしようもなく怖くて、毎日が本当に本当につらいです。 恐怖が心から消える瞬間がほとんどありません。 どうすれば、今目の前なことに集中して、心を穏やかにできるでしょうか。 また、こんな自分が今後孤立して孤独にならない方法はないでしょうか。

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なぜかいつも一人

子供の頃からふとはぐれてしまったり、輪に入れずに一人になってしまうことが多く、ここのところはやっぱり週末も誰かと過ごすというよりは一人で出かけたりということばかり。 誰かとつるむことがそれだけで良いことかといえばそうではないだろうし一人でいる時にはないトラブルや悩みもあろうかとは思います。 他人で自分の穴を埋めようとしてはいけないとは思います。 外国人の友達はよくできていた頃があって、それでも彼らは帰国して物理的距離に反して会いに行けば大丈夫なのですが親兄弟には言われぬ日々の暮らしでの喜び悲しみを共有する相手がいなくて、それは少しつらいです。同時に、一人いればそれはふと虚しさに襲われて、一人でいない時もやっぱり虚しさに襲われて、でも何かを誤魔化す、紛らわすツールとして誰かと一緒にいたいというわけではないとは思ってます。 虚しさ、これが人をして私から遠ざける何かなのかもしれないです。 飲み屋だスナックに行って人恋しさを紛らしている自分がなにを求めているのかもわからないです。コロナ禍の時に父親が極度の警戒心から出歩かないでくれと言っていた時期には達観した気になって私なら孤独感に苛まれまいと平気を貫いてきたかにみえたのですがつらいのは果たして孤独感なのか、自分の声が誰にも届くことない感覚、あ、それも孤独感なのか。 これとても数十年したらみんないないんだろうなとかやっぱり独りになるんじゃなかろうかと、要らぬ心配なのでしょうがまた虚しくなり。 結局は他人は変えられないし自分だって思うようには操縦できないし、世界は自分のためにあるわけではないし思い通りにいかなさを納得するとか泣き出したいこんな気持ちを飼い慣らすかする術をどうにか身につけたいです。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ