危機感が足りない?それとも?
いつもお世話になっております。
私は危機感が足りないのでしょうか。
現在、私はフルリモートで仕事をしております。
業界的には資格を取り続け継続的にスキルを身につけるべきとされていますが、今の現場はその必要性が薄く、そのせいか怠惰な勤務態度になっていると実感しております。
さりとて、以前配属していた現場で過酷な経験したので、スキルアップのためにと言われても、また辛い環境に身を置かれ得るのは避けたいのが正直なところです。
素直に担当者に打ち明けて相談するのが良いのかもですが、怠け者の評価をされるのはリスクを感じています。(ちなみに仕事は一応こなしているつもりです。)
また、人間関係についても同様に危機感が足りないと感じています。
例えば、旧友と趣味が分かり合えないのでなかなか再会するモチベが湧きません。
向こうがこちらの趣味や考えに向き合ってくれる気があまり感じられないからです。
そのため私も話に付いていくメリットを感じられなくなりました。共感するのに疲れたのです。
ですが、友人関係は数える程度しかありません。このままフェードアウトすると本当に孤独になりかねず、将来孤独死を免れないかもしれませんので、一応踏みとどまっております。
加えて恋人もいません。いない事にあまり劣等感を感じていませんが、一方で伴侶や恋人がいない男は劣った男と看做されると聞いてもいます。
これらの恐れや悩みを抱いているのに、人間関係を広げようとあまり考えていないのです。
人と話すのにあまり抵抗感はありませんが、それ以上に関係性に自分が飽きてしまうことを恐れているのかもしれません。
まとめますと、以下3点になります。
・業務スキルを上げるべきなのに、上げる気力が湧かないし湧く必要性を感じないし感じたくない
・人間関係を広げることに恐れや怠惰を感じている
・将来不安を適度に感じるべきだが、感じられない
少し散漫な文になってしまいましたが、相談にのって頂けると幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大丈夫
安心してください。
誰だって自分ごとにならなければ、なかなか危機感なんて生まれません。
危機感を先に抱いて何も起こらないことを、中国の故事から“杞憂”と言います。
危機感を先に抱いて先に有効な行動できることを“先見の明”と言います。
つまり、大事なのは危機感の有無ではなく、正確な未来予想図です。
医者に酒を止められてから『健康に気を付けよう』という高齢者
結婚して『家族を食わせるために収入上げなきゃ』という危機感を持つ男性
30超えて『子供産むために結婚しなきゃ』と危機感を持つ女性
就活に入ってから『何がしたいんだろう』と考える学生
実はあなたは
『“危機感がないこと”を日々の怠惰への言い訳に使っている』だけです。
でも、それが問題だとも思いません。
危機感を持っていたって、有効な行動が出来なければただの焦り。
仕事は必要な収入が得られているのだからそれでよいでしょう
楽しくない友人と一緒にいても孤独は癒えないのでそれもよし
今健康で仕事も出来てるなら過度に将来に不安を感じないのは当然でしょう
だから、いいんです。
それで。
危機感なんてモチベーションの一種類にしかすぎないんですから。
質問者からのお礼
けいじょう様
お返事ありがとうございます。
「危機感の有無ではなく、有効な行動と未来予想図こそが大事である」という旨のお言葉に感心させられました。確かに気持ちばかり焦っていても実になりませんね。
自分の人生に当事者意識を持って正確な危機感を持ちたいです。
そのためにも、自分がどう在りたいのかを見極めるのも大事な事かもしれないと思いました。その見極めや将来予想が難題でもありますが…