父への思い
毎回申し訳ありません。日々葛藤です。
弟が亡くなり、その後すぐに疎遠の父も他界し、人の死に一度も触れたことのなかった私は1年に二度も肉親との別れを体験しました。
弟は急死だったので、気持ちの整理をする前に目の前にしなければならないことや母を支えることなどで目まぐるしい日々が私を慰めてくれた気がします。
問題は疎遠の父への感情です。
亡くなったにもかかわらず、生前の彼の振る舞いが忘れられず、今でも私を苦しめます。もうなくなったのだから、いいじゃないの。。。許してやりなさいよという気持ちとは裏腹に、憎しみのほうが上回ってしまいます。
そんな時、弟だったらどう思うかな、私とは違って弟は優しいひとだからそんな気持ちはわかないんだろうな。。。。とか、いろいろな気持ちが混ざります。
父への感謝は、弟の死に対しての手続きを迅速にしてくれたこと。
そこは本当に感謝をしています。それなのに、憎しみの気持ちも沸いてしまう私の矛盾。
この気持ちの持っていき場がありません。
母と父はすでに他人。私のこの気持ちを話したところで温度差もあり、もう話すことはできません。
憎しみの気持ちはいつかは浄化するのでしょうか。
私の試練なのでしょうか?
どうすればこの気持ちをやわげることができるのでしょうか。
自分もつらいし、娘に嫌われている父も少し気の毒になってしまう矛盾する自分の気持ちの持って行き場をアドバイスしていただけますでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
こちらの場所があって本当に救われております。
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感情を吐き出す方がいい
camellia 様 相談ありがとうございます。
お父様に対するいろんな感情が出てきて混乱している感じですね。
憎しみの気持ちも今は持っていてもいいし、許せる部分は許してもいい。
感謝の事を伝えてもいいし、辛い気持ちをぶつけてもいい。
というような、お父様への感情をすべて吐き出す方が
楽になっていくと思います。
遺影とか、何か思い出のものとか、無ければ何かをお父さまの代わりに見たてて
言いたいことを言って、感情をぶつけてみましょう。
なんなら、椅子をふたつ用意して、一方に自分の椅子、もう一方にお父様の椅子として、まず自分の椅子に座って、お父様の椅子に向かって気持ちを吐き出してみましょう。散々いろんな気持ちを吐きだして、深呼吸をして気持ちを切り替えてから
今度はお父様の椅子に座ってみましょう。先ほどのあなたの吐き出した気持ちを受け止めたお父様は、何と言いそうですか?どんな気持ちどんな感情が湧いてくるのかしばらく待ってみましょう。そして出てくる感情を、善悪や評価をせず、ただ出てきた感情を今度は、あなたの椅子方へ投げかけてみましょう。出てくる感情が終わったら、再度あなたは、自分の椅子に座り、先ほどお父様の椅子に座っていた時に出てきた感情、気持ちを、受け取れそうなら受け取って、その時のその場面を終えていきましょう。
自分の気持ち感情を抑え込むより、しっかりと吐き出すことは大切です。椅子を使ってイメージで吐き出し、心が落ち着きを取り戻したとき、混乱したような自分の感情が整理できたような気持ちになると、私は思います。
参考にしてください。
もし、椅子を使うのがわからないとか難しいようであれば、ネットでサポートしますので、どうぞ遠慮なくご相談ください。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。上手く椅子が使えたようでよかったです。また困った時にはどうぞ遠慮なくご連絡ください。寄り添えるようにして期待と思います。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
この度は早速私の迷いについてお答えいただきありがとうございます。
椅子を使ったセルフカウンセリング早速やってみました。
私の感じ方ですが、おそらく父は私が憎しみをぶつけても、冷たくあしらっても全部許してくれる気がします。もう父はなくなっているのだから、安らかに眠らせてあげたい、今はそんな気持ちです。
また気分が変わって憎しみが湧き出そうになったら自分の心を静めるようにセルフカウンセリングをしてみます。
素晴らしいヒントをありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。