無責任な家族への怒りが抑えられません
代々の家業がある家の長男です。
姉が1人いますが祖父の方針で私が後継ぎとして育てられました。
跡継ぎは嫌ではありませんでした。家業を継ぐ事で家族を安心させる事ができて、儲かる仕事ではありませんが地域では大切に思ってくださる方もいて、悪くないと思っていました。問題は私の結婚についてです。
実家の伝統で結婚式は実家でするのですが、その結婚式について妻や相手の家族を蔑ろにして準備を勝手に進めようとしたり、私達が計画していた結婚生活について「家業への責任が感じられない」と、私達の話を聞くまでもなく頭ごなしに批判される事が続きました。
両親と何度も話し合い「もう少し他人の気持ちに配慮した接し方ができないのか」と訴えました。その度に両親は納得したのか分からない様子で「お前達の好きにしたら良い」という回答をするばかりでした。
しかし何度話しても根本的な態度は変わらず「このままでは後を継げないから話し合いたい」と掛け合い続けたのですが、両親から「お前達が怖い。うちのやり方が嫌なら後継ぎを辞めたら良い」と拒絶されました。
結婚して実家を出た姉にこの件を相談したら「うちでは結婚式や生活に親に口を出されるのは当然だ」と私達を𠮟りつけてきました。そこで詳しい事情を説明した上で「貴方だったら許せるのか」と姉に聞くと「私は後継ぎじゃないから関係ない」と切り捨て、両親と同様に「嫌なら後継ぎを辞めたら良い」と言いました。しかしその場合、家業はどうするのか聞いても、誰も言及せず、はぐらかすのです。
そして両親も姉も実家のやり方が受け入れられないのであれば、もうどうしようもないので話し合いたくないという事でした。
私が話し合おうとしてきたのは、私が辞めたら他に家業を継ぐ者がおらず、姉家族が責任を負う立場にもなりうる。しかし私達も納得できないまま継ぐ事はできない。だから話し合おうとしてきました。それなのに現在の責任者である両親と自分と同等に責任のある姉が私に「辞めて良い」というのは、無責任としか感じませんでした。
今は話し合いは諦め、跡継ぎも辞めて家族と関わりを断ちましたが、実家に貢献しようとしたのに逆に新婚生活を滅茶苦茶にされた妻の怒りと、家業を継ぐ為の人生選択が全て無駄になった私の怒りが収まらず夫婦で苦しんでいます。
気持ちに整理を付ける方法が分からず、ご意見をいただけたらと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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Pさん、はじめまして。
よろしくお願いいたします。
代々続く家業は本当に難しいですよね。
お寺も似ているから何となく分かります。
一つ気になったのはお前たちが怖い、と言われた言葉です。
ご両親は一体、Pさん夫婦の何を恐れているんでしょうね?
何れにしましても、話し合いにならなくてはぐらかされるのは、嫌な気分になりますよね。
怒りの持って行き方ですよね…。
どうなったらPさんの気持ちがスッキリするか。
推測にしかなりませんが、ご両親はまだまだ本当は現役で居たかったとかないですか?
形的に譲りながら、
「私たちはまだまだ両親のようには及びませんので、助言してください」と敬って頼って立てて欲しかったとか?
だけど、実際には老いもあり、Pさん達には敵わないと認めざるを得ないところもある。
世間からも取り残されて、何代目と比較されるのが面白くない。想定外ばかりでこのままでは地位も権力も奪われて、思い通りにならない。だったら逃げるしかないと決めたのかなぁ?なんて思いました。
推測ですよ。
少し高い所から家業全体を見下ろしてみてください。
バレーボールのコートだとしたら、それぞれがどんなプレーをされていますか?
ご両親は何が怖いのでしょうか?
怒りをそのままぶつけたらどうなりますか?
奥様としっかり語り合ってみてはいかがでしょうか?
また何か困ったことがありましたら、いつでもご相談くださいね!
質問者からのお礼
薫衣きみこ様
ご意見ありがとうございます。
両親の怖いという発言に着目していただきましたが、私達もその点をずっと考えていまして、両親は変化せず祖父のやり方を踏襲してこれまでやってきたので、家業の為に真剣に考えて変化をしようとした私達の考えは異質で、理解が追い付かないものだったのだろうと思っています。
しかし私達が真剣だった事を知った後も、歳のせいなのか頑なになって自分達の態度が失礼だった事を認められないようなのです。
薫衣様のおっしゃる通り今の感情まま対峙し続けても良くない方にしか進まないのですよね。
わかってはいたのですが、このままでは家業はどうなるのか...という心配から早く話し合わなければとどうしても思ってしまい揉め続けました。
今は後継ぎも辞して実家とも距離を置いたものの、これで良かったのかと悩む日々でしたが、あの状態では何度話しても解決には至らなかったであろうと思うと少しだけ自分の選択は仕方なかったのだと気持ちを落ち着ける事ができます。
また何かございましたらご意見を頂戴できましたら幸いです。
ありがとうございました。